「私達が絵本に託すこと」…子どもを戦場におくることではないです

 前エントリーで、「(娘さんが)大きくなるにつれて、なんでこの絵本がよいのかわかんないって言ってましたっけ。」ってコメントを頂いて思い出しましたが、ワタシにしても子どもの頃には好きな絵本があった気がします(笑)。もうそれがどんなタイトルの絵本かも忘れてしまいましたが、確かに幾度も開きボロボロになった絵本がありました。そして今やっぱりワタシの息子も何度も読んで欲しいとせがみ、自分でも幾度も開いていた絵本はボロボロになっています。ボロボロになった絵本ほど手放したくない本なのかもしれないのかな。
 そんなボロボロの絵本を思い出しながら、子どもにむけた絵本の作者は、どんな形であれ健やかに育って欲しいというメッセージを絵本に託している気がしています。ワタシ自身は既にそうした作家のメッセージそのものを純粋に受け止める感性を失ってしまったかもしれませんが、子どもの絵本に対する期待する目をみるとき、子どもならではの無垢で豊かな感受性と作家の絵本に託すメッセージを見ることはできます。そうした意味で子どもに絵本を贈ったり、時に読み聞かせをする親や保育士も多いのではないのでしょうか。多くの大人が、子どもの豊かな感受性のさらなる広がりと健やかな生育を願っている、と信じています。
 ところがそんな親の思いを踏みにじり、ひとつの価値観を擦り込み、しかも子どもたちを戦争に送り込もうとしている国家が日本だとしたら親として許せますか? すくなくとも、いろいろな願いを込め親が子どもに読み聞かせる絵本は、お国のために戦争で死んでこい、とメッセージをおくるものではないはずです。もとよりそんな絵本など見た事がありません。むしろ、戦争や暴力ではなく、豊かな創造性や解り合う心、思いやりや助け合いをメッセージに込めている絵本は多いはずです。そしてワタシたち親は、子どもたちにそんな感性を望んでいるのではないのでしょうか?

 今、日本の政府は国家に忠誠を誓うための一元的な政策を強引にうちたてています。「国民投票法案」もそのひとつで、日本国憲法、特に第九条を変えるものにほかなりません。世間では国民投票法案自体は憲法を変えることの是非を問う法案と嘘ぶく者もいますが、どうして憲法を変えたい政府与党が「非」を考慮して法案を作るでしょうか。前首相の遺産による「数」でなし崩しに「国民投票法案」の成立を許せば、憲法(特に九条)は無理矢理、変えられるでしょう。
 憲法九条が変えられ、世界平和貢献などとは名ばかりの海外派兵に足かせがなくなると……、
 アメリカの侵略戦争に手を貸して、子どもたちを戦争に向かわせる準備をするのでしょうか?
 御手洗などの経済界の要請にしたがい、Canonなどの 海外経済侵略の前線である工場の「防衛」をさせるため、子どもを洗脳し派兵さえるのでしょうか?
 国のためとは名ばかりのアメリカや経済界のために命を捨てることも厭わない子どもをつくられるよう、 三浦朱門などがいうように「実直な精神」だけを植え付けられるのでしょうか?

 いったい私たちは、

   子どもがアメリカや経済界の

      侵略者の手先となり戦場で殺されても、

         よくぞ、お国のために死んでくれた!!

             と、言う親になれるのでしょうか。


 どこか他所の子どもの話ではありません。
 あなたが、「子どもたちを侵略者の手先として戦場へ送り込む側」でなければ、まさに、絵本を読み聞かせ、豊かで健やかな成長を願うワタシやあなたの子どもたちが犠牲になる話なのです。これは過去のことでも未来のことでもありません。今、こうした日本が本格的につくられようとしています。
 あなたは、親としてこんなことが許せますか。
 既に「教育基本法」は強引に変えられました。
 そして今また「国民投票法案」が強引に成立させられようとしてます。
 これは憲法九条を変えるものに他なりません。
 今、ワタシたち親ができることをやりませんか?




 以下「国民投票法案」や関連事項について書かれてます。

津久井進の弁護士ノート「国民投票法案が悪法であるワケ」

村野瀬玲奈の秘書課広報室「壊憲手続簡略化法(「国民投票法」自公案)について衆議院のサイトに意見を送りましょう」

「情報流通促進計画 by ヤメ記者弁護士」憲法改正国民投票法案は、手続法ではない!憲法改訂作業開始が義務づけられる改憲促進法だ!


村野瀬玲奈の秘書課広報室「壊憲手続簡略化法(いわゆる「国民投票法」自公案)への反対方法の提案まとめ」

うさぎの小部屋「国家指導者に翻弄されたあの時代を繰り返さないために」 

華氏451度「国民の大多数が「改憲」を望んでいるか?」

 
 

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