「学童保育は市場原理に添うか」…いじけながらも言わさせて貰います

 実はいま、ちょいといじけている。学童のことである。
 いじけている自分、ってのが如何にもガキだったり、進展性のない愚痴、もしくはコミュニケーション不足の誤解だったりするという認識はあるのでオノレの胸にしまっておけばいいうえに、学童を辞めた今いじける必要はまるでない、ことも解っている。
 いじけている原因など単純で、実は簡単に解決できるんだろうけど、解決することが面倒臭い上にいじけている自分が妙に面白く、面白がりながら書いてしまうのは性癖。
 へへん、オレ今こんなことでいじけてるんだぜ、バカだろ? といってバカを晒すのはピエロ系ブログの命綱。ピエロとしてはバカを笑ってくれれば幸せです。
 さて、学童をやめたといっても、まだ引き継ぎなんかでちょくちょく学童保育所と接触があるうえに、一市民として一親として、これから名古屋の学童がどうなっていくか気にかけている。と、いうことを「戯れ言」の読者なら解ってくれると深く信じているのだが、仮面をかぶったリアルの毒多は必ずしもそういう評価は受けていないことを最近知って愕然とした。トホホ。
 もっとも、学童関係でリアルのワタシの正体(毒多のほうが本音)を知っているのは、いじめっ子1号、2号、3号といじめっ子を含めた場末の飲み屋トモ数名、同じ保育園の同窓の役員で今だにアクセスしてくれる物好き、および学童関係を書き出してからの読者で無防備な毒多を特定した人ぐらいであり、ワタシが在籍した学童保育所の親には知られていない(と思う)。学童一元化関係の記事はワタシなりに力を入れて書いてきたのだが、運動的温度が低くかった当学童では、書くほど熱心に訴えていなかったうえに、運動系の空気は出さずに取り敢えず存続が至上命題だった、という事情がある。(学童の温度がまだそういう段階でなかった、例えると、これだけ無防備ですぐ特定できそうなブログなのに気づかない程度の低温度。他所の学童保育所のいじめっ子1号2号でさえ気づいたというのに……)。
 で、何を愕然としたかというと、ワタシがいた学童の今年度の役員さんに「毒多さん去年会長として何をしてたんですか(何もしなかったでしょ)?」と、言われてしまったのだ。ガクッ。あのさ、一昨年まで「学童の親だったらこうしなければならない、この伝統行事はやらなければならない、こう考えなければならない、運動として発展させるのは当然だ」って脅迫されて、ちゅうか頭ごなしに言われて、バタバタと人が辞めていくようなウザッタイ空気を一掃して親の負担を一気に減らしてやっただろうが!! 昨年空気を入れ替えてやったから、今年は和気あいあいと自発的に何かをやろうという空気が生まれてきたんじゃないか、それをなぁ、人に苦労も想像できんのか? 会長だった去年、ジリ貧の学童をどう立て直していこうかと、何度悪夢に魘されて目が覚めたか解ってるのかよ、、はあぁあ、……ガックシ、ふぅ脱力。もっと苦労を表面に出してアピールすればよかったかな。なんだかなぁ、と、わずかに残された気持ちも一気にしぼんで逝ったのだけど、ガックシはこれだけじゃなかったんだな。
 どうやらオイラは区連協でも嫌われている、らしい。区連協の方(世話役のお方)に「あの人(毒多)は区連協や市連協を嫌っている」と思われていたり「(区連協会議とかで)言うことが腑に落ちない(ムカつくことを言う)」とか言っている、と聞いて、またまた萎えていった。そら確かに区連協の会議には2回しかでてないのに言いたいことは言ったさ。でもさ、区連協や市連協のことを思って言ったのにさ。「嫌ってる」とか、「腑に落ちない」とか、なんでそういう話になるの?
 温厚なオイラもしまいにゃあ、グレるぞ。
 ていうか、こういう洞察力のなさが学童の嫌いなとこ。あ~あ。
 まあいいや。どうせこんなもんさ。
 えーい、嫌われっ子世に憚る、この際、言わないかんことは言い倒してやるぞ。
 言いたい事逝って、嫌われ者に徹してやるんだい。ふんだ、ふんだ。グスン。
 ってことで、ここからが本文です。


  「つながれ!名古屋の学童保育!」のすぺーすのいどさんの記事で知り考えてしまったこと。
 このたび名古屋の学童保育は、ちょっとした転換のチャンスを得た。得た? 得たかいな? 微妙である。でも、この際、無理矢理でもチャンスと結びつけよう。チャンスとは、河村たかし新市長の方針である。
 これまでの松原市政において「子どもの放課後プラン」は、引退校長の天下り先確保のため、理由も言わずに配下にある「スポーツ振興事業団」の管理運営と決めつけていたのだが、河村「新自由主義」市制に変わったことによって生まれた微妙なチャンスである。河村「新自由主義」市長は、子ども放課後プランの管理を民間に競わせて任せればいいと言った。

■以下中日新聞5/21より抜粋■

 河村市長は「学童保育の人たちが参画できるようにしないとフェアじゃない。地域の老人会でもいいし、塾が経営してもいい。競争性を持たせるのは当たり前」と語った。市長はマニフェストでも「競争を通じて適切な民間団体に委託する」としている。

■以上抜粋終わり■


 たしかに表向きの理由をなにもいわず、管理を「スポーツ振興事業団」に決めつけ黙りを決め込んでいた松原より与し易いかもしれない。
 ということで、名古屋市学童保育連絡協議会もNPO法人として競争に参入するようである。
 もちろん、市連協を嫌う事などまったくなく、むしろ応援している(笑)ワタシとしていは、名古屋の子どもの放課後も「市連協」の指揮のもと運営されればいいと思っている。もちろん今学童保育所に通う子どもだけでなく、放課後に公で育ち合う場所を必要としている全ての子ども、、親の就労に関係なく、健常児障害児に関係なく豊かに育む事が出来れば素晴らしいと思う。学童保育所として蓄積したノウハウをもち、子ども達の育ちに情熱をもつ市連協がベースになることの期待も持っている。
 よし、市長が変わり、一筋の光が見えた。管理運営法人の指名獲得を目指してガンバロー!! えいえい、おお~!! ………、ゴホン。

 と、ここで喋るのを辞めておけば、きっと区連協でも嫌われることも誤解されることもないんだろうなぁ。でもさ、やっぱ一言いいたいわけ。
 今回、河村は子ども放課後プランを「市場原理主義」の対象として、民間にまかせろって言ってるんだよな。保育園民営化問題でも散々いってきたけど、子どもが豊かに育つことや公で責任をもって保育していかなければならないことと「市場原理主義」はやっぱり相容れないと思うぞ。しかも市場原理主義の第一義が予算縮小ということにあり、暗に「子どもの放課後」も市民税10%減に協力しろ、って言ってる訳だ。
 もちろん市連協の役員の皆さんは解っていて苦渋の選択をしていると思うんだけど、NPO法人として指名獲得に名乗りを挙げるってのは、河村の「子どもの育ちや保育も市場原理にまかせる」ってとこに乗っかることになるのだ。これは諸手を挙げて、よっしゃ、頑張って行こう、って話ではない。どちらかというと、自己矛盾を背負いながら、それでもやっていかなければならない、という茨の道ではないか? ここをどれだけの人が解っているのだろう。
 保育の本質は市場原理主義にはないのだ。ここを押さえなければならない。
 この苦悩を矢面に立つ市連協だけに背負わせてはいけない。
 そして、プロセスとして市場原理主義に乗る以上、絶対に指名獲得しなければならない。
 指名獲得を得たうえで、保育に市場原理をもちこむことを打破しなければならない。
 ここまで出来なければ、市場原理主義に乗った曖昧な団体というレッテルが貼られるぞ。
 天下り外郭団体や営利資本、ましてや老人会に絶対に負けてはならない。
 それには、全ての学童関係者の力が必要なのだ。
 学童以外の親の理解も必要なのだ。
 いまこそ一致団結して立ち上がらなければならないのだ。
 すべての子どもを持つ親は団結して頑張ろう!!
 

 と、こういうプロパンガス、、あいや、共通意識をもつようにオルグ、、あ、いや、情宣できるかどうかが、指揮をとれるかどうかが市連協及び区連協の役割なんだろうなぁ~、はっきり言ってこれまでもなかなかできてないからなぁ~。ただ訴えるだけじゃ一般の学童の親は全く理解できないんだろうなぁ~。と、区連協なんかでポロっといって嫌われるんだよな、オイラはさ。ははは。
 

 

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この記事へのコメント

お*だ*
2009年05月27日 10:05
君が僕をもとい、僕が君を知ってるから大丈夫です(笑)だからいじけないで下さい(笑)

対戦相手が替わり、ある意味チャンスが訪れた。有言実行の方なのか、たんなる饒舌なパフォーマーなのか。
何はともわれ、あれだけの市民に支持された人間。策士には違い無く、けして第一手を間違ってはいけないと強く思う。

俺たちは魔物に取り込まれても、正義の心があるから大丈夫なんて....飛鳥了と不動明の苦悩が頭をよぎります。

今回のDr.さんのお気持ち、99%と2分の1激しく同感しています。残り2分の1は、トップダウンの愚かさ問いながら、信じてがんばろーとくくってるとこです(笑)

PS.最近のDr.さんの言葉はやさしいですネ(笑)
dr.stonefly
2009年05月27日 13:25
お*だ*さん
ご声援どうもありがとう、コメントを頂いたことで、いじけるのを辞めます(笑)
前のエントリーで書いた「政権交代」という国政でもそうですが、学童のこれからも「現実に添うことの意味」について考えさせられます。
「つながれ」の方で、お*だ*さんが書かれた
>「学童保育の質の確保」となりうるのか?
に、また考えさせられました。ワタシもちょっと安易に「現実に添おう」としていたと反省しています。この安易さは本当に危ういですね。

おそらく、「NPO市連協法人としての名乗り」は最終的な方法の有力候補になると思いますが、根本をもう一度確認しなければ、分裂するかもしれません。
まだ、「NPO市連協法人としての名乗り」が決定でなく、準備中であるならば、今こそ「根本の部分」の議論をちゃんと闘わすべきだと思います。

>Dr.さんの言葉はやさしいですネ
KYと言われない様に「弱毒性」になっております。(笑)

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