「トワイライトと学童の一元化」(13)…国vs市の対決予告
前回ちょいとふれたが、 (11)で、共産党市議団によって名古屋の「放課後子どもプラン」が国からダメ出しされた件につき、自民党議員によって公開○○会が行われる。もちろん○○会は各人が埋めてもらえばいいわけだが、討論会になるかな微妙だな(笑)。
主催の名古屋市学童保育連絡会のHP名古屋市学童保育連絡会のHPに正式にのっていたので、チラシをパクって貼っておこう。
チラシには控えめに
>厚生労働省の「放課後子どもブラン」と名古屋市の「名古屋市放課後子どもプラン」とに矛盾はないのでしょうか。
なんて書いてあるが、これね、あくまでも「矛盾がある」って前提だからね。その前提がなければ、開く意味がない。
プラグラムに「名古屋市長挨拶」とあるから市長がくるわけだ。
国のほうは、戸井田とおる厚生労働大臣政務官。
挨拶ばっかで、あと講演ってのが気になるが、「質疑応答」の時間をいかに長くとるかが市連協の腕のみせどころだろ。もちろん、名古屋市長に質疑し、戸井田政務次官に突っ込ませる、って構図でいかなければ面白くない。
もちろん、いつものように「なんとか室」という末端ではなく、市長様のわけだから、怒りをダイレクトに伝えるってのもありかな。
できれば講演が30分ぐらいにして質疑応答に1時間を当てて欲しいところだな。
とは、言っても、このブログでも問題にしてきたが、市のふざけたプランを是正して国のプランに準じた学童をすすめるのか、市のふざけたプランを突き上げて計画そのものをご破算にさせようとするのか、会場のほうも分かれそうだな。学童の統一方針ってのはいまに至っても確認されているようには思えない。
通常、市が「やる」と言い出したことはやるんだろうけど、前回報告したようにどうも途中でポシャることもありそうな予感もするわけだ。今回、国に「やはり」ダメ出しされたら国からの予算が降りないわけで、ますますもってどうなることやら、って感じ。
まずは、今の名古屋市のプランの「案」ってのが当日までにとれて、正規のもんにならなきゃ話になんないぜ。「案」ですから、ってその場逃れなんてするなよ。
一応(11)のポイントを採録しておきます。
1.生活の場としての機能が十分確保される専用スペースまたは専用部屋を設けているか?
「名古屋市の考え方」は静養スペースで生活スペースを設けてはいないのでダメ。
2.放課後児童に専任対応できる指導員が存在するか?
指導員はいるが、放課後児童の専任じゃないからダメ。
3.放課後児童の人数(定数)が確定するのか?
生活への援助をしなければならないのに、定員も定めないような公設の放課後児童クラブはあり得ない。
4.開所時間は十分か?
3時間以上の開所という条件にたいし、「5時から学童」で7時閉所では条件を満たさないのでダメ。
これ、春の問題点だけど、どれも未だに解決してまへんわな。ああ、楽しみだこと。
他にあればコメント欄にて指摘ください。
いずれにしても、市連協はせっかくいい企画をしたのだから、名古屋市プランの矛盾、問題点を明確にし、市長にそれを認めさせ、政務官に市長が認めたことを認識させなくてはならないだろう。なあなあで終わらせることなきよう期待しております。
11.15追記
metaさんにコメントを頂き市連協のHPで確認しましたが、11.24の会合のプログラムの変更があるようです。
主催の名古屋市学童保育連絡会のHP名古屋市学童保育連絡会のHPに正式にのっていたので、チラシをパクって貼っておこう。
チラシには控えめに
>厚生労働省の「放課後子どもブラン」と名古屋市の「名古屋市放課後子どもプラン」とに矛盾はないのでしょうか。
なんて書いてあるが、これね、あくまでも「矛盾がある」って前提だからね。その前提がなければ、開く意味がない。
プラグラムに「名古屋市長挨拶」とあるから市長がくるわけだ。
国のほうは、戸井田とおる厚生労働大臣政務官。
挨拶ばっかで、あと講演ってのが気になるが、「質疑応答」の時間をいかに長くとるかが市連協の腕のみせどころだろ。もちろん、名古屋市長に質疑し、戸井田政務次官に突っ込ませる、って構図でいかなければ面白くない。
もちろん、いつものように「なんとか室」という末端ではなく、市長様のわけだから、怒りをダイレクトに伝えるってのもありかな。
できれば講演が30分ぐらいにして質疑応答に1時間を当てて欲しいところだな。
とは、言っても、このブログでも問題にしてきたが、市のふざけたプランを是正して国のプランに準じた学童をすすめるのか、市のふざけたプランを突き上げて計画そのものをご破算にさせようとするのか、会場のほうも分かれそうだな。学童の統一方針ってのはいまに至っても確認されているようには思えない。
通常、市が「やる」と言い出したことはやるんだろうけど、前回報告したようにどうも途中でポシャることもありそうな予感もするわけだ。今回、国に「やはり」ダメ出しされたら国からの予算が降りないわけで、ますますもってどうなることやら、って感じ。
まずは、今の名古屋市のプランの「案」ってのが当日までにとれて、正規のもんにならなきゃ話になんないぜ。「案」ですから、ってその場逃れなんてするなよ。
一応(11)のポイントを採録しておきます。
1.生活の場としての機能が十分確保される専用スペースまたは専用部屋を設けているか?
「名古屋市の考え方」は静養スペースで生活スペースを設けてはいないのでダメ。
2.放課後児童に専任対応できる指導員が存在するか?
指導員はいるが、放課後児童の専任じゃないからダメ。
3.放課後児童の人数(定数)が確定するのか?
生活への援助をしなければならないのに、定員も定めないような公設の放課後児童クラブはあり得ない。
4.開所時間は十分か?
3時間以上の開所という条件にたいし、「5時から学童」で7時閉所では条件を満たさないのでダメ。
これ、春の問題点だけど、どれも未だに解決してまへんわな。ああ、楽しみだこと。
他にあればコメント欄にて指摘ください。
いずれにしても、市連協はせっかくいい企画をしたのだから、名古屋市プランの矛盾、問題点を明確にし、市長にそれを認めさせ、政務官に市長が認めたことを認識させなくてはならないだろう。なあなあで終わらせることなきよう期待しております。
metaさんにコメントを頂き市連協のHPで確認しましたが、11.24の会合のプログラムの変更があるようです。
この記事へのコメント
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「保育22施設 突然閉鎖 ハッピースマイル 資金繰り悪化」
「保護者・従業員ら 怒り」(2008年11月1日 読売新聞)抜粋
閉鎖されることになった「ハッピースマイル東川口駅前園」(川口市で) 首都圏を中心に「ハッピースマイル」の名称で保育所や放課後児童クラブなどを運営する「エムケイグループ」(東京都豊島区)が31日、経営難を理由に県内の22施設を含めた全29施設を閉鎖した。突然の出来事に、利用していた保護者や従業員からは不安や不満の声が上がった。後略・・・
リンクは右のハンドルです。
▼
前回時に出た「モデル事業計画(案)」について行なわれる、11月14日(金)の推進委員会での質問を市連協で
広く受け付けています。
よろしければご意見下さい。
但し「モデル事業をぶっ潰す!」とか否定的な意見はダメですよ。
そういう意見は別の場(11月24日とか29日、1月24日)にして下さいね。
お待ちしています。
▲
とのことです。(^^♪
市連協へは右の「URL」をクリック!
名古屋市民でない人もよろしくお願いします!
いつでも勝手に使ってスイマセン
m(__)m
どもども、フォローサンキューです。
ところで、11月29日、1月24日は何があるんですか?
11/29は「なごやっこの放課後を考える会」大会かな?
1/24は?
聞いときます。(>_<)
傍聴お疲れさまです。学童の親の立場に立ってといういか、子どもの目線で傍聴すると腑煮えたぎるという噂を聞きましたが、大丈夫でしたか(笑)
4-5月当初の予定でも11月に「案」がとれるときいてますから、まず「予定」ありきなのかもしれませんが、傍聴された感じではどうなのでしょう? ワタシが聞いた感じでは問題を棚上げしないかぎり「案」はとれそうもないな、という感じもしました。
「なごやっこの放課後を考える会」にワタシは、行けてません。というか、どうなんでしょう?
繰り返しになってしまいますが、一元化のからみでややこやしくて仕方ない気がしてます。
目的についてはよく解んないですが、「プラン」に直接ものを言う為の「会」ではないと思います。
じゃあ何?って言われれば、今のところ私は「勉強会」と定義してます…(^^ゞ
議論の多くは、現場で起きていることを理解できていないと思われます。例えば、「同じ子どもなので、基本事業の子どもと選択事業の子どもへのサービスに差を付けてはいけない。」などの発言が多かったですが、子どもが置かれている状況が異なるので、差を付けるべきだと思います。
また、この委員会ですが、委員が名古屋市案に対して意見を言っても、名古屋市が「できる(要求をのめる)」、「できない」と回答するだけなので、11月に計画通り(案)が取れると思います。
当然ながらこのブログはワタシの主観によって書かれているので、偏ってますね(笑)。おそらく違和感を持たれる方も多くいるだろうと思ってます。
学童のことに関しては、ワタシの見方は微妙なのです。が、基本的に社会(公)が、子どもたちを「損得」でなく、豊かに育てていくべきだと思ってます。
コメント頂きました、基本事業の子どもたちと選択事業の子ども
たちへの対応についても、いろいろ考えるところがあり、以前エントリー(08-6-10右URL参照)でも書きましたが、本当に子ども達に必要な放課後ってなんだろう、ってことを考えると結構むずかしくなるな、と思ってます。
議員のことですが、どうも「自民党代議士」というだけで、構えてしまうというのが個人的な体質のようで、エントリーにも滲み出ていますね(笑)。自民党の進める新自由主義と学童保育は対の位置にあるなぁ、とか思ってしまうんですね。
この記事を書くまえに、まわたりさんのHPにも飛びましたが、学童がtopページに書かれている事を確認してます。
「応援」できるかどうかは、個人的な葛藤になりそうです(爆)
ザッと拝見した感じでは、地図で言うと結構東向きな印象でした。
学童が生残る可能性に掛けて氏と共闘するかどうかは、かなり悩ましいですね…(>_<)
なにか大事なものを失ってしまう気がします。
エントリーのイベントについて、ウチの学童の区連協担当の父母に聞いたら、去年も天白区の学童主催、市連協共催で厚労省の育成課課長補佐の方の講演会があったそうです。愛知3区が選挙区のまわたり氏も参加していました。残念ながら、去年はあまり期待したような話を聞くことができなかったようです。
しかし、今年の場合は
1.昨年は厚労省課長補佐だが、今年は大臣政務官が講演する
2.来年4月からのモデル事業開始を控えて、市連協も危機感を持っている
3.いよいよ松原市長が退任する
など状況が変化しているので、昨年以上の結果を期待したいと思います。
また、今回は質疑の時間で私達も発言が可能なので、名古屋市が譲歩できる提案をする準備をした方がいいと思います。(市のふざけたプランを是正する方針がいいと思っています。)
まあ、ここの議員さんについては、完全に応援でも、完全に否定でもないわけですから(笑)
昨年も行われたのは知りませんでした。
やはり、今年の方が具体的な問題が浮き彫りになっている分、(言い方が変かもしれませんが)盛り上がるかもしれませんね。
>名古屋市が譲歩できる提案をする準備をした方がいいと思います。(市のふざけたプランを是正する方針がいいと思っています。)
現実的には、そうなるのかな?
でも問題は、市のプランがずさんすぎて、接点がまったく見えないというところだと思います。どちらかというと現状では歩み寄り以前のような気も。
それでも、現実には市がとにかく進めていくのだろうわけですから、難しいとこですね。
今回は、国からもそこを突っ込まれるわけで、淡い期待ももちたい、とそんな気持です。
11月24日名古屋市公会堂でのイベントに、厚生労働大臣政務官の戸井田かおる氏が来ないということが分かりました。代わりに厚労省から誰が来るかは、わかりません。情報元は、2日前に行われた区学童保育連絡協議会です。また、プログラムには、名古屋市長挨拶とありますが、市長も来ないようです。
このイベントはどうなるのでしょうか?
昨年は、盛り上がらなかったようですが・・・
本文に追記させていただきました。
しかし、どうなるんでしょうねぇ(苦笑)
ちゅうか、どうしようかな、結構萎えますね(爆)
市長は来ないかも、って話は耳にしましたが…随分バカにされたもんですね。
ってゆーか、もともと国も市長も根は同じだから、協議の上のブッチかもしれないですね。
根性なし市長が日和りやがって。
昔の話なんだけど、青カン数十名と一緒に新年の挨拶に市役所にいったら、廊下を角を曲がってこっちみたとたんに引き返したヘタレで、メンと向かっては何も言えない腰抜けさ。
本人さんのブログ「○坊主日記」2008-11-12より抜粋(リンクは右⇒)
昨日の国防部会・安全保障調査会で初めて田母神前航空幕僚長の問題になっている論文を目にした。・・・省略・・・その場で目を通してみたが問題があるとは思えない。問題があるとすれば、許可を受けずに応募した防衛省の内規違反と言う事だ。・・・後略
来ない方が良かったかも・・・こんなのとお友達のM議員もどんなもんだか・・・(ToT)/~~~
戸井田のブログなんて発想がなかったけど、教えられてとんでみたら酷いもんだな。
もし仮に「学童保育」にどれだけ理解があっても、名古屋市制と対立軸になろうとも、個人的には全然受け入れられない。というか、学童からちょっと離れるが、ベースがこのメンタリティのヤツが厚労省の事務次官ってのは、相当ヤバいな。
これ、学童に興味のない人も危機感を感じるべきだと思う。
で、学童に戻って運動論的に考えるが、やっぱりM議員もどんなもんだろう、と思ってしまうよね。
全ての子どものことを考えている市連協としてはどうよ、って聞いてみたいもんだね。
まあ、ワタシも知らなかったのだから偉そうに言えないんだけど(爆)
でも、「毒をもって毒を制す」という考え方もあるので、今回のイベントでは、厚労省の上級役人の立場を演じてもらいたいと思います。学童延命という目的の為には、手段を選んでいる状況ではなくなってきています。モデル事業開始までに残された時間はわずかです。
それから、つい先ほど、区連協の役員さんから、11月24日のイベントに、厚労省大臣政務官の戸井田氏が参加できるようになったと聞きました。但し、講演が終わったら即退席するそうです。質疑の時間は、一緒に来る厚労省の役人が対応することになりそうです。これに対する名古屋市は・・・です。
(間違えてこのコメントを新しいエントリーにしてしまいました。新しいエントリーのコメントは消してもらえないですか?)
すみません、なんだかイチャモンつけるようなことになってしまって。方法論やら戦術なんか論じ始めると結構多岐にわたるかもしれませんが、子どもたちを豊かに育てたい、という思いは同じだと暗黙のうちに思ってます。そのうえで「学童保育所のありかた」については、いろいろ意見がでると思いますが、いずれにしても今の名古屋市のやり方が拙いのではないか、という共通認識もありますね。
>毒をもって毒を制す
になれば、いいのですが、何となく両方が中途半端な毒で相まみれそうな気がするのですが……。
戸井田が来るんですね。
国の「放課後子どもプラン」を理解したうえでの、講演になればいいんですがね、正直とっても不安です。