「トワイライトと学童の一元化」(11)…国からのダメ出し
実はちょっと前に、学童あてに共産党名古屋市議団から手紙をもらっていて、紹介しようと思っていたのだけど、仕事が忙しかったり、宿酔いだったり、体調不良だったり、氷は水より体積が大きいことを30年間知らなくて厭世感に襲われたり、やっぱり怪鳥で気ぜわしかったり、でなかなかエントリーが挙げられなかった。
と、いう今もなんだかダウナー気味で必死で文字を打っている。いっそネット環境から離れたほうがいいかなとも思うのだが、やはり書かなければ~、という強迫観念にグリグリと背中を押されるわけだ。
ということで、共産党名古屋市議団からの手紙も思いっきり端折った紹介になる。
ようは名古屋版放課後子どもプランは、国からダメ出しされたようなのだ。つまり、現状のままでは「金はあげないよ」ってことらしい。
名古屋市放課後子どもプランは、児童福祉法に基づく放課後児童クラブ(学童保育)と認められず国庫補助の対象とならない。
国庫を当てにして「天下り事業団」を潤わそうなんて、できませんから、ザンネーン!! では、すみませんからっ!!(byギター侍、古!!)。
手紙によると、学童保育として国庫の補助になるかどうかは「放課後児童健全育成事業等実施要項」に該当するかどうか、が重要な判断基準らしい。「放課後子どもプラン」と名前は変われども、学童保育所としての機能をはたしてないと補助の対象になりへん、ちゃんと考えへんとあきまへんな、というわけだ。
で、名古屋市が出した「名古屋市『子どもの豊かな放課後』の基本的な考え方(案)」にたいする、厚労省のダメ出しは、
1.生活の場としての機能が十分確保される専用スペースまたは専用部屋を設けているか?
「名古屋市の考え方」は静養スペースで生活スペースを設けてはいないのでダメ。
2.放課後児童に専任対応できる指導員が存在するか?
指導員はいるが、放課後児童の専任じゃないからダメ。
3.放課後児童の人数(定数)が確定するのか?
生活への援助をしなければならないのに、定員も定めないような公設の放課後児童クラブはあり得ない。
4.開所時間は十分か?
3時間以上の開所という条件にたいし、「5時から学童」で7時閉所では条件を満たさないのでダメ。
えーと、確か「名古屋市の考え方(案)」は、国が「放課後の子どもの生活を充実させよう」ってのに乗っかってやろうとしてんじゃなかったっけ? それをこの国に、こんなダメ出しされるようじゃ、ほんとダメじゃないのさ。え、国にだよ、こんなデタラメな国にえダメ出しされる名古屋市って、なんなのさ。少しは恥ずかしいと思わなくちゃ。
いかに適当に、付け刃で進められている計画ってのが、国によって指摘されてしまったわけ。これね、真面目にすすめてるつもりだったら、非常に根本的問題が暴露されていると思うぜ。
「悪意の計画か」「根本的にダメか」って名古屋市の評価の2択はあまりにも哀しい。
「国庫補助がなくてもやるらしい」ってコメントもあったけど、もともと市の財政が厳しいって理由で学童への補助も増やさなかったくせに、自腹を切って「国にさえ認められないような事業」を行う、ってのはメチャクチャ問題じゃねぇのか? これ市税を納めている市民にどうやって説明するわけ?
共産市議団も結論でかいているけど、やっぱり
白紙撤回だね!!
オイラはそれだけじゃすまさないぞ、これ以上無駄遣いするぐらいなら
既存学童にもっと金よこせ!!
と、いう今もなんだかダウナー気味で必死で文字を打っている。いっそネット環境から離れたほうがいいかなとも思うのだが、やはり書かなければ~、という強迫観念にグリグリと背中を押されるわけだ。
ということで、共産党名古屋市議団からの手紙も思いっきり端折った紹介になる。
ようは名古屋版放課後子どもプランは、国からダメ出しされたようなのだ。つまり、現状のままでは「金はあげないよ」ってことらしい。
名古屋市放課後子どもプランは、児童福祉法に基づく放課後児童クラブ(学童保育)と認められず国庫補助の対象とならない。
国庫を当てにして「天下り事業団」を潤わそうなんて、できませんから、ザンネーン!! では、すみませんからっ!!(byギター侍、古!!)。
手紙によると、学童保育として国庫の補助になるかどうかは「放課後児童健全育成事業等実施要項」に該当するかどうか、が重要な判断基準らしい。「放課後子どもプラン」と名前は変われども、学童保育所としての機能をはたしてないと補助の対象になりへん、ちゃんと考えへんとあきまへんな、というわけだ。
で、名古屋市が出した「名古屋市『子どもの豊かな放課後』の基本的な考え方(案)」にたいする、厚労省のダメ出しは、
1.生活の場としての機能が十分確保される専用スペースまたは専用部屋を設けているか?
「名古屋市の考え方」は静養スペースで生活スペースを設けてはいないのでダメ。
2.放課後児童に専任対応できる指導員が存在するか?
指導員はいるが、放課後児童の専任じゃないからダメ。
3.放課後児童の人数(定数)が確定するのか?
生活への援助をしなければならないのに、定員も定めないような公設の放課後児童クラブはあり得ない。
4.開所時間は十分か?
3時間以上の開所という条件にたいし、「5時から学童」で7時閉所では条件を満たさないのでダメ。
えーと、確か「名古屋市の考え方(案)」は、国が「放課後の子どもの生活を充実させよう」ってのに乗っかってやろうとしてんじゃなかったっけ? それをこの国に、こんなダメ出しされるようじゃ、ほんとダメじゃないのさ。え、国にだよ、こんなデタラメな国にえダメ出しされる名古屋市って、なんなのさ。少しは恥ずかしいと思わなくちゃ。
いかに適当に、付け刃で進められている計画ってのが、国によって指摘されてしまったわけ。これね、真面目にすすめてるつもりだったら、非常に根本的問題が暴露されていると思うぜ。
「悪意の計画か」「根本的にダメか」って名古屋市の評価の2択はあまりにも哀しい。
「国庫補助がなくてもやるらしい」ってコメントもあったけど、もともと市の財政が厳しいって理由で学童への補助も増やさなかったくせに、自腹を切って「国にさえ認められないような事業」を行う、ってのはメチャクチャ問題じゃねぇのか? これ市税を納めている市民にどうやって説明するわけ?
共産市議団も結論でかいているけど、やっぱり
白紙撤回だね!!
オイラはそれだけじゃすまさないぞ、これ以上無駄遣いするぐらいなら
既存学童にもっと金よこせ!!
この記事へのコメント
「法制化」の到達点から考えれば、「予算を出してでも充実させる」という、日頃の厚労省の施策からみたら、画期的な「前向き」なできごとだったのですが、
乳幼児医療など、国がようやらんことを自治体がフォローするのが「世の常」の中で、国のレベルから後退するなんてのは、どうしようもない自治体です。
どうしようもない自治体であることは解っているのですが、ね。
市の方では名古屋市放課後子どもプランモデル事業推進委員会というのを作って進めようとしているようですが、いまその人選の最中だとか・・・。
名古屋の行政が駄目なのは、やはり議会が与野党馴れ合い(愛知県も)のせいでしょうか?
URLの紹介ありがとうございます。手紙の方がもう少し詳しかったのですが、全文打ち直す気力がありませんでした。
名古屋は共産vsその他多勢ですからね……。
ところで、この共産市議団が厚労省に確認した内容と、「なごやっ子の放課後を考える会」がする(だろう)子ども達全体の放課後という視点でのこの一年での提言と、関係してくると思うのですが、どうなんでしょう?
またまた別の話ですが、「なごやっ子の放課後を考える会」の立ち上げ総会でのワタシが、(空気を乱す)「変なやつ」という評価をする人(出席者)がいたようですが、名古屋っ子の親さんからみても、やっぱり「変な奴」でしたか(笑)? ワタシとしては、空気を乱すつもりも「なごやっ子の放課後を考える会」を批判するつもりもなかったのですが……。
御存じとは思いますが、横浜市が押し進めている「放課後キッズクラブ」には、要件を満たしてないといわれているのに、なぜか国庫補助が出てる様です。
補助要件としての事業の位置付けとしては、市独自の評価(?)市策(?)のようなものを無理矢理摘要し、なんだか国庫対象事業となっている感じです。市がちゃんとした情報公開をしないので、間違ってるのかもしれませんが...。
何はともわれ、名古屋もウルトラCを繰り出すかもしれません。
「空気を乱す変な人」の存在を白眼視するなら、結成総会をインターネット上で広報したりしなければ好いわけで、「変な奴」がいても、そう見られても構わないのではないかと思います。
おそらく、名古屋市は国の条件にあうように改善しないでしょうね。理由は、来年4月からのモデル事業開始を決めていて、改善するにはあまりに時間がないと思うからです。
ということでウルトラCってことになるのですが、取り敢えず共産市議団が市議会で追及すると言ってますので、名古屋市の回答を聞いてみたいと思います。
すみません、変なことを聞いてしまって。別にワタシ自身が変に思われていてもいいのですが、あの場で「ワタシ自身の勘違い」を説明したつもりだったのですが、それが通じてなかったとしたら、表現のしかたを反省すべきと思ったので聞いてみました。
厚労省の放課後事業のとある指針(?)の中に、「国は次の事業に対して、別に定めるところにより補助するものとする」との箇所があり、「都道府県、指定都市及び中核市が実施する事業」とのくだりを見つけました。これが摘要されてんのかなぁ...。
なにやっても認められるんじゃ、ずるいよな。
国は既存学童保育の整備、改善、充実を願ってお金を渡してるのに、せめて
「中核市の独自市策はおおいに結構、しかし!!既存の学童の整備、改善、充実を少しでも怠った場合は、市の独自施策には国の金は使わせない!!」との但し書き、リーダーシップがほしいです。
横浜が「中核市」でなくて、名古屋が「中核市」であるというのは無理があるでしょう。
名古屋の場合も共産党市議団が国に詰め寄らなければ、公に発覚しなかったかもしれず、公に知れ渡らなければ裏でいかようにも……、皆迄書きませんが。
名古屋は横浜の例をとって、国に補助金を要求する可能性があるかもなぁ。別に補助金がいらないわけじゃないんだけど。
>国は既存学童保育の整備、改善、充実を願ってお金を渡してる
この原点に戻ってほしいですね。
右のリンクより是非おいで下さい。