「斉藤貴男は予言した」(0)…“捏造後の予言と思考”の予告
「花と散りましょ、お国のために…ですからっ!! 残念!!!!!…ではすみませんからっ!!」
なぜか「ギター侍」がいきなり登場した。
♪斎藤~貴男の講演会、教育基本法改悪の動きに合わせてタイムリーじゃ~ん。席数も500じゃ足りないかもって、、、言うじゃな~い♪ ♪でも蓋を明けたら、たった50人でしたから~~っ 残念!!♪ ♪世間の教育基本法改悪無関心斬り~♪
袈裟懸けに斬られたまま、ふらふらっと外へでたオレは、いきなりM16アーマライトカスタムで胸を撃ち抜かれた。
「俺の後ろに立つんじゃない」意識が遠のくなかで見えたシルエットは、「便秘のときも、何のときも全く表情を変えないゴルゴ13」であった。っておいおい、サイトウタカオ違いだ~。
……嫌な初夢をみたものである。
と、これがワタシたちが保育園時代の2005年2月27日に企画した斉藤貴男講演会「ちょっとまった教育基本法改悪、子どもたちの未来が危ない」の保育園の親への呼びかけ文(其の1)の冒頭である。もちろんワタシが書いたのだが、あらためて見ると、ふざけてるとしかいいようがない。非常に腹ただしい思いだ…なんちゃって。正直に言って当時はまださほど緊迫感などなかったのだ。
まあ、こんな素晴らしい呼びかけ文の効果もあり、結果、聴衆は150名ほど。他のスタッフは「成功」などと言っていたが、ワタシは世間の無関心を(呼びかけ文の失敗を)実感し死にたい気分だった。今だったら10倍は集め自信もあるのに……うぅ。
まあ気分を変えて……、うーんギター侍か、時代を感じるなぁ、ってまだ1年半しかたってないではないか。しかし、もう彼はいないのである、残念!! お笑い界も「日雇い派遣」的使い捨てが日常茶飯事であることを彷彿とさせるなぁ。ギター侍のようにアパ壷も消えてくれると有難いのだが、とギター侍には悪いが思ってしまう。政界だけは「使い捨て」られないんだよなぁ、ってそんなことないか。これを語り出すと長くなるので、はなしを戻して……。
実は、ワタシのなかでは「教育基本法改悪反対」のボルテージは斎藤貴男講演を企画したこともあり、2005年2月27日に最高点に達し、徐々に下降して最近までに妙に落ち着いてしまっていた。いかん!! いけないではないか。なんのための講演会であり、勉強だったんだ。その頃はまだ「予言」だった斉藤貴男の言葉が今まさに「現実」になろうとしているのだ。もう一度講演のメモを引っ張り出して「教育基本法捏造阻止」にむけて発信するぞぉ。今こそが本番なのだ。
でも、今回のエントリーは「予告」ということで、「斉藤貴男氏の予言」のまえに、勉強しながら書いた「呼びかけ文、(其の1~其の4)」の抜粋にしよう。……といっても、ほとんどのネタを他のエントリーで書き直して登場させてしまったなぁ、と見ていると一つだけこのブログに載せてない部分があった。
もう有名なのかもしれないが、知らない人もいるかもしれないのでUPしておこう。
1963年の「国の人材政策『経済審議会答申』」である。
「経済発展における人的脳力開発の課題と対策」
『特定の有能な人材、いわゆるハイタレントを中学卒業段階の14・5才の年齢層で2.3%ないし5.6%、できるだけ合理的合法的な手法によって抽出し、これに高等教育を効果的にしていく必要がある。そのほかの94.5%はできるだけ早い機会に生産現場へ適正に配置する必要がある。(中略)とくに、中卒レベルからすぐ配置すべき人材は、単純機械的労働力として、これから高度成長期にひじょうに大量に必要になる労働力として、適正に養成配置する必要がある。』
つまり昔から、虎視眈々と機会を狙いつつ延々と流れ続けてきたエリート“汚泥”思想が、ついに今回の教育基本法の改悪とともに「合理的合法的な手法」の具現化=「棄民怪獣」として、その奇怪な様相をあらわにしようとしているのだ。当然時代的状況の変化はあるため、「極少数のハイタレントと他大多数の単純機械的労働力」から「極少数のリーダーと他大多数の実直従順な者(スレイブ→執筆者翻訳)」と言葉は変化しているが、その思想は変わらないのである。しかも江崎玲於奈やら三浦朱門などの頭(ペテン)の回る者たちと、森や西村などの右翼政治家がタッグを組み問答無用的にことを進めようとしている。この「棄民怪獣」と闘うことができるのは、最前線にいる子どもの親です。特に親が正義のヒーロー「仮面ライダー響鬼」となって太鼓を叩かなければ、…って、ちょっと待てよ、あれ、なんか違うな。テケテンテンテケ。…遺憾如何、テレビを見ながら書いていたらあらぬ方向へ……気を取り直して……親が、知識と自信を手に入れ、子どもと子どもたちの未来を守らなければ……
と、こんな風に呼びかけ文は締められている。ふり返ると最後までふざけていた。150人しか集まらず失敗だったのもワタシのせいかもしれないな。みんなごめんよ。反省して、今回の「斎藤貴男の予言」シリーズはふざけずに切実に力強く訴えたいと思う。
しかし、1963年の昔から「国家・企業と結託して奴隷労働をつくりだす思想」は脈々と流れていたんだ。今、「教育基本法捏造」によって「国家と企業のための奴隷」を合法的に排出しようとしている。こんなことが許されていいのか!! なんとしても阻止しなければ!!
「斉藤貴男は予言した」(1)…人民スレイブ化計画
「斉藤貴男は予言した」(2)…エリート選民という底流思想
「斎藤貴男は予言した」(3)…軍隊が先か企業が先か...
なぜか「ギター侍」がいきなり登場した。
♪斎藤~貴男の講演会、教育基本法改悪の動きに合わせてタイムリーじゃ~ん。席数も500じゃ足りないかもって、、、言うじゃな~い♪ ♪でも蓋を明けたら、たった50人でしたから~~っ 残念!!♪ ♪世間の教育基本法改悪無関心斬り~♪
袈裟懸けに斬られたまま、ふらふらっと外へでたオレは、いきなりM16アーマライトカスタムで胸を撃ち抜かれた。
「俺の後ろに立つんじゃない」意識が遠のくなかで見えたシルエットは、「便秘のときも、何のときも全く表情を変えないゴルゴ13」であった。っておいおい、サイトウタカオ違いだ~。
……嫌な初夢をみたものである。
と、これがワタシたちが保育園時代の2005年2月27日に企画した斉藤貴男講演会「ちょっとまった教育基本法改悪、子どもたちの未来が危ない」の保育園の親への呼びかけ文(其の1)の冒頭である。もちろんワタシが書いたのだが、あらためて見ると、ふざけてるとしかいいようがない。非常に腹ただしい思いだ…なんちゃって。正直に言って当時はまださほど緊迫感などなかったのだ。
まあ、こんな素晴らしい呼びかけ文の効果もあり、結果、聴衆は150名ほど。他のスタッフは「成功」などと言っていたが、ワタシは世間の無関心を(呼びかけ文の失敗を)実感し死にたい気分だった。今だったら10倍は集め自信もあるのに……うぅ。
まあ気分を変えて……、うーんギター侍か、時代を感じるなぁ、ってまだ1年半しかたってないではないか。しかし、もう彼はいないのである、残念!! お笑い界も「日雇い派遣」的使い捨てが日常茶飯事であることを彷彿とさせるなぁ。ギター侍のようにアパ壷も消えてくれると有難いのだが、とギター侍には悪いが思ってしまう。政界だけは「使い捨て」られないんだよなぁ、ってそんなことないか。これを語り出すと長くなるので、はなしを戻して……。
実は、ワタシのなかでは「教育基本法改悪反対」のボルテージは斎藤貴男講演を企画したこともあり、2005年2月27日に最高点に達し、徐々に下降して最近までに妙に落ち着いてしまっていた。いかん!! いけないではないか。なんのための講演会であり、勉強だったんだ。その頃はまだ「予言」だった斉藤貴男の言葉が今まさに「現実」になろうとしているのだ。もう一度講演のメモを引っ張り出して「教育基本法捏造阻止」にむけて発信するぞぉ。今こそが本番なのだ。
でも、今回のエントリーは「予告」ということで、「斉藤貴男氏の予言」のまえに、勉強しながら書いた「呼びかけ文、(其の1~其の4)」の抜粋にしよう。……といっても、ほとんどのネタを他のエントリーで書き直して登場させてしまったなぁ、と見ていると一つだけこのブログに載せてない部分があった。
もう有名なのかもしれないが、知らない人もいるかもしれないのでUPしておこう。
1963年の「国の人材政策『経済審議会答申』」である。
「経済発展における人的脳力開発の課題と対策」
『特定の有能な人材、いわゆるハイタレントを中学卒業段階の14・5才の年齢層で2.3%ないし5.6%、できるだけ合理的合法的な手法によって抽出し、これに高等教育を効果的にしていく必要がある。そのほかの94.5%はできるだけ早い機会に生産現場へ適正に配置する必要がある。(中略)とくに、中卒レベルからすぐ配置すべき人材は、単純機械的労働力として、これから高度成長期にひじょうに大量に必要になる労働力として、適正に養成配置する必要がある。』
つまり昔から、虎視眈々と機会を狙いつつ延々と流れ続けてきたエリート“汚泥”思想が、ついに今回の教育基本法の改悪とともに「合理的合法的な手法」の具現化=「棄民怪獣」として、その奇怪な様相をあらわにしようとしているのだ。当然時代的状況の変化はあるため、「極少数のハイタレントと他大多数の単純機械的労働力」から「極少数のリーダーと他大多数の実直従順な者(スレイブ→執筆者翻訳)」と言葉は変化しているが、その思想は変わらないのである。しかも江崎玲於奈やら三浦朱門などの頭(ペテン)の回る者たちと、森や西村などの右翼政治家がタッグを組み問答無用的にことを進めようとしている。この「棄民怪獣」と闘うことができるのは、最前線にいる子どもの親です。特に親が正義のヒーロー「仮面ライダー響鬼」となって太鼓を叩かなければ、…って、ちょっと待てよ、あれ、なんか違うな。テケテンテンテケ。…遺憾如何、テレビを見ながら書いていたらあらぬ方向へ……気を取り直して……親が、知識と自信を手に入れ、子どもと子どもたちの未来を守らなければ……
と、こんな風に呼びかけ文は締められている。ふり返ると最後までふざけていた。150人しか集まらず失敗だったのもワタシのせいかもしれないな。みんなごめんよ。反省して、今回の「斎藤貴男の予言」シリーズはふざけずに切実に力強く訴えたいと思う。
しかし、1963年の昔から「国家・企業と結託して奴隷労働をつくりだす思想」は脈々と流れていたんだ。今、「教育基本法捏造」によって「国家と企業のための奴隷」を合法的に排出しようとしている。こんなことが許されていいのか!! なんとしても阻止しなければ!!
「斉藤貴男は予言した」(1)…人民スレイブ化計画
「斉藤貴男は予言した」(2)…エリート選民という底流思想
「斎藤貴男は予言した」(3)…軍隊が先か企業が先か...
この記事へのコメント
皆、怒ろう!今、怒らなかったら、改正案で、自分の子供たちみんな気味の悪い愛国青年になってしまうかもよ。愛国心の欄は、◎でななく、×をもらってきたら、ほめなくっちゃ。世の中、さかさかになるよ。
ほんとに怒り沸騰です。
という集会がありますね。詳細はレイバーネットHP参照。
http://www.labornetjp.org/EventItem
斎藤貴男氏の鬼のような取材によるジャーナリスト魂は素晴らしい。行ける方は是非出かけてみてください。とりあえず12.8の時点で捏造教育基本法が強行採決されていないように……。