「吉牛、狂牛丼の復活」とアベを支持する人々

 買い物にいった帰りである。いつも行列ができている噂のラーメン屋の前に人影がなく、「ブームも去ったのかなぁ」などと話していたら、その5軒どなりに、いきなり人だかりが見えた。信号にひっかかり、何だ、ナンダ、旦那がなんだ、とよく見るとオレンジの看板の下である。あっ吉牛だ。ははーん、さては牛丼が復活したなぁ、と家に帰ってからお昼のニュースを見ると案の定だった。

 しかしなぁ、復活したといっても「狂牛丼」だぜ、よく食うよな。「無知」と「無思考」と「無責任」のなせるワザなのだろうが、何年後、何十年後かに発症したとき、どうなるのだろうと考えてしまう。今はどうせ無責任にも、「自己責任で食うんだからほっといてくれ」と言うんだろうが……。
 ワタシとしては、店のまえに群れる発病をおそれずに狂牛丼を食う人々も、どこぞのチェーン店で焼肉を食う人々も、スーパーで狂牛を買う人々も、やはり全てが「自己責任」で、たとえ発病しても、アメリカの圧力に負けて根拠無く狂牛を再輸入した政府を責められない気がする。つまり、ヒ素ミルクや薬害エイズのように本人が知らずにまたは騙されて摂取したものと大きく性質がことなり、おのれらは政府や行政の責任を追及しちゃいかんだろう、と切捨てたい。そんな気持ちである。
 しかしだね、いくら狂牛を食わないように注意しても、以前にも書いたが、給食にでるとか、肉という形ではなく狂牛エキスの混入したものを食わされたりする可能性もある訳で、やはり誰かが発病したときは、政府の責任を追及することになるだろう。どんな経路で摂取して発症したかなんて何年も先にはわからないからだ。
 そう、実際に病気が蔓延したときに吉牛の狂牛丼を自ら並んで食ったものと、狂牛を食わないと決心したのに、知らずに摂取させられた者の線引きは難しいだろう。
 しかしいま「自己責任」で狂牛を食うんだという人々の、その行為が、供給を拡大させ、知らず知らずのうちに狂牛を輸入拡大させるのに加担していることを知らなければならない。その「無責任」は「自己責任」だからと言い切れないことを考えなければならないだろう。

狂牛を食う人々は政府の無責任さを認め、狂牛が蔓延することに加担しているのだ!!

怒りに視点が定まらずにいると、なんだか、吉牛のまえに群がっている人々がアベを支持する者のように見えてきた。「無知」「無思考」「無責任」にアベを支持して、ニホンが発病することに加担している。わずかながら摂取しない可能性も残っている狂牛と違って、ニホンに住んでいる以上、アベの毒を摂取しないことは不可能に近いぞ。いくら食べたくないと言っても、無理矢理食わされるんだからな。
 しかも、この牛は「狂牛病」の「疑い」ではなく、あきらかに狂………。
 しかも狂牛とちがい、発病するのは分かっている。それで命を落とすかどうかは、闘病生活しかないのだ。

はじめから苦しい闘病生活をしなければならないとわかっていて、それでも食うのか!? と、強くいいたい。


この記事へのコメント

愚樵
2006年09月19日 05:29
この問題は難しいですね。
狂牛を喰らうのは自己責任とはいえ、幾重にも繋がっているこの社会、自己責任では完結しない問題も多々あって、それはご指摘の通りなんですが。

たとえば私なども自動車を運転しますが、これとてもドライバーの「自己責任」で全てが完結する問題ではないですよね。交通事故で無関係な人を巻き込む危険性があるだけなく、排気ガスを撒き散らして環境を悪化させる。でも、そういった危険性も含めて今の社会では容認されています。
おそらく狂牛も容認されていく流れになるのでしょうが...、でも、やっぱり納得いかないところが残りますね。
dr.stonefly
2006年09月19日 14:12
おはようございます。 そうですね。やはり「自己責任」では完結しないでしょうね。狂牛だけでなく様々な繋がりが不可避で、そんなとこから「社会」や「国家」ができていくのでしょうか。ご指摘にありました「自動車」しかり、さらには原発による電気しかり……。しかし、それにしても「社会」「国家」の責任もさることながら 個々の意識をたかめなければ、「社会」「国家」としての問題の解決にも至りませんよね。
「国家」は、「無思考」な態度、つまり吉牛を食う国民、アベを支持する国民をみて「愚民政治」を行う。やりきれません。
dr.stonefly
2008年05月06日 15:46
たんたん♪さん、はじめまして。引用は結構ですよ、結構ですが、

全国何百万(?)の吉牛フリークからの攻撃がおそろしいやぁ(爆)

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