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小学校1年の息子の授業参観と懇談会にいった連れ合いがドヨーンとした顔をして帰ってきた。重い空気で窒息しそうな懇談会だったらしい。入学したばかりで全く小学校の様子がわからず、仕事を休み、そこそこ楽しみに行ったのだが期待は裏切られた、というか、洗礼を受けたというか……。 懇談会では、親の緊急提議によりクラスの「問題児」について話し合われたらしい。もちろん「問題児」という言い方が「どういう視点のどんな価値観(意識)」から言われている言葉かということは、賢明な読者のみなさんには解って頂けると思う。息子のクラスでは、小学校入学から3ヶ月ちょいで2人の子どもがクラスの子ども達の「親」から「問題児」の烙印を押されたのだ。いいかい、クラスの子の「親」からだ。この記事では懇談会の険のある空気を再現するため、あえて「問題児」と表記する。 その「問題児」君たちは乱暴者だそうだ。特に一人が乱暴者で、以前より複数の親から学校にクレームが出ていたらしい。「画鋲でさされた」「たたかれた」「けられた」「水をかけられた」etc.というクレームで「学校はどう対処したか。どう対処するつもりか」と担任(学校)は前々から言われていたらしい。……らしい、らしい、というのもワタシの連れ合い以外のほとんどの親は、懇談会以前から情報を共有しているようで、懇談会でもいきなり知らない話が「続きモノ」のように始まり面くらったようだ。(ちなみに21人クラスで共働きはワタシを含み2家庭のみ、井戸端会議等で鬼のような情報交換がなされていると想像する。あくまで想像だが……) で、学校はどう対処したかの「対処」の一つは、「問題児」君たちの親が「たたかれたetc.」の 子どもの親に「謝らせる」かどうか?ということだそうだ。「問題児」君たちの親は傷つけた子の家に謝りにいってないようだが、「学校は何故、謝らせるように指導しないのか」と参加した半数の親が真面目に言っていたという。 さらには「対処」の主張は続く。 曰く「うちの子は画鋲で刺されたが、画鋲が、はさみになり、ナイフになり、最近の子どもの殺人事件のようになるんです。今のうちに『更生』させないと大変なことになりますよ。『問題児』たちを『別室で指導』するように対処できないのでしょうか!!」 また「兄弟」がいる親からは「上の子ども達の時は、『問題児』が一人もいない『いいクラス』だったのに今年のクラスは『大はずれ』」という言葉が漏れたらしい。 さらには、算数の時間に『問題児』君がみんなの「お道具箱」をばらまいたことがあり、みんなが『問題児』君と話し合って一緒に「おかたずけ」をしたことがあったらしい。その件につき、「算数の時間が1時限なくなり進行に遅れをきたすのではないか」と言うご意見もありと、連れ合いにとっても話を聞いたワタシにとっても、カルチャーショックを受けることになる。 まあ、それでも半分弱の親は、「問題児」君たちに学校教育として、ちゃんと対応してほしい、という感じだったので少しは「救われた」のだが、でも半分弱なのだ。勢いのある半数強の親が真剣に、そして真面目に主張している「親への指導」「更生」「別室で指導」「大はずれ」「教科の進行に遅れ」などについて戯れ言を漏らす気力さえない。脱力感である。 もしワタシが懇談会にでていて、白石正久さんの受け売りで「子どもがおこす問題行動は大人に対するメッセージなのだ」などと言っても、きっと宇宙人を見る目でみられたに違いない。半分の親が真面目に「排除」を望んでいるのだ。許容範囲外のものは「排除」なのだ、真の教育や「大人としてのゆとり」はないと感じられる。まさに、いまの社会と同じように……。ん、あれ、そうではないか。いまの社会と同じように、ではないか。というか、よく考えればそこは社会そのものだった。 ちなみにこの日のNHKの世論調査によるとコイズミ支持が46%、不支持が40%と懇談会でのクラスでの「排除支持組」と「教育で解決しましょう組」の割合とシンクロしていてため息しかでない。 きっと、「排除」で問題解決をはかる過半数の人達たちが王道を歩くのが今のニホンで、そういう人達が自民党を支えているのだろう、と思えてしまう。 保育園での6年間ではなかった話に、久しぶりに身近に現実をみた気がする。 ※今回の又聞きでは学校の対応、方針、力量等は解らなかった。「対処していただきてありがとうございました」という言う親もいたらしいが、内容はわからない。また何かあれば身近な社会としてupしていこうと思う。 「授業参観と懇談会」(2)につづきます。 |
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『愛国者は信用できるか』
著者の鈴木邦男さんは1943年福島県生まれ。民族派政治団体「一水会」前代表・顧問。現在はテロリズムを否定して言論活動に専念していますが、若いころは実力行使も辞さない「行動右翼」でした。 ...続きを見る |
喜八ログ 2006/07/11 20:44 |
教育現場での「排除」
dr.stoneflyの戯れ言さんの「授業参観と懇談会」…いまどきの親」。私は子供はいないのだが、それでもため息がでてしまう記事だ。 dr.stoneflyさんのお子さん(小1)での実話のようだ。「問題児」を排除しようとする親たち。こういう親たちがいるであろうことは、各種の報 ...続きを見る |
愚樵空論 2006/07/12 01:52 |
「郵政民営化」クイズ
政治経済ジャンルのクイズです。 ...続きを見る |
喜八ログ 2006/07/15 20:52 |
| 内 容 | ニックネーム/日時 |
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こんばんは。 |
愚樵 2006/07/11 19:51 |
今晩はorお早う? 失礼。白石氏の名前を目に出来るだけで「乾杯」したくなる年頃なんです(まぁ かこつけて の端にもいなかっただろうし)。とにかく、こうしたblogで意志を表明しないと自分の意志が表明出来ない世代なんですわ。好むと好まざるとに関わらず(by村上春樹)。俺ぁ「ピッツァ」>「ピザ」です。 |
life_is_beatiful 2006/07/12 04:05 |
>愚樵さん。おはようございます。 |
dr.stonefly 2006/07/12 06:11 |
蒸し暑い毎日です。冷房のない職場は、環境問題を考えるのに最適です。さて、私のこの10年間の経験では、子ども親も、みんなと同じに、一緒になりたがっているのだと思います。学校では、ともかく、多数派にいることが極めて重要なことがらです。自分の考えではなく、いかに「空気」を読むかどうかにかかっています。みんな必死です。ですから、私のような変わり者(家族)は、皆さんの「餌食」としてとみに珍重されています。異端者(従わない者)は、内わの結束がためには不可欠です。もちろん感謝状はもらえませんが、沢山の余計なお世話がもらえます。「(うちの子)ちゃんがかわいそうではありませんか」などが常套句です。 |
ダメオヤジ 2006/07/12 12:41 |
涙を流して笑わせて頂きました。これぞワタシの黙示録。 |
dr.stonefly 2006/07/12 14:23 |
村上春樹を読まれてないのですか? 自分はThe Beatlesと同名の『ノルウェーの森』で出会いました。同作品を「エロ小説」と称した非「文学部」的な友人の感性に、「こんな考えがあるのか」と異文化交流を実感した10数年前でした。ま、どうでもいいことですが…。 |
life_is_beautiful 2006/07/20 01:23 |
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