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ぼんやりテレビを眺めていると生活保護の制度改正実施などで2200億円削減する、というニュースが流れた。 昨日、 SENDOさんの記事(リンク先 どうなる?どうする?障害者自立支援法!「無情な世情」)を読んでいて、以前にTBを頂いた エクソダス2005《脱米救国》国民運動さんの記事(リンク先 トム丸さん)を思い出した。北九州のあたりで生活保護が悪意によって受けられずに「餓死、孤独死」が続出しているらしい。(記事の方は障害者)。棄民政策の犠牲者が続出するなかで生活保護費予算が削減される。 実はホームレスの世界では、ず〜っと昔から棄民政策による殺人が続いている。毎年、都市の路上で遭難し餓死、凍死する者が後を絶たない。福祉に助けを求めても生活保護の受給はなく、就労の機会がないという言葉は聞き入られることなく「就労可」といって切り捨てるわけだ。ホームレスゆえに住民票などの書類がない(用意できない)こともお役所的仕事を助長させるわけだが、記事を読んでいて、ついに「ホームレス的棄民のようなホームレス的死」が「在宅」の市民にも広がったか、という印象を受けた。ホームレスであろうが在宅であるが、いずれにしても行政と社会による「殺人」といってもいいだろう。昔はホームレスが最下層で殺されているという認識で、他の被差別者に対して社会は、多少は守られなければという認識があるような気がしていたが、いまや全くの幻想であると知る。 それどころか、在宅の独居死は、ホームレスよりも酷い状況かもしれない。 ホームレスは「家」という囲いがないぶん、その様相がさらけ出されている。とりあえず表面的だが様子は解り易い。「可視」である。そのため、差別民から謂れのない厭がらせや時に死に至る襲撃をうけることもあるが、反面、なぜ野宿をしなければならない人がいるのか?「おかしい」と思う市民もいるわけだ。その結果、各都市で「ホームレスを支援する市民の会」やら「ホームレスと共闘する市民の会」やら、もともとホームレスは労働問題から派生しているため「日雇全協」などの労働組合が存在している。 さらには、壁や塀がなく悲しいほどオープンであるから、ホームレス同士の助け合いもあり、また市民団体などもホームレス同士、ホームレスと市民などの連帯を呼びかける。また「夜回り」「夜パト」など市民、ホームレス一体となって「追いつめられている仲間」がいないか訪問してまわる。もし「追いつめられている仲間」いれば、行政の対応に対応させ、監視する。差別的な役人には遠慮なくもの申す。北九州のような行政・社会による殺人を防ぐためであり、北九州のような事件が実際におきれば黙っていない。 よくいわれるが、「ハウス」レスであっても「ホーム」レスではない状況がつくられようとしている。 (※もちろん全てのホームレスが一様に連帯を望むとは限らず、一人を望む人もいるし、市民運動と距離をおく人もいる。当然だが、どんな世界も一括りにはできない。) 北九州で亡くなられた方の周辺の状況はわからない。ただ記事を読む限り上に書いたような市民とホームレスが連帯するという環境ではなさそうだ。いろいろな要因があるだろう。「家」のもつ隠匿性があるかもしれない。また市民同士の繋がりの希薄さかもしれない。また「ハウス」のなかにいても「ホーム」レスと言えるのではないか。ただこの「ハウス内ホームレス」は「不可視」だ。さらには今後、ハウス内ホームレスは急増されることも予想される。exod-USさんは、 【緊急指令】公安調査庁全職員に告ぐ: 直ちに水道・ガス・電気の供給停止世帯全国実態調査に着手せよ!、と呼びかけたが、どうも排除の最右翼である公安調査庁などがやることは抹殺と隠匿でしかない気がする。 行政が棄民という方向で進んでいる以上、市民による連帯しかないと思うのだが、ハウス内ホームレスであることが不可視である在宅であっては、非常に困難かもしれない。 もちろん国、行政にもの申すのは大前提ではあるのだが……。 いずれにしても「市民」が何らかの手を打たなければ、これからのニホンではハウス内ホームレスも殺され続けるだろう。 ※市民による連帯とは、行政のいう「地域ネットワーク」ではなく、連帯し助け合いながら国、行政を監視、指導するものである。 ■リンク SENDOさんの記事 http://sendo.at.webry.info/200607/article_7.html">(リンク先 どうなる?どうする?障害者自立支援法!「無情な世情」 http://ameblo.jp/cm117719311/entry-10014859927.html エクソダス2005《脱米救国》国民運動さんの記事 http://exodus.exblog.jp/3735883 トム丸さん記事 http://tomkari.cocolog-nifty.com/blog/2006/07/post_8416.html ■引用です 「申請権侵害が常態化」 北九州孤独死 仁比議員が是正要求2006年6月13日(火)「しんぶん赤旗」 「保護が必要な人の最後の命綱が断たれたのではないか。国が是正しなければ、再び三たび犠牲が繰り返される」。日本共産党の仁比聡平議員は6月12日の参院行政監視委員会で、北九州市で五十六歳の男性が生活保護を断られ孤独死した問題を取り上げ、国の直接の監査と生活保護行政の是正を要求しました。 厚労省の中村秀一社会援護局長は「市はきちんと対応した」とのべましたが、川崎二郎厚労相は「今後の行政に資するため本件のケースについては検証したい」と答弁、調査を約束しました。 五月二十三日に門司区でミイラ化した遺体で発見された男性は昨年八月に失業、収入がなく水道、ガス、電気が止められ二回にわたり生活保護を申請しました。ところが福祉事務所は親族で相談するようにといい、申請書を渡さずに帰し、保護が受けられないまま一月に餓死したとみられます。 生活保護法は、第七条の「申請保護の原則」などで国民の申請権を認めています。仁比氏は、北九州市が男性から「生活保護の申請はあった」と認めていながら申請書を渡さなかったとし、「これを是正しない限り犠牲はつづく」と追及しました。 北九州市では生活保護の申請を窓口で受けつけない申請権侵害が常態化し、餓死や孤独死が続発しています。仁比氏は北九州市の保護率が政令市の中で唯一低下し保護費予算の伸びもマイナスの実態を示し(グラフ)、国が市の報告をうのみにするのでなく現地に赴いて面談記録調査や関係者のヒアリングを行い、実態を調べるよう求めました。 |
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北九州市の酷い生活保護行政と「エール」を送る尼崎市の現役公務員
? 政令指定都市のなかで最も厳しいといわれる北九州市の生活保護。厚生省からは、「保護行政の優等生」と言われていますが、分かっているだけで、今までに何人も餓死者がでています。この5月にも餓死した死体が発見されました。 以下に朝日新聞の記事、「しんぶん赤旗」(注 ...続きを見る |
キーサン日記--皿澤 剛の日記 2006/09/11 19:07 |
福岡と北九州その4〜北九州発祥のもの
福岡と北九州その4〜北九州発祥のもの北九州市の小倉には競輪場があります。実は競輪は小倉発祥なんですよ。小倉駅から北九州都市モノレールで「香春口三萩野駅」まで4分(190円)です(そこから徒歩5分)。北九州メディアドーム福岡県北九州市小倉北区三萩野3... ...続きを見る |
福岡あるある情報銀行 2007/03/08 06:31 |
北九州市は何人殺したら気が済むのですか。
みなさま、税金ふんだくるだけふんだくっておきながら、困窮した時には最低限の保障すら渋る行政を支持しますか? ...続きを見る |
言ノ葉工房 2007/07/13 03:31 |
| 内 容 | ニックネーム/日時 |
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トラックバック頂きありがとうございました。 |
sendo 2006/07/23 00:22 |
実は、ホームレスのおっさんたちと同じ目線に立っていたので、この件もあまり、驚きませんでした。ついに「在宅市民」までターゲットが広がったか、と思いました。ただ、件は殺された「被害者」が障害者だったこともあり、sendoさんのリンク元のかたも障害者自立支援法とからめ紹介されていましたが、障害者でなくとも同様の「殺人」があるようで、今後も増えるでしょう。 |
dr.stonefly 2006/07/23 17:16 |
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