「沖縄、岩国と従軍慰安婦」…今度は言い訳はできない

 沖縄や広島で、少女が米兵にレイプされたという記憶が残っていて、沖縄は島ごと、岩国は街ごと米軍基地にレイプされているというメタファが浮かんだのが前のエントリー。
 そんなエントリーを書いてしまったから、妄想は広がっていく。
 ワタシは国という線引きが好きではないので、それぞれの街まちで暮らしている人々に気持ちがいってしまうのだけど、あえて国を意識すると日本がアメリカにレイプされているとも言える。
 手篭めにされている日本は、嫌でイヤで仕方がないけど、足までなら我慢するわ、右手だけなら目をつぶるわ、耳なんて、胸は絶対にイヤ……と、考えるのだろうか? 左足や左腕が縛られ、弄ばれて、犯され、助けを求めているのを脳は我慢しろというのだろうか。右足や右腕は目をつぶって無抵抗のまま脱力するのだろうか? この体は左足、左腕と犯され徐々に壊されていくのをじっと我慢していくのだろうか? 体と心に傷を負っていくのに耐えられるのだろうか?
 ……と、ここまで妄想したときに、また思考がぶっとんでしまった。

 実際にレイプされて心身ともに傷ついている人々……、従軍慰安婦と呼ばれる性奴隷にしたてられた女性たちである。お国のために戦う兵隊さんの慰めものになりなさい、と体も心も尊厳も何もかも奪われた人々。何十年たっても癒えることがなく、訴え続ける女性たち。
 こうした女性達が実際にレイプされていたことを当時の人々は知らなかったのだろうか? 知っていて目をつぶったのだろうか? 仕方ないと思っていたのだろうか? ワタシは生まれてなかったので本当のことはしらない。
 何十年もたったいま、心身とも傷ついたままでいる人々の訴えを無視して、「金のためにすすんで体を売ったのだ」という者がいる。
 あれ? なんか変だな。
 沖縄も岩国も今、手篭めにされ傷ついている。心も体も尊厳もレイプされ傷となって残っていく。この苦悩や痛みを想像さえせずに、何十年もあとに「金のためにすすんで体を売ったのだ」という者がでてくるのだろうか? そのとき、その頃の沖縄や岩国や他の直接傷ついた以外の人々は知らなかったのだろうか?と言われるのだろうか?、、目をつぶっていたのだろうか?と、言われるのだろうか?、、仕方がないと思っていたのか?と、思われるだろうか?
 ワタシにとって今度は「生まれてなかったからわからない」などという言い訳はできない。

 今、目の前でおきている事実なのだ。

 

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