「発達障害の僕が輝ける場所をみつけられた理由」栗原類著

 うーん、正直いまひとつかな。
 赤裸々さがあまり伝わってこなかったと感じるのはCOCORAを先に読んじゃったからかもしれないなぁ。そういえば直前のCOCORAの冒頭で、あれだけの苦悩を「面白かった」なんて書いたのは軽率すぎるかな。ただそれだけ伝わってくるものがあったということ。類まれな文才を発揮して本をあらわした今は輝いてると想定して、「面白い」も許されるだろう。
 類君は母がよかったねぇ、母がつくる環境もよかった。いろいろ苦労もあったに違いないし、困難を乗り越えてきて、輝ける場所がみつかった上手くいった例。「怨」はないんだろうねぇ、優しい感じいっぱいのさわやかな本だな。実際に発達障害で困っている当人、家族にとってはヒントが書かれているかな。という意味では良本かな。そういう面ではCOCORAは真逆。環境がひどすぎる。上手くいくはずがない例。という意味での良本、なんだけど、良本なんてもんじゃないほどの迫力で訴えかけてくるからねぇ。「怨」があるほうが面白く感じられるのは、ワタシは異常性格なのかもしれないな。

そうそう、ひとつ忘備録的に引用しておく。p209

(健常と障害では)不安を覚えたときなどに、そのストレスを解消するドーパミンなどの報酬系のホルモンが出るところが違うのです。健常児は前頭葉で理解しながら、不安を解消したり、喜びをを感じますが、発達障害のある子たちは、側頭葉(運動野)で感じることで、不安を解消したり、快感を感じるのです。一部の自閉症の子が少しもじっとしていられないのも、動くことで心が落ち着くからです。つまり、そもそも脳のメカニズムが違うわけです。




発達障害の僕が 輝ける場所を みつけられた理由
KADOKAWA
栗原 類

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