「保坂展人は熱く語る」(2)…辺野古と小沢とアメリカと

 忙しさにかまけてブログ行為をさぼっていた。読むのも書くのものコメもレスも。サボタージュっていうか、時間がとれなかったのだ。そうこうしているうちに保坂さんの講演の記憶が薄れていく、前回イントロを歌い、講演を紹介すると宣言をし、期待しているとまでコメを頂いたので、陽水の「あかずの踏切」の後の「はじまり」という曲のように、(1)だけの、イントロだかサビだかのみで終わるわけには逝かないわけだ。
 しかし、保坂さんの講演の紹介をするのは難しいな。この周辺では、人気の本家「どこどこ日記」の読者が多いのだろうし、その講演を描写するという回りくどいことをするぐらいなら、「どこどこ日記」を読めばいいわけだし……、ということで、今回は(も)毒多がどれだけ、講演内容を覚えているか? またどんな印象が残っているのか?という実験的エントリーになるので、よろしく哀愁。

 それにしても。このブログでも昔は随分辺野古のことを書いて来たのに、最近ではとんとご無沙汰である。書かないことを気にしているのだが、書けない。そんなことをボソっと沖縄出身の友人に話したら、今は、みんなが知ろうとしているからいいんじゃない、と慰めてくれた。慰めはいいんだけど、やはり書けない理由を考えている。また形而上にのぼっちゃって地上のゴタゴタなど、、、なんて言わない。思うにリアリティの問題なのだろう。
 いくら、説明され聞かされてもリアリティがないのである。普天間の危険も怒りもリアリティがない。きっと鳩やら平野もそうにちがいない。リアリティがないのだ。リアリティがないものだから、煮え切らない。ちゅうか、どうやら昨年末にだらだらと移設先を辺野古に決めたかったんじゃないか、と言うのは、青年期から沖縄に行き倒しているリアリティばりばりの保坂さんである。
 じゃ、なんで年末にだらだらと決めなかったかというと、小沢のイチロー君が「待った」をかけたからだ。政権の沙汰も小沢次第といったとこだね。イチロー君「あの美しい海を、、、」と妙なリアリティをもって移設反対したのだが、ありゃリアルに辺野古のすぐ北の土地を買ったらしいからだ。4億円もしないだろうし、記帳がどうなっているか、どっからでた金で買ったのとか知らないが、釣りでもしようと思ったのかしら。まさかジュゴンを釣ろうとは思ってないのだろうが、とにかく反対したのだ。保坂さんは呆れて言っていたがこういうリアリティは庶民的だよな。結構毛だらけ猫、、、だと思うぞ。だって、オイラが反対の記事を書くよりもリアリティをもって反対しているわけだからさ。
 もっとも美しい釣り別荘を理由に(?)アメリカに歯向かうイチロー君は叩かれるわけだ。日本の検事なんざ、超アメリカよりなんだから...っていうと、やはりアレはアメリカにごまをする検事の暴走。なんて、思いながら聞いてたんだけど、結局不起訴になったな。イチロー君の起訴か不起訴かで辺野古の運命も決まっていたなんぞ、いやはや、、っていうか、不起訴になったから、このまますんなり辺野古回避とは思えないがね。

 保坂さんがいうには、そも、普天間から辺野古へ何が移設するか解ってますか、って話なわけ。政治ブログ周辺の人は解っていると思うけど、オイラみたいなリアリティのない遠方の人は、画像をみながら普天間の空港っていゆうか、滑走路の移設と思うわけだ。ヘリも垂直に降りて垂直に飛んでいくと思っている。でも実際はヘリなんか、ベトナムのときから使っていた40年の老朽ヘリでしかも飛行機みたいに斜めに降りて来て、また斜めに飛んでいくのさ、タッチ&ゴーなんてやってるの。つまりさ、空港じゃなくて演習場なのね。で、滑走路の前後500mに町があるなんて完璧に違法でアメリカ国内だったら大問題なのに、普天間ではその500mの内に保育園やら老人ホームやら普通に町が存在しているの。
 いいですか?、辺野古にはただ「滑走路」が移設するわけじゃないのさ、演習場が移設するのさ。これまでは普天間から嘉手納の弾薬庫まで飛んでいって積んでいた弾薬も辺野古に弾薬庫をつくるらしいし、軍港までつくちゃおう、ってんだから。被害はじゅごんどこじゃなくて全滅だね。なにやら沖縄の有力者も埋め立てのための山まで買い込んでいるらしくて埋め立てたくて仕方ないらしいから、内憂外患。
 しかも、移設するヘリも「未亡人製造機」といわれる頻繁に墜落するオスプレイっていうめちゃ危険なヘリらしい。これ初めて海外に配置されるってんで、日本ってのは心底舐められているわけだ。日本が舐められているってか、関係官僚やら自民政治家は知ってたらしいぜ。知ってて日本には黙っていたの。いったいどっち向いてやがんだい。右翼とか保守とか「美しい日本」なんて、結局はどこ向いてんのかわかんねぇな。
 アメリカが「辺野古しかない」っていってるのは、沖縄の北にひろがるヤンバルにヘリバッドをつくって演習をしたからなんだって。ヤンバルってあのヤンバルクイナがすむジャングルなんだけど、ここでゲリラ戦想定の訓練をするためにヘリの着地施設をつくろうとしてるのね。つまり、辺野古で弾薬積んでオスプレイを発進させて、ヤンバルでドンパチ訓練をするから「辺野古しかない」ってわけさ。奴らにとっちゃ沖縄全体が演習場なの。しかも、士官は毎月100万もする邸宅に思いやり予算で使って住んでるんだから、辺野古しか、、、沖縄しかない、になるわな。クソが!!

 さて、どこまでが保坂さんの話で、どこまでが毒多の妄想か訳がわからなくなってきたんだが、取り敢えずイチロー君は不起訴になったんだよな。あんたが黒ってのは、思ってもいわないどいてやるから、テメーの別荘も死守しろや、ちがった、辺野古は死守してみろよ。てめえなんぞ、ダイッ嫌いだけど(内心)、辺野古を守ったらちょっと認めてやるよ。ふんだ、畜生め。美しき釣り別荘も石川君よろしくトカゲのしっぽのように切るんじゃねーぞ。

 



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この記事へのコメント

さめ
2010年02月06日 23:08
私にとってのリアリティは泡瀬干潟でしたね。埋め立てが始まる前はとてもきれいな海でした。調査用の杭を打ち込むのに心が痛むくらい。調査の再現性を保つためにと、迷いながら1本1本太い鉄筋の杭を打ちこんだときを思い出します(当時は科学者としても未熟でしたから自分の判断に自身がもてなくて)。地元の人たちから景観を損ねたと苦情が来ないかと心配しながら。

その後埋め立てが始まり、美しいサンゴ群集の半分は醜い護岸で囲まれてしまい、それでも護岸の外にいたサンゴたちの調査は続けていました。ところが、昨年末にはその太い醜い杭が昨年末には簡単には見つけられないほど透明度が落ちてしまいました。それほどまでに土砂を投入してしまったということです。

生き生きとした海が死の海に転換していく過程を見てしまった私には何かが植えつけられてしまったようです。結局何の役にも立たなかったのならば調査をして数値で残すなどというくだらないことはしなければ良かったとも思うのにね(何となく肌で感じるのと数値で残すのはやはりリアリティが違いますから・・・)。もう諦めようと思って沖縄を出たはずなのに、辺野古の海の映像がTVに映るたびに心が痛みます。辺野古・大浦湾が泡瀬のたどった道を歩むというのならば私はもう現実を直視できないな・・・。
さめ
2010年02月06日 23:20
毒多さんも書いてらっしゃいますが、被害は辺野古だけに及ぶのではなくヤンバルにも伊江島にも及びます。ヤンバルの山の中はまだこんな状態です(http://takae.ti-da.net/e2949548.html)。

沖縄島(=沖縄本島)自体が悪魔に魅入られた島としか言いようがなく、あまり表には出ないけれども西海岸・浦添の埋め立ても始まってるし、糸満等の道路工事も着々と進んでいる。泡瀬の埋め立てに終止符が打たれないのも基地関連のうわさがつきまといます。うわさとはいえ、これらの整備がいざというときに戦車が通ったり戦闘機が不時着できるための整備だというのであれば、全否定は出来ない。こんなに準備をしてしまった島が後戻りできるのだろうか、と思う気持ちもあります。

小沢さんに期待しつつ、なぜ研究畑である首相に科学的データの意味がさっぱり伝わらないのだろうかとも思う・・・。科学も裁判も選挙も役に立たないのならどうしたらいいんだろう。
dr.stonefly
2010年02月08日 08:23

 さめさん、おはようございます。
 この前の「調査」の記事といい、今回の辺野古の記事といい、さめさんのことを思いながら書いていました。気を悪くさせているかもしれないな、と。
 さめさんがしているような調査は、自然が自然のまま存在できるのならば必要なく、数値も必要がなく、ただ存在していることになるのですよね。人間が、エゴのために、自然以上の行動のために、自然を破壊することを抑止のための調査になる。
 それでも、人間のエゴは数値を理性で認めようとせず、結局は小沢のように「内心」で抑止しようとする。ここのとこの拙記事を思い返すと笑えてきます。
 科学も裁判も選挙も役に立たない、、、、きっと、内心ですね。リアリティをもった内心です。
 鳩も平野も辺野古の海に潜らないと駄目だ。さめさんが苦しんだように、鳩や平野にも、珊瑚と海の美しさを心から実感したうえで、潜っている目の前で珊瑚を埋め、海を濁らせればいい。イマジネーションのど貧困なヤツには実際に目でみさせるしかない。それでもなお、埋立たり、基地をつくるというなら、政治家として抹殺するだけです。

 最近マジで思う。苦しんでいるものが政治家にならないと駄目だ。感性の豊かな者が政治をしないと駄目だ。貧困で自殺を考えたことのある人が、戦場で子どもが爆弾に吹き飛ばされるのを見た人が、差別されイジメ倒された人が、、目の前で美しい自然が壊されるのに涙した人が、、、、。今の政治家は感性が貧困すぎます。
非戦
2010年02月13日 07:45
私は、ミクシィ日記で、去年の冬はガザのことばかり書いて、今年は普天間・辺野古・高江のことばかり書いています。辺野古という地名を知らない、読めなかった多くの人たちも、やっと知ったかな、というところでしょうか。でも、保坂さんやdr.stoneflyさんのように
>被害はじゅごんどこじゃなくて全滅だね。なにやら沖縄の有力者も埋め立てのための山まで買い込んでいるらしく

こういったことまで、みんな知らないといけないですね。

政治とか外交は、金にまみれた貪欲な人間の品性のなさから動いている、と見抜くことが案外と大切なのかと思いました。
dr.stonefly
2010年02月13日 09:54
非戦さん、おはようござます。
辺野古の記事どころか、すっかりupのペースが落ちた毒多でございます。
辺野古に関しても知られてないリアルでの事情がいっぱいあるのだと想像しています。それが金にまみれた貪欲な利権から、目一杯の生活のための金まで、、、
いずれにしても、人間の行為のツケはまちがいなく返ってくるでしょうね。

そうそう、ミクシィで日記ですって?
探してみよっかな(笑)

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