「高橋哲哉リターンズ」(1)…vs福沢諭吉

【警告】ここに挙げるエントリーは、高橋哲哉氏の講演内容を、講演会に参加したdr.stoneflyによって消化され吐き出されたdr.stoneflyの事実である。世間一般的事実はもとより高橋哲哉氏の講演内容さえも忠実に再現するものではない。よって、このエントリーを読み高橋哲哉氏を判断したりクレームを言うのは筋違いである。またdr.stoneflyによって消化された世界が嫌いな者はdr.stoneflyの消化器官や存在そのもを全否定したいほどに不快感を感じるかもしれず、そうした恐れのある者は、読まない方がよいと警告するものである。


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 う、うぅ、ゲコグゴバコ、ゴボゴボげろげこ。
 耐えきれずにリバースされた唾、あ、いや毒がキーボードの上に砕け散った。唾と散りましょお国のために、お、お、お国のためにぃぃぃ?? うげー、ウゲゴゲゴホンゲロゲロ、ペェッペッペ、、、、。
 キーボードの「return」の上に飛び散ったひときわでかい毒泡がモコモコと沸騰し盛り上がり小指大のドクタテツヤが生成される。おう、久しぶりやんけワレぇ、なにしっとったんぞワレ、もっとチョクチョク再生させたらんかいワレー。と、リアルでは紳士で冷静な高橋哲哉がなんで河内のおっさんやねん、というのが不思議なのだが、毒多の体内という不思議ワールドで消化されたドクタテツヤなのでこの程度のことで驚いていては身が持たない。だいたいがふとミス花子の唄を思い出したというだけで、河内弁をしゃべらせようとするいい加減さである。と解説などを入れている間にキーボードの「option」のうえにこれまた小指大の毒多が生成され恨めしそうにキーボードを叩くdr.stoneflyを見上げていた。なんでボクまで生成させるんだよぉ。
 dr.stonefiyは、ニヤニヤしながら上から毒多を見つめて、ワレながらマゾかな?と考えていたが、生成された毒多を見つけたテツヤはいきなり叫び出す。
 だいたいこのブログおかしいやろが、何で「幸福の科学」程度でニッポンがカルトに牛耳られるって話になんねん。最大のカルトで、ニッポン国中、牛耳られ倒しとんのは「靖国」じゃろが、ながいことワシを登場させずに寝言書いとったら、ドタマかち割るでぇ~、わっっっれ~!! 
 と、いきなりキレられたので、リアルと同様に小心者の毒多がビクビクしながら、すみません、すみません、すみません、キーボード上ではoptionですから許してたもれ、と言いながら、でも最近のカルト宗教No1は、一番信者の多いマスコミワイドショーかもしれませんねぇ、と呟いたが、ドクタテツヤは無視して喋りはじめた。リアルでは紳士で冷静という抑圧の堰がここではぶち切れているらしい。
 そやさいかいに、靖国は「感情の錬金術」やねん。マインドコントロールやねん。カルトやねん。えっか、最近ではA級戦犯合祀が問題にされがちだが、靖国はもっと前から国家命ちゅう信者の発生装置として働いとんねんんんん、、、、きぃぃぃいいいいい!!
 と、いきなり絶叫したドクタテツヤのうしろの「help」のキーの上の唾、ちゃう、毒が沸き立ち、新たにもんぺ姿がムクムクと生成された。
 お、これは戦争で二人の息子を失いながらも「主婦の友」で「軍國の母」と持ち上げられ完全に洗脳されちまったマツさんやんけ? テツヤにマツさんと呼ばれた女性は、何かに取り憑かれたようにニコニコしながら、喋りはじめた。
 ………、息子が戦場で惨死したときいて、最初は「惨いことよの、哀しいことよのぉ」とめそめそと悲しんでおったのですがね、戦死した息子二人も靖国に合祀してもらい、恐れ多くも天皇陛下さまが御親拝していただいたんです。ワシは何を嘆いておったんだって思いました。どうせこんな田舎じゃ80、90まで生きて人生を全うしても山の狸も泣いてくれはせんです。それを息子はお國のために死んでくれたばっかりに、陛下さまがお参りしてくれるんですじゃ、ありがたや、ありがたや、うれしいですじゃ。めそめそしていたワシも電気に打たれた様に悟ることができましたじゃ。(主婦之友、1944年1月号、「昭和婦道の光ー軍國の母を訪ねて」参照)
 オーマイッガッ!! だから、ちゃうっちゅーねん。マツさん、まだそんなことゆーてるんだっか、はよう目を醒してんか。
 ………、ワシはもう死んでますので目を醒すことができんのじゃ、
 いやね、そうですけど、マツさんは騙されてますねん。そう、あんた国家に騙されているんや。国家の欺瞞の犠牲になっとんね。なんで人の命が国家のエゴより重いねん。おかしいやろ、国家のために死んだゆうて「顕彰」されてどうすんねん。死んどってもええから目を覚ますんや。ええか、「追悼」と「顕彰」はちゃうんやでぇ。靖国の臨時大祭なんぞに騙されたらあかんちゅうね。
 ……、天皇陛下さまの御親拝にまさるものはございませんのじゃ。お國のために死んだ息子も幸せに決まっておりますよって、、、

 こら、そこのreturnの上の似非河内弁の若造、見事な迄の戦国の母に何を言う。ちょっと黙って我が輩の話をきけ。天はワシの上に人はつくらず、ワシの下に人をつくる、我が輩こそは皆の憧れ萬札フクザワだ、皆ワレの前にひれ伏すことぞ、ケケケ、と笑いながら、キーボードの「¥」の上に大いばりで生成されたのは薄っぺらなフクザワユキチだった。
 マツは偉いぞ、それでこそ軍國の母である。だいたいにおいて、死ぬ気でお國を護ろうって駒がおらんくなったら、だれが國を護るんだ。全国民に死ぬ気で國を護らせて、死んだら光栄を与えるべきなのだ。マツみたいに戦場で死ぬことこそ幸せだって感じたら、みな國を護って死んでくれるって、ケケケ。フクザワの言葉をじっと聴いていた、マツさんは、ありがたや、ありがたや、息子が2人も死んでくれてありがたや、陛下さまの御親拝ありがたや~、と唱えている。
 ああああ、フクザワのおっさんはこんなこと言ってたんですか? 何が人の上に人ですか? さすがに金に刷り込まれるだけのことはある。ごらーそこの、optionのうえの更に若い小僧、何を言う。ケケケ。ワレこそは最高の日本銀行券にて有名人であるフクザワユキチなるぞ。我が輩に歯向かうとは100年早いぞよ。ケケケ。戦場から生きて帰って来るなんて恥知らずは日本男児とはちがうのだ。國も死んだものをもっと持ち上げなければならんのじゃ。お國のために死んでこそ最高の人生、意味のある人生と顕彰せんといかん。そうだ花の都東京に祭壇をつくってだな、あっぱれ戦死した英魂はそこに祭り、大元帥自ら祭主となるのだ。

 ……今若し大元帥陸下自ら祭主と為らせられて非常の祭典を挙げ給はんが、死者は地下に天恩の難有りを謝し奉し、遺族は光栄に感泣して父兄の戦死を喜び、一般国民は万一事あらば君國の為ねに死せんことを冀ふなる可し……(「福沢諭吉全集」第十五巻より)

ということであるぞ。
 あ、dr.stoneflyの野郎、翻訳が面倒になって原文挙げよったで。returnの上のテツヤがoptionの毒多を指で刺して批判しはじめた。
 いやだから、それはdr.がやったことでボクと違うんですって。ところで大元帥ってのは昭和天皇のことでしょうかね?……。
 ……、しょ、昭和天皇陛下さま、ありがたや、ありがたや、、、、もんぺ姿のマツさんが、毒多の言った「昭和天皇って単語」のみに反応して拝み始める。
 だから、マツさん、あんた騙されてんねん。テツヤはマツに呼び掛けるが無視される。そやんけ、マツさんだけの無視ちゃう。当時は1億総信者やったんやんけ、ニッポン全国総カルトやぁ~。テツヤはフクザワに睨みながら一段と声を張り上げた。
 ええか、上の原文が11月14日のフクザワで、12月22日のフクザワの言葉にははっきり「靖国」も「天皇」もでてくんねん。國がフクザワの言葉をウケてお國のために死ぬのがベスト教を捏造ったちゅうことや。
 ケケケ、ワシの力を思い知ったか、ケケケ。当時はまだ金に刷り込まれてなかったけどな、やっぱり影響力はあるんや、ケケケ。
 所詮「¥」の上に造られたジジイは黙っとかんかい。dr.早く続きを打ったらんかい、わっれ~!!

 今度死者の為めに催ほしたる靖国神社の臨時祭には、辱なくも天皇陛下の御親臨さへありて、禮祭甚だ盛に、合祀者にして知るあらば地下に感泣したることもならんと雖も、遺族の有様と一般の感情とを察すれば、決して此儘に止む可きに非ず。大に遺族のものに給興して死者の功労に酬ひんこと我輩の切望に堪へざる所なり。(「福沢諭吉全集」第十五巻より)
 
 あ、また原文だ。それにしても「君国のために死ぬのがベスト教」の入知恵をしたのが、あの萬札のオッさんだったとは。optionの上の毒多が、「天皇陛下の御親臨」あたりからひれ伏して拝み出すマツさんを見ながらうなだれた。
 ケケケ、すべてが我が輩の思い通りにて上手くいく。なんといっても英霊だ。天皇の御親拝だ。まかりまちがって戦場から生きて帰ってくる腰抜けがおっても、黙らせるには十分だ。靖国の名において黙らせるのだ。英霊にならんようなヤツに語る資格なんぞない。そいでもって死人に、いや英霊に口なしじゃ。さらに遺族も感謝感激雨霰てわけだ。すべてがお国の思う壷。ケケケ。そう言い放つとフクザワは松さんのほうを振り返りながら拍手をしていた。
 ケケケ、どんどん顕彰したらよろしい。してしてし倒し給え、厚生省から送られて来る名簿を次から次へ顕彰して奉れ、どうせ顕彰ってったって紙一枚/一人だけの話だ。安いもんだろ。本人の意志も遺族の意志も関係ないね、ケケケ。とにかく戦死した者は顕彰しろ。例外は許さない。例外を許すと小さな綻びができるのだ。その綻びがどんどん大きくなってな、とにかく、お国の英霊として統一するのだ、ケケケ。
 お、おーい、dr.さーん。フクザワさんはそこまで言ってるかどうか解りませんよ~!! optionの毒多が上を向いて叫んだときにはdr.は既に白目を剥いて泡を吹きながらキーボードを叩いていた。
 名簿を次々に顕彰といっても、チンはA級戦犯の合祀は許さんぞ。マツダイラグージの下衆がApanの合祀なんぞしよって。絶対に許さん!!!! 皆が白目を剥いているdr.を呆れながら見上げている間に、「home」の上の唾、あいや、毒から新たにショーワテンノーが生成されてA級戦犯を否定していた。「home」のすぐ隣に「help」にいたマツさんが、その声に気づき、振り向いたとたんに、あ、あわ、あわ、あわ、へ、へ、陛下さまぁ~、と言いながら泡を吹き倒れてしまった。
 目の前で人が倒れたことに全く気づかないショーワテンノーは、フクザワに向って叫ぶ。
 チンはA犯は嫌いじゃ。トミタよ、メモしとけ。
 チンはApanの合祀された靖国なんぞに御親拝しないんじゃ。
 チンは東京裁判をみとめんやつは嫌いじゃ。
 チンは東京裁判を支持するんじゃ。
 東京裁判ばんざーい。
 だってチンは無罪だもーん。
 東京裁判を否定するヤツなんぞ、日本人じゃないやい。
 チンはマッカーサーとお友達なんじゃ。
 チンは、チンは、チンは、、、、
 チンはチンを助けてくれるヤツしか認めんぞ。

 いつの間にか目を覚ましていた、マツさんが号泣しながら、叫び出した。ウォーン、ウォン。陛下さまの御親拝のない靖国なんか、狸のない山と同じじゃ。哀しいことよの。惨いことよのぉ。ウォーン、ウォン。


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「高橋哲哉リターンズ」(0)…ドクタ哲哉の再生成の予感
「高橋哲哉リターンズ」(1)…vs福沢諭吉
「高橋哲哉リターンズ」(2)…vs 麻生太郎
 





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この記事へのコメント

2009年06月18日 06:55
「感情の錬金術」

面白い表現ですね。これ、dr.stoneflyさんのオリジナルですか?

この表現にぶち当たって考えたのですが、「感情の錬金術」はマズイにしても、人々の感情をまとめると言いますか、方向付けると言いますか、感情の基準となる「補助線」のようなものはやっぱり必要だな、と。

昨今の社会を眺めていますと、この「補助線」がなくなってしまったがために、みんなテンでバラバラに感情を発露させて、社会の一体感が失われているような気がするのですよね。

もちろん一体感が行きすぎて、束縛になってはイケマセン。ですが、テンでバラバラもよくない。テンでバラバラだから「カネを儲けたが勝ち」という奴に、「間違っとる!」と明確に言い切れないんです。なんとなく間違っているとは思っても、違うと言いきれるだけの根拠がなくなる。だってみんなおカネは欲しいんだもんね。

それが「靖国」みたいな基準があると、金儲けに走る奴には「英霊に申し訳にないと思わないのか!」とかいって、基準を示して非難が出来たりする。まあ、これも良くないのですが(苦笑)。
愚樵@つづき
2009年06月18日 06:55
「靖国」はよくない。良くなかった。それは確かにそうですが、でも、たとえ錬金術であれ、多くの人がよいとした時代は確かにあった。そこを全否定してはいけないと思うのですよね。「靖国」にも「共感」することは必要だと思うのです。そうでなければ「錬金術」のカラクリも結局よく分からず、また別の「錬金術」にハマルことにもなるんじゃないのかな、と。
dr.stonefly
2009年06月18日 08:26

愚樵さん、おはようございます。
なんともドン引きを予感させるエントリーにコメントありがとうございます。
コメントをいただき、続きもupしようと勇気づけられました(笑)。

>「感情の錬金術」

残念ながらワタシのオリジナルではなく、高橋哲哉氏の言葉です。(高橋さんのオリジナルか、どうか、は知りません)

>「感情の基準の補助線」「社会の一体感」

うーん、どうなんでしょう。ワタシとしては「真にほんとのこと」だけを個々が追求するなかで、自然にできる一体感で十分だと思っているんですが……。それが難しい、というか夢物語っぽいことも解っています。ただ、補助線を造るという恣意による一体感に常に「靖国」と共通する危険が伴っている気もします。

「靖国」を全否定はできませんね。現実にこうした歴史はあり、今も続いている。ただ、

>多くの人がよいとした時代

ではなくて、よいと「させられた」時代と認識したいです。
そう認識したうえで「次の錬金術」に受動的に嵌まらない、自発的な一体感のもてる社会になればと望んでいるのですが……。

なめぴょん
2009年06月18日 21:52
わたしも「させられた時代」という認識に同意します。
共産党員ですら何の幻想も忠誠心も抱いていない中国人と長年接してきたものとして。
たぶん北朝鮮だって生活者はそうなんだと思うのです。
皮膚感覚にそれほど国籍民族の違いはないと実感で思います。

リアルを喪失した、あるいはリアルじゃないお仕着せのフィクションに感情と論理をゆだねたときに、人は自分と周りを不幸にするのでしょう。
2009年06月19日 03:24
私は「させられた時代」という認識には同意できません。

という以前に、「させた」「させられた」といった二項対立で物事を見る見方に同意できない。

「靖国」は確かに一部の人間によって意図的に作られたものでしょう。日本が富国強兵を国家政策として進めるために必要な舞台装置としてデザインされた。そこを否定するつもりはありません。ですが、デザインされ設けられればそくそのまま装置として機能するものではないと思うのですね。民衆は情報をインプットすれば思い通りに動く機械ではないのです。機能した背景には、そのデザインの中に「一塊の真理」が含まれていたからだ、と考える必要があると私は思っています。いくら「感情の錬金術」であってもタネのないところからなにも生まれはしません。

「靖国」が「感情の錬金術」であったというレッテルによって錬金術を機能させた「一塊の真理」を見失えば、そのレッテルもまた「錬金術」になっていくのだろうと思います。
dr.stonefly
2009年06月19日 09:14

うーーん、今ひとつ掴めない。が考えました。

>二項対立で物事を見る見方に同意できない
これはそうでしょう。了解します。
それほど単純なことではないことは、感知できます。

ワタシもなめぴょんさんの言う、

> リアルを喪失した、あるいはリアルじゃないお仕着せのフィクション

だと思うのですが、愚樵さんは「一塊の真理」がある。と言う。
「お仕着せのフィクション」だけでなく、何かがあったから、靖国を装置とするシステムが働くことができた。その何かを「一塊の真理」、、「真理」と言う訳ですね。
うーん、解らない。
どんな「真理」( いつどんなときにも変わることのない、正しい物事の筋道。真実の道理)なのだ?
確かに、他の「感情の錬金術」的カルト宗教には、当時の靖国ほど全国を納得させる力はない。日本全国の感情を納得させる(それこそ多くの宗教も納得させた)には、「何か」がなければ無理だろう。いや多少の「何か」があっても無理だろうか、つまり「真理」というのか?いや「真理」でないから「一塊の真理」と言っているのか?
dr.stonefly@つづき
2009年06月19日 09:15
>「一塊の真理」を見失えば、そのレッテルもまた「錬金術」になっていくのだろうと思います。

いずれにしても、ある者たちにとって今また「靖国的」装置が必要としていることを予感しています。あの歴史を繰り返さないために「一塊の真理」を黙殺、無視するのではなく、それが何であるのか、把握しなければならない、と言われるのなら、納得します。

ところで、「一塊の真理」とは何だと思われますか?

2009年06月20日 04:22
>「お仕着せのフィクション」だけでなく、何かがあったから、靖国を装置とするシステムが働くことができた。

はい。そうです。

もしそうでないとしたなら、「お仕着せのフィクション」だけで感情を錬金術されてしまう民衆とは一体何なのでしょう? それほどに民衆とは愚かなものなのでしょうか?

「B層」という言葉をご存知ですよね。前回郵政選挙の時、小泉陣営の広告代理店が使ったとされている言葉。IQが低くてイメージ戦略にコロリと欺されてしまうとして、国民を見下した言葉ですね。私は「感情の錬金術」というときの視線を、民衆をB層だと見るのと同じ立ち位置に立ったものだと感じてしまうんです。そしてそこに反発を覚える。


確かにそうした「事実」があることを否定はしません。が、「事実」を上から見下してそれで良しとしてしまえば、必ず大切なものを見落とす。そんなふうに思っているのですね。
愚樵@つづき
2009年06月20日 04:37
>ところで、「一塊の真理」とは何だと思われますか?

端的に言えば「生命力」です。いくら民衆がバカですぐに欺される存在であったとしても、旺盛な「生命力」がなければ悲しみを喜びに転化させることなど出来ようはずもない。「感情の錬金術」には大きなエネルギーが必要なんです。肉親を亡くして意気消沈してしまう人たちだったとしたら、いくら「お仕着せ」をしたとしても、受け付けはしないでしょう。

民衆の「生命力」ほどリアルなものが他にあるでしょうか?  お仕着せのフィクションに誘導されて破滅的な戦争に突入してしまった源泉が「生命力」なら、灰燼と期した国土を奇跡的に復興させた源泉もまた「生命力」です。

翻って現代の日本を見たとき、これほどの「生命力」を未だ私たちは保持しているのでしょうか?

dr.stoneflyさんはどうお感じになります?
非戦
2009年06月20日 08:18
高橋さんは、靖国のことを「感情の錬金術」と言いましたが、これってすごい適切な言葉ですよね。1939年に流行した「九段の母」の歌詞も、それそのものです。

>雲をつくよな大鳥居
こんな立派なおやしろに
神とまつらえもったいなさよ
母は泣けますうれしさに

私が、当時母親の立場だったら、この歌をどう聞いたでしょう。その時代に生まれたなったことだけ幸いですが、本当に残酷なことだと思います。
非戦
2009年06月20日 08:32
図書館で、今年検定に合格したつくる会の「新しい歴史教科書」(自由社)を見てきました。 
昨年は、昭和天皇についてのページが1ページだったのに、今年はなんと見開きの2ページです。

まず、写真入りで、「歴史の人 昭和天皇」の見出しの記述があります。

「昭和天皇は、真面目で誠実」と人柄をほめ、平和主義者天皇のイメージを植え付けたく、例のエピソードを載せています。このエピソードは事実ではないのに(天皇とマッカーサーの対談の記録は存在しない)、事実のように伝えるこの教科書は悪質です。

昭和天皇は、マッカーサーに次のように言って、感動させたというもの。
>「私は、国民が戦争を遂行するにあたって行なったすべての決定と行動に対する全責任を負う者として、私自身をあなたの代表する諸国の裁決にゆだねるためおたずねしました。」

そして、このページの最後はこう結んでいます。

>激動する昭和という時代を一貫して国民とともに歩まれた生涯であった。

 そして、隣のページには、「歴史へゴー! 昭和天皇のお言葉」が載っています。

  
dr.stonefly
2009年06月20日 15:35

愚樵さん
昔、カルト統一原理に嵌められた人を脱退させる手伝いを少しだけしていました。そのとき勉強したのが、カルト宗教に嵌まるのは、たとえば進学などで田舎から都会へ出てきたばかりで、淋しさや不安など、精神的に不安定になっている者が狙われ、入会させられる、と知りました。
「靖国」が、そうした個人の精神状況ではなく、国家的に精神的に追い込み入信させた、というのは、やはりちょっと異常な時代だと思っています。

というのは、押さえておいて、「一塊の真理」=「生命力」ってのは、解り易い。
人が生きていこうとすること、生きようとする力=(いつどんなときにも変わることのない、正しい物事の筋道。真実の道理。
なるほど、マツさんのことを考えてもそうだと思えます。
それに対して「B層」ですか? 別に上から見下しているわけじゃないんですが、ちょっと違うような気がしなくも……、あのコイズミに騙されたのが、生命力かなぁ?(笑)
dr.stonefly@つづき
2009年06月20日 15:36
いずれにしても「生命力」というのは、ちょっと考えさせられるキーワードを頂きました。このあいだの「死刑になるための殺人」というのもありますが、今も十分「生命力」を感じますよ。人が生きようとしている、というのは真理だと思えます。
「ワープアのデモ」にしても、「生きさせろ行政闘争」にしても、「戦力を強大にしよう」にしても、「他民族排除」にしても、「敵国基地先制攻撃」にしても、はたまた「脳死、内臓移植」にしても、生命力ゆえのものと違いますか?


dr.stonefly
2009年06月20日 15:36

非戦さん、なるほど、ちょっと考えてください。
ワタシがあの時代に生まれていたら……、これは考えなければならない。ワタシもマツさんと同じ心理になって入信していただろう、と考えています。
そうだ、フクザワもマツもチンも九段の母も初打席だった。何かを信じ、進むしかなかった。ワタシたちは、本当は非難することができないのかもしれない。
でも今のワタシたち、ワタシも非戦さんも、テツヤもアッソーもこと「戦争」に関しては初打席ではない。だから学習したことを、「二度とまちがいはおこさない」と誓ったことを、こんどは間違えることなく進まなければならない。ところがアッソーや捏造する教科書は、同じミスを犯そうとしている。同じミスを犯すことをなんとしても阻止しなければならない。「生命力」の発露として。

そして、もう一つ。
今のワタシたちは、やはり「何か」の初打席ということ。どんな球なのか、打つのか、見送るのか、50年後には解っているが、今その「何か」が何なのか解らない。ワタシたちは今この初打席で見極めないといけない。と感じています。

×第二迷信
2009年06月20日 21:24
日本最大のカルト集団は
「みんながやってる教」「みんなが言ってる派」ですわ。

ガキのおねだりでさえ
「ゲーム買って~、みんな持ってるもん」
 どうせなら、主体性のある要求をせえ。

「今年秋の流行は・・」って、何で今からきまっとる。
2009年06月21日 13:23
「一塊の真理」はオウム真理教の中にもあるってお話?
あれだけ信じられるエネルギーはなかなかないから信者は偉いって素直に感心はしますけどね。
自分オーダーメイドの信心を好むからカルトの言っていることより、親から受け継いで自分で形成した宗教感情のほうが大事。

靖国より、町内会総出の出征見送りのほうが、人々を戦争に駆り立てたんじゃないかな。
しかし、かりに靖国神社がなくても、明治以来、日本は富国強兵を続けて、やがては戦争をしたのではないかなあ。
そのときには何が精神的なよりどころになったでしょう。天皇? 
dr.stonefly
2009年06月21日 15:24

×第二迷信さん
>「今年秋の流行は・・」
これを捏造りだしているのは、誰なんだろう。
きっと、流行仕掛人は、大衆を小馬鹿にしながらニヤケているんだろうねぇ。哀しいヤツ。もちろん乗ってしまう方も哀しいんだけどさ。
dr.stonefly
2009年06月21日 15:37
kuronekoのアニさん
>オウム真理教の信者
一旦、嵌まってしまえば、言われるままに振る舞えばいいので反って楽かもしれませんね。
オーダーメードは自分で思索しなければならなにので、大変だ。

>天皇
これはひっかりましたよ。で、申し訳なかったけど、マツさんに滑稽なほど演じてもらった。
靖国が「死の感情」という負(マイナス)の受け皿としたら、天皇はイケイケドンドンという正の感情(プラス)の発生増強装置。やはりセットだったのではないかな。
いや、マツさんが納得したのも天皇の御親拝だったので、靖国はむしろ補助的なものだったのかもしれない。問題の本丸は靖国より天皇……。

さて、これからのおきるかもしれない戦争の精神的よりどころは、どこにセットされるのだろう。天皇では弱すぎるきがするし……。

とみんぐ
2009年06月23日 23:20
>これからのおきるかもしれない戦争の
>精神的よりどころ

たぶん「愛」なんじゃないでしょうか?
そういう抽象的な言葉に限定的な意味付けを強要して、その具体的な内容(結末)の意味を目隠しすることにより、精神的な(仮想の)安定をもたらそうとするんじゃないかなぁ。
dr.stonefly
2009年06月24日 09:03

とみんぐさん
ああ、そうだ「愛国心」だ。
ずっと対峙してきたのに忘れてた。
靖国よりさらに観念だ。「感情の錬金術」にはもってこい。
「愛国心」と闘うぞ~!! (笑)

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