「学童保育所の実際」…入所者多数で悲鳴ってホント?

 つまり昨夜のNHKクローズアップ現代である。
 子どもの放課後がどうのこうの、というタイトルだったのでTVを点けてみた。
 なんと「学童保育所」の話題ではないか。
 ふむふむ、と見ていたのだが、5分も経たないうちツレアイと顔を見合わせてしまった。

 ─学童保育所の入所希望者が多数で待機児がいる。
 ─狭い場所に多数の子どもがすし詰めで危険である。
 ─危険なので70人を越すところは補助金を打ち切る……

 え、ええっ~、えーーーーー
 ウソ!! そうなん!? どこでよ!?
 どこの学童で待機児がいるの~? 
 よかったらうちの学童へどうぞ~ん、是非是非。
 って埼玉かよ。ちょっと通えないかもね。
 また番組では川崎の例も紹介されたけど、川崎からもちょいと無理だね。
 
 埼玉では入所希望者が多すぎて悲鳴ですってぇ……、いいじゃな~い。でも、うちの学童は入所者減少で悲鳴ですから、ざんね~~ん!! 入所児童数条件未達成、補助金打ち斬り~!!(哀しすぎて期限切れのギャグしかでてこない)
 番組では、共働き家庭、シングルの家庭が増加していること、放課後にいろいろな危険な事件がおきていて安全な場所で子どもを過させたい親が増えていることなんかで、入所希望者が増えているという分析なのだけど、これ全国的なことなのかな?
 ワタシの子どもが通う学童だけでなく、この辺りの学童は軒並み入所者の減少傾向で補助金の減少や指導員の人件費の工面で四苦八苦しているというのが現状なのれす。
 番組では、入所者減少で悲鳴をあげている例がひとつも挙げられなかったので、知らない人は勘違いするかもしれない。よって、ここで声を大にしていっておきます。

 全国に全ての学童保育所が

  番組のような状態ではなーいのだ!!
 たぶん。

 待たずに即入所できるとこはありますので、是非お問合せください。

 と、こんなとこで宣伝してもしかたないな(爆)

 叫んだついでに、番組中おもしろかった部分を紹介してみよう。
 川崎の例なのだが、どうやら共働きかシングルの親子が対象である学童保育所ばかりに、放課後に手厚い保育がされ、そのうえ行政から補助金が出されることにクレームがついた。クレームをつけたのは放課後親が家にいて学童保育所は対象外の家庭の親で、結局、川崎市は学童保育を潰し(?)、親の就労情況にかかわらず全ての子どもを対象に放課後過すことができる場をつくったようだ。
 ところが(案の定)、そこでは納得される保育ができなかったようですな。そのことに不満な親が新たに「学童保育所」をつくったのだ。
 ケツ割ってあたらしくつくった「学童保育所」に行政からの補助金がつくはずもない。全て手弁当でやることになる。もちろん苦労も並じゃない。出費もかさむ。30人の子ども限定である。でも、その学童保育所に入りたくて順番待ちをしている親子がいるのだ。ガハハハハハ……。なんだか笑えますなぁ。

 従来の学童保育所は、親が苦労しても子どもたちに安全で、よりきめ細かな「家庭」のような環境にしたい、という思いでつくられてきた、と聞いている。保育ということで行政に対し補助をだすように働きかけるという運動もしてきた。ここになって行政が放課後の子どもが安全に過せる場所の必要性を感じ、具体的に乗り出してきた。川崎の例だと従来の学童保育所をつぶして一括した対策をとった。でも駄目だったんだよね。何故だろうねぇ(笑) 役所のやることだからかねぇ。 トワイライトもどんなもんかぁ~ 魅力の有無が問題なんじゃねーの??

 まあワタシ自身のことを棚にあげるのだが、現在の学童保育所のほうも、設立当初の理念や情熱や苦労もしらず、原点を忘れかけている(知らない)部分も多い気がするから、大きなことは言えないけど……、って、あれ、ああ、なんだそうじゃないか、入所児童が減少するような学童保育所は魅力がないってことかいな。って、うちの学童のことじゃないか~~!!!(爆)

 


この記事へのコメント

すぺーすのいど
2007年10月18日 21:47
川崎市の「わくわくプラザ」ってやつですね。今年度の県連協の総会では、川崎市連協副会長を招待して、シンポジウムを催したようです。「わくわくプラザ」も「トワイライト」と同じで建前は「遊び場」の提供です。各所に専任の指導員を置かず、各所1人づつの「スタッフリーダー」、あとは非選任パートタイマーの「スタッフ」の交代制。「スタッフリーダー」は一応研修を受ける事になっているらしいが、受けていない人も多数。「スタッフ」の仕事は「監視」である。指導してはいけないと言われるらしい。よって施設の4隅からの子供達を「監視」する。子供の参加は登録制で、よその学校の「わくわくプラザ」に行ってもOK。多いときには百数十名の子供が集まる。怪我や事故が増えた(H18に残る数値で145件)。学校と連携が取れておらず、子供が怪我をしても保健室が使えない。といったことが議事録に載ってました。私は実際県連協の総会は行ってないんで・・・
すぺーすのいど
2007年10月18日 22:16
確かに全国規模では学童保育に通う児童数は増加傾向にあるようです。
「全国学童保育連絡協議会の2007年5月1日現在の調査結果 学童保育数が1万6652か所、入所児童数が74万人に! ~1年間に6万人増でも整備が追いつかず大規模化がいっそう広がる」(http://www2s.biglobe.ne.jp/~Gakudou/2007kasyosuu.pdf)らしいですから・・・
なのに・・・我が学童も毎年入所者確保には苦労していますよ。
でも私は決して我が学童の保育内容に魅力が無いとは思いませんよ。でも保育料には魅力無いですけどね。月々2万円近く子供の為に払えるってのは、相当贅沢なんですよ・・・。しかも父母会やら役員会やら忙しいし・・・隣の長久手町では月5千円らしいです・・・
すぺーすのいど
2007年10月18日 22:47
実際は子供の安全や放課後の充実にどんだけ~お金を払えるのか?ってことだと思いますよ。
でもそんだけ金払って時間を費やしても子供を学童に行かせたいって思う親が少しはいるから、名古屋の学童や川崎の自前学童はやってけるんでしょうねぇ。でも市内では大きな宅地開発でも無いと地域の子供は減るばっかりで、そうすると小学生の親も減るばっかりで、かといって3つも4つもの学区をまたいで人集めするわけにもいかず・・・これからどうなっていくんでしょうかねぇ?
dr.stonefly
2007年10月19日 05:41
 たしか名古屋でもトワイライトと学童を合併して……、という噂が聞こえたり聞こえなかったり。もしかしたら幻聴かもしれませんが、ホントなら要注意というとこでしょうか?

 やはり、全国的には入所児童の増加傾向にあるんですね。どうも自分のとこと周辺しかわからずに勘違いしてました。地域性もあるのかなぁ。市内でも住宅地と中心部とではちがうかもしれませんね。今回の番組でも「大規模化」が問題になっているというテーマで申し訳ないのですが、どうしても羨ましいと思ってしまいます。
dr.stonefly
2007年10月19日 05:41

「魅力」と言ったのは「保育料」もそうですが、「保育そのもの」よりも「親」の「学童」に対する魅力かもしれません。ワタシが入所してから1年半、「親」の学童での大変さでやめていった方の多いこと、多いこと。
 いろいろ要員があると思いますが「大変さ」でも「魅力」かどうかがポイントでしょうね。そうした意味で川崎での「new学童保育所」は笑いました。ちょいと自虐的な笑いですけど。

 結局、人は自分で感じないと行動に結びつかないのかもしれません。つまり学童保育明瞭期の理念や苦労などいくら口で説明されてもリアリティなどもてない。いくら「手厚い保育なんだ」と言われても、もともと用意されているものだからあって当たり前と感じてしまう。そこからスタートするのは愚痴、不満、etc。結局、切り崩されてから解る。
 まあ、学童保育だけじゃないですね。保育園にしてもそんなとこあったし、そういう時代なのかもしれないなぁ。なんてね。
すぺーすのいど
2007年10月19日 23:49
>たしか名古屋でもトワイライトと学童を合併して……、という噂が聞こえたり聞こえなかったり。もしかしたら幻聴かもしれませんが、ホントなら要注意というとこでしょうか?

まったく幻聴じゃないですよ。名古屋市はまっしぐらにトワ塗り替えへの道を来たのですが、「放課後子どもプラン」で国からとりあえず両立せよとのお達しが出たので、しょうがなく少し手を引いた感じです。取り返しがつかなくなる前に松原を引き摺り下ろさなきゃ!

私も人は知識からは行動せず体験からしか行動しないと思います。学童、保育所どころかホームレス、辺野古、ミャンマー、イラクなどで起こっている事にどう対応して行動するかってこともね。
まず知って、必死に思索して擬似的にでも体験して自分のものにして、そして行動に結び付けてゆく・・・これしか人類の進歩の方法は無いと思いますよ。
×第二迷信
2007年10月21日 07:33
私の「現役」時代に、1万をこえた、という学童で、「法的根拠」を作らせたのもこのあとでした。
横浜の「はまっこ」以後、国の予算はほしいが市の予算は出したくない、というのが「全児童」対象の広く薄い精度でカウントを稼ぎ、中身は落とす、というセコイ方法。
まだ「はまっこ」は、学童と両立してたけど、川崎は、学童を潰しておいて、国の予算だけ頂こうという、どこかの議員事務所なみのセコさ。

いつもは「中央直結」を自慢する市長が、こういう時だけは、厚生労働省に逆らおうというんですなあ。
dr.stonefly
2007年10月22日 07:44
すぺーすのいど会長、おはようございます。
 ワタシにとって学童は、入所して1年半、情況がぼんやり見えてきて半年ということで完全なる知識不足と認識不足を感じてます。名古屋のトワイライトとの件も初めてしりました。

 経験ですね。たとえば青カン支援はしても「青カン」は経験したことがない。青カン支援の経験はしたが、そこで感じた「経験」は支援の経験で、実際には青カンの経験がないことに苦悩していた。

 学童保育所がなにやら「闘っている」ということは以前から知ってましたが、それこそ知っているというだけで、それ以上深く知ろうとはしませんでしたし、今でも……たとえば「青カン支援」の時に感じたような感覚が……自分のこととして血肉化されていない気がします。こんどは支援などではなく自分のことなのに不思議です。
dr.stonefly
2007年10月22日 07:45
×第二迷信さんは学童経験者だったんですね。行政の目論みをご教授いただきありがとうございます。というか、なんとなくその視点を思い出しました。
実際の運動から離れて「普通」でいると、いろいろな感覚が鈍くなってきていいるのを感じます。駄目だなぁ。
すぺーすのいど
2007年10月22日 22:25
私もまだまだ3年半の青二才ですよ。
ベテランになりたくもないですが(^^ゞ

名古屋の様に親が必死で運営している学童保育の良さって、きっと保護色で目立たないんですよ。目立つようになってきたら要注意!回りの景色が普通じゃなくなってきてるんです。きっと。

まもなくやって来るであろう、そんな危機的状況にも流されずに変わらずにいられるか?
やっぱり、ここも自分自身との戦いなんでしょうねぇ。

・・・と自分に言い聞かせるのでした。
(^^♪
dr.stonefly
2007年10月24日 08:33
そうですか、名古屋の学童は親が必死でやってるんですね。学童というのは地域性があるということも、薄らとわかってきました。少しづつ知って行きたいと思います。もっともあと3年半いたら卒所ですけど……。

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