「辺野古からの訴え」(1)…安次富浩さん熱く語る

 こんなハチャメチャな時代だから明るく笑って生きなければ、なんて思いつつ、もともとの内向的な性格がネクラなエントリ-を書かせてしまう。明るく笑おうと思っているのだが、「珊瑚の調査で珊瑚を壊す」とか「自然を守ろうとする市民が自然を壊そうとする権力側のダイバーのレギュレーターを外そうとした」などとネガティブキャンペーンがはられ、明るく笑おうとしたはずの顔が異様に歪み、ほとんど絶望的な捩じれた笑顔を醸し出す。
 とりあえずは日本政府は国民にこんな醜い顔をさせていいのか!! 政府まるごとリセットしやがれ!! と強く言いたい。なんてブツクサいいながら、捩じれた顔のままゴン師範代のエントリーをみたものだから、捩じれた顔の無理矢理の笑いがほんまもんの笑いと闘い、引きつりながら涙と鼻水がダダ漏れとなり、ひぃひぃと呻き声が漏れるという収拾のつかない顔になってしまった。つまり素顔に戻ったのだが……、えっ、それが素顔? じっと鏡をみる、どんな顔なんだ、なんだかとても悲しい(鬱)。
 えーと、今回の一連の辺野古の件では市民運動に対し自衛隊という軍隊が出動されると聞いた初期の段階で、なんとかこの国の暴挙と情報をひろめようと思いエントリーをたて情報を追記していた。しかし、最新情報が得られるブログ等が一定広まり、拙ブログで「速報」をしらせようとする役割は終えたと思う。実はワタシにはそれほど「情報収集能力」がないのだ。今後の辺野古に関する速報は以下のブログを注視してほしい。

辺野古から緊急情報
ちゅら海をまもれ!沖縄・辺野古で座り込み中!
基地建設阻止
リーフチェッカー’さめ’の日記
沖縄・辺野古海上基地の問題を中心に maxi's_page
米軍再編ってどうよ?
低気温のエクスタシーbyはなゆー
薔薇、または陽だまりの猫
きっこのブログ
などなど
 
 だいたい、こんな弱小ブログが、「きっこのブログ」なんかを挙げといて注目して欲しいなんてヘソで茶が沸騰しちまうぜ。大笑いだ。実は、きっこちゃんが思いのほか辺野古に想いをよせていて大変嬉しく思っている。なんといっても「きっこのブログ」のアクセス数はこの弱小ブログの500倍もあるんだからね。できれば辺野古のことも書き続けて頂けると本当に嬉しい。きっこちゃん期待してます。
 さて、上にリンクした様に、リアルな情報/速報性では辺野古からのブログ、マスコミ関係でははなゆーさん、マスコミ/ML関係では薔薇さん、情に熱く多数に伝えることではきっこちゃんが役割を担ってくれているから、もともとこのブログの宿命としてのギャグとお笑いとドタバタとストレス解消と内省に戻るとする。いやいやそうじゃなくて、ワタシにしか書けないことを綴っていこうと思う。

 ということで、今回は名古屋の集会( 第3回辺野古連続学習会)に来て頂いた辺野古「ヘリ基地反対協/共同代表」の安次富 浩さんの話を伝えよう。
 と言ったものの、正直に言って基礎知識の貧相なワタシにとって簡略化された安次富さんの話しはなかなか難解だった。断片的な紹介になってしまって申し訳ない。ただ、話が進むにつれ安次富さんもだんだんヒートアップし、熱い想いは痛いほど伝わってきたのだが……。



 先ず「安次富」さんは「あしとみ」さんと発音すると自己紹介があった。沖縄ではポピュラーな名まえとのこと。以下読み難いだろうから先に紹介しておく。
 安次富さんが反基地闘争をするようになったのは、現地の住民として自然な流れだったと言う。「高校時代は水不足に悩まされるのだが、畑に水をやるために自分たちは溜め池から担いで水を運んでいたのに、山側にあるキャンプハンセンは水源に近く、兵士が豊富な水で戦車を洗いそしてそのまま水浴びをしていた」と、安次富さんの話はここで話題が変わるので、ワタシの想像も書いておこう。住民が水で苦労しているにも関わらず、基地では水を楽々手に入れ戦車の洗車に使われている、住民の生活よりも基地が大切という国の態度。これは住民としては納得いかないよな。腹も立つというものだ。安次富さんはそんな住民としての怒りをベースとして(?)、その後も大学時代は反基地運動が盛んになり影響をうけ、住民としての自然な流れで反基地運動をしているというわけだ。
 辺野古で座り込むおじい、おばあたちにしてもそこで生活してきて海とともに生きて来たからこその座り込みなんだ。
 「(太平洋戦争末期)沖縄戦が終わったあと本当に食糧難だった。みんな焼け野原だった。田畑を耕すための牛馬もみんな避難民の食料になっちまう。ほんとうに食料に困ったんだ。でも、ここ辺野古にはリーフ(環礁)の内に豊かな自然があった。魚も海藻も貝もイカも取れる豊かな海があった。まったく食べ物がなくても海には自然があった。最後は海に命を支えられた。山側は米軍基地にとられても、海さえあれば生きていけると思った」
 ところが、今になってその海を破壊しようとしているわけだ。しかも再び奪おうとしているのが、あのとき海以外の全てを奪った戦争、そのための基地。おじい、おばあにとって、今のワタシたちが海を美しいと思う、自然を大切にしたいと思う以上の「この海」に対する深い想いがあるのだ。海に助けられ、海と共に生きて来た。そんな思いに支えられてこの10年座り込みをしてきたと語られた。
 うーん、そうだったんだよな。ずっと海と共に生きてきたおじい、おばあがいるんだ。今ここにきて、自衛隊が動員されることで騒ぎ出したワタシなど足下にもおよばないなぁ。でも言うぞ。
 最近またぞろジコチュウで「日本のために基地建設は仕方ない」などという輩は、おじい、おばあたちの生き様を己のこととして考えてみろよ。ざけんじゃねーぞ。己の大切な故郷、己の命を救ってくれた大切な海が、人殺しの基地のために潰される、簡単に「基地建設は仕方ない」などと吐くクソガキは解って物を言っとんのか!! アホンダラが!! 他人だったらいいのかよ!! 少しはない脳みそ絞り出して己のこととして想像しやがれっ、ってんだい!!  はあはあはあはあ、失礼しました。はぁはぁ、ただいま情緒不安定につき、ときに乱れてしまいます。さてさて、講演の続きを話そう。
 
 安次富さんは、辺野古ではじめて「反基地・反戦運動」と「自然保護運動」が合体したそれでこんな大きな闘いになったと言う。
 まずは「反基地・反戦運動」として、沖縄が殺人基地になることが我慢ならないと安次富さんの声のヒートアップしてくる。
 「キャンプシュワブから朝『コーラン』が流れるのは、新たに米軍兵士がイランかアフガンに派兵されることを予告している。派兵される兵士に現地でカルチャーショックをあたえないように朝「コーラン」で馴らすわけだ。沖縄でコーランに馴らされ、沖縄を飛び立った米兵士がイランで、アフガンで人を殺す。人を殺す兵士を日本が送り出す。日本は加害者なんだ。だからどうしても止めなければならない」
 殺されるイラン市民は殺す米兵が沖縄、日本からきたことを知っている。ここでイラン市民がどう思うかなんて簡単に想像つくだろう。現実なんだよ。日本で訓練し、日本から発進した米兵がイラクやアフガンで人を、市民を殺しているんだよ。わかってんのかよ。イラクの市民には日本人一人一人が人殺しの基地の国と認知されてんだぜ。はぁはぁはぁ。それでいいのかよ!!

 駄目だ、書きながら気持ちの収拾がつかなくなって来ちまったぜ。一旦気を静めなければいけなさそうだ。

 ということで、続きは(2)として、安次富さんの講演の報告のつづきは次回にしようと思う。

ブログ気持玉

クリックして気持ちを伝えよう!

ログインしてクリックすれば、自分のブログへのリンクが付きます。

→ログインへ

なるほど(納得、参考になった、ヘー)
驚いた
面白い
ナイス
ガッツ(がんばれ!)
かわいい

気持玉数 : 0

この記事へのコメント

非戦
2007年05月23日 14:55
dr.stoneflyさん、約束どおり安次富さんの講演をdr.stoneflyさんスタイルで料理?して、報告してくださったありがとう!青字で書いてくださったところ、私にも印象的、衝撃的でした。きっこさんも連日、本質にせまる日記を書いてくださっていてうれしかったです。金城さんのことばも全部書き出してくれたりしたし。
「あしとみ」とお名前は読むようですよ。
前日まで、私は、「あじとみ」と読んでいました・・・。
dr.stonefly
2007年05月23日 15:26
非戦さん、ご指摘ありがとう。早速直しました。
安次富さんのお話は、もう一本書きますから、またフォローお願いします。
ワタシの解釈が違うところも指摘してくださいね。
お願いします。
非戦
2007年05月23日 17:58
dr.stoneflyさん、これだけテープ起こしをするのは、大変だったでしょう。dr.stoneflyさんの感想に同感ですよ。最初に見たビデオで、イラクの米兵たちが、「オキナワ、キャンプシュワブ(辺野古)!」とうれしそうに叫んでいたので、辺野古の鉄条網の向こうの銃を構えていた兵士たちがイラク人を殺しているんだ!と、分かっていたけど、気分が悪くなりました。「これでもイラク派兵延長するのか、辺野古に新基地をつくっていいのか!」と叫びたかったです。人殺しの軍隊のために、命の恩人である海を壊すのか、優しい人々の心をずたずたにしていいのか。言いたいことはいっぱいです。どうして、マスコミを含めてみんな、辺野古で基地阻止活動をしている人により添えないの?平良さんたちに対するネガティブ・キャンペーンが許せません。沖縄戦、戦後もしょって来た苦難、みんなで沖縄を差別してきたんじゃないですか。今だって、水をふんだんに使っているのは、米軍だし。

この記事へのトラックバック