子育ての格言 1 加藤繁美

重要な点は、大人〔主体〕─子ども〔客体〕といった強制・伝達型の関係でもなく、子ども〔主体〕─大人〔援助者〕といった単純な子ども中心思想でもない、新しい、子ども〔主体〕─大人〔主体〕という関係を構築することにある。
加藤繁美(保育研究者.学者):著書『子どもと歩けば おもしろい』より

 本のなかでは、2つの文だったのだが、ひとつの文にまとめて勝手に「名言」化してしまった。このセンテンスってすごい事だと思う。ちょっと説明しとくと、大人は絶対であり、完成された者として、その考えや思想を子どもに教えるという「強制・伝達」の関係ではなく。かといって、子どもは自然に成長するものだから自然な発達に任せ、親はその援助者として支えるという「子ども中心」という関係性でもいけない。子どもと大人が共に育つ(共育)、共に主体として位置づけられる関係性を構築しろ、ということである。「大人-子ども」でどのように、そうした関係性をどのように「構築」するかは説明さえ容易ではないので著書にまかせる。この「主従関係」から「主-主関係」に関係を転換させなさいってのは、いろいろな場面で応用ながきくよね。「主従関係」とされている全ての関係に当てはまる。「被災者と支援者」とか、「先生と生徒」とか、「障がい者とヘルパー」とか、「患者と医者」とか「社会運動においての支援と当該」とか……。
子どもと歩けばおもしろい―対話と共感の幼児教育論

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