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zoom RSS 「セカンド・ハラスメント」についての覚え書

<<   作成日時 : 2018/03/29 14:06   >>

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今、「誰が星の王子さまを殺したのか -モラルハラスメントの罠-」という安冨歩さんの本を読んでいます。
そのなかに「セカンドハラスメント」という言葉がでてきて、いまのワタシは気をつけなければならないことと感じたため覚書として打ち直しました。
折角打ち直したのでシェアしたく公開します。特に友人たちにはシェアしたいと思います。

セカンドハラスメントとは、ハラスメントの被害者が誰かに相談した際に相談を受けた者の言葉でさらに傷が深くなる、という状態です。
同書によると、ハラスメント加害者はハラスメントの対象に自責の念を持たせるよう危害を加えます。被害者は自分が悪いと思い込み、相談することにも罪悪感を持つとしています。
そうした被害者が相談するところまで辿りつくだけでハードルが高いのですが、相談したときに言われた言葉でさらに傷が深くなるわけです。
そうしたセカンドハラスメントの発話例が書かれていました。


以下引用

1.被害の原因を被害者に落ち度があるとしたり、被害者の性格に帰して責めること

 ex.「あなたにもスキがあった」「あなたから誘ったのでは」という発言

 ex.「あなたは神経質すぎる」「あなたは生真面目すぎる」という発言

2.被害の重みを被害者以外が判断し、矮小化すること

 ex.「これくらい当たり前」「これくらい大したことない」という発言

 ex.「あなたよりひどい人もいる」「もう忘れてしまったら」という発言

3.加害者を一方的に擁護すること

 ex.「あの人がそんなことをすると思えない」「男なんてそんなもんだよ」「教育熱心なだけだよ」などの発言

4.被害者についての噂を流布したり、誹謗中傷すること

 ex.「個人的な恋愛感情のもつれらしい」などと憶測のうわさを流し、被害者を孤立させること

 ex.加害者とされた者の「被害者は、うそつきだ」「自分をはめようとしている」などの発言

5.相談、問題化することを非難すること

 ex.「皆我慢しているのだから、我慢したほうがいいよ」「なぜ今頃になって言い出すの」などの発言

6.相談、問題化することについて被害者を脅迫・威圧したり、報復行為をすること

 ex.加害者としされた者が「セクハラされたと誰かに口外したら将来はないよ」と被害者に対して言うこと

 ex.相談、問題化したことを理由として、さらなる就学、就労上の不利益を与えること

以上引用おわり


どうも、どれもこれも世間でよく聞く言葉のように感じます。
当たり前として通用しているから「よく聞く」となります。そうした世間のなかで生活しているワタシたちは、つい当たり前として聞き、あたりまえとして言ってしまいます。
当たり前として受け取ることのできる人なら問題ないのかもしれませんが、ハラスメント被害者として相談してきている者にとっては、傷に塩を刷り込まれるようなものでしょう。
ハラスメント加害者から自責の念の暗示をかけられた被害者は、あるいみ普通ではない状態なのです。普通からハラスメントをうけて普通ではない状態にある。そこへ上記のような普通の「アドバイス」がされる。そこに問題があるのでしょう。
上記の例だけではありません。「アドバイス」とは往々にして「普通」を基準にされるもの、ということを考えると「アドバイス」そのものが、セカンドハラスメントになる可能性は十分に考えられます。
このあたりも、ハラスメント被害者との対話にあたり「アドバイス」はむしろ害ということのエビデンスなのかもしれません。
いうまでもありませんが、「普通」「多数」が「正しい」とはいえません。
上の例はハラスメント被害者に対する言葉でなくても、ワタシにはかなり違和感があります。

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