毒多の戯れ言

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zoom RSS ワタシの「正義」を実行した虚しい結末のお話、、「マンダレイ」ネタの序章として

<<   作成日時 : 2014/04/11 09:31   >>

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 毒多ってやつは、ネット上では気の弱く、少し叩かれるとすぐ気が引けて謝ってしまう好青年って印象をお持ちでしょうが、実は違っていたのです。というか最近でこそリアルでも気弱な好青年なのですが、昔はバリサヨで怖いもの知らず、「正義」のためにブイブイいわせてきたイケイケだったんです。今どきのネット(机上)だけでブイブイ言わせている者とは違いました。
 そんな怖いもの知らずの「正義漢」の過去のある夜の出来事です。
 草木も眠る丑三つどき、、、まで、、、いかなかったかな、夜12時をまわった辺りでしょうか? 自宅の部屋で寝に入ったのですが、外から聞こえてくる大きな痴話喧嘩の声に寝込みを襲われました。割に静かな住宅街に響く人迷惑な喧嘩は終わることを知りません。10分、15分とやっています。喧嘩と言っても男が一方的に女を責め立てていて、罵倒され、女は明らかに嫌がって逃げたがっている悲鳴をあげている様子でした。ワタシも我慢してやり過ごそうと思いましたが、男が女を罵った科白の締め言葉に「・・・このぉ、チョンが!!」パブロフよろしく、パジャマにスリッパで表に飛び出しました。
 「ごらぁ、お前、今なんて言ったぁ!! チョンだとぉ!! なに差別しとんねん、この糞野郎が!!」
 飛び出したがはやいか、口がはやいか食ってかかりましたが、顔があうと男は明らかにヤクザ風・・・。でも、ワタシも一旦キレたら止まりようがありません。なんといっても、シノギをも叩きのめす、怖いもの知らずのバリサヨですし、、、
 「おめぇな、チョンとはなんだ、チョンとはぁあああ!!」
 バリサヨのとっさの責め所は差別者発言でした。夜中の大声への抗議ではなかった、爆!!
 ヤクザ風の男も酔っているようでそのうえ不意を突かれたこともあり、ワタシの勢いのほうが勝ってました。しかも「差別だぁ!!」と、“全く差別に意識のない”男にしてみたら訳の分からないことで責められ呆気にとられていたのかもしれません。取り敢えず、男に罵倒され酷く絡まれた女を車からおろし、逃げろといいました。女も車から降りました。「向こうが通りだから、、」と女に教えました。タクシーでもひろうだろう、という前提だったと思います。ところが、車から降りた女は、一旦通りに行きかけたものの、立ち止まってしまいました。明らかにどうしていいか解らず、戸惑っている様子で、ワタシをじっと見るんです。
 いやいや、戸惑ったのはワタシのほうです。え、なぜ、なんでぇ、嫌がっていたやん、なんで逃げへんのぉ〜??
 女の眼差しから、女がどうしていいか解らない、ということが解ったのですが、ワタシのほうにも男を糾弾して、女を解放するまでのシナリオで、そうでなかった場合の先のシナリオなどありません。女が男から逃げないという選択など頭からなかった。それに解放後の女の処遇まで係るつもりもなかった。
 ワタシは無責任にも、男を責める内容を差別発言から、夜中の迷惑な大声に切り替えました。やがて圧倒された男と車に戻った女を乗せた車は、触らぬ神に祟りなしよろしく、そこから立ち去りました。

 顛末をカーテンの隙間から覗き見していた近隣の人々は、翌朝、ワタシを勇気のあるヒーローと言いました。ワタシはちょっと気分がよくなり、ここ一番で動けない小市民が、と見下してました。

 25年たった今思い出し、今振り返ることができます。
 「ワタシ」の危ないと感じた「男女の関係」を、「ワタシ」の「正義」にのっとった行動により、ワタシが「最善と思う」ベクトルへ動かそうとしたが、、、「ワタシ」の一人よがりだった。ぎゃはははは、クスン(涙)

 おっと、長くなりすぎました。「マンダレイ」ネタのエントリーは次回ということで、爆!!
 余裕のある方は「マンダレイ」観てね。インタレスティングよん。


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コメント(20件)

内 容 ニックネーム/日時
すてきなお話をありがとうございました。
ぜひとも、武勇伝続編をお願いいたします。
深読みは必要なんでしょうか?
メゾフォルテ
2014/04/11 11:18
恥ずかしい回顧録なので、、武勇伝と言われるとちょっと、、、、笑
続編はありませんが、体験的小説は

1.「運動初日」・・・地下道にあった壁
http://dr-stonefly.at.webry.info/201205/article_4.html

以降シリーズで書いていますので、時間があればどうぞ。

>深読みは必要なんでしょうか?

誤読も含めてどのように読んでいただいてもかまいませんよ。
毒多
2014/04/11 13:19
マンダレイ、私も借りてみました。
三部作のひとつ、ドッグウィルも。

三部作の三作目は、まだ制作されていない?
愚樵
2014/04/11 15:17
次のエントリーで、マンダレイのアラスジ「ネタバレ」を書くところでした。よかった。是非是非次のエントリーでご意見を聞かせてください。
ドッグビィルはワタシも借りました。まだ観てませんが、、、レンタル屋で三部作の最後作Washingtonも一緒に借りるつもりでしたが、ありませんでした。
それで、今wikiで調べてみたのですが、無期限延期になってますね。取り敢えず、上映されてないようです。
毒多
2014/04/11 15:34
別の意味で壁がなくなるような気がしておりますが
乗り越える力も備わっているはず。
その力の引き出し方を考えてみたいと思いますが・・・先例に学ぶのがいちばんかも。
メゾフォルテ
2014/04/11 16:02
メゾフォルテさん

どこに呼応したコメントなのか理解不能です。
毒多
2014/04/11 16:47
気持ち玉 「かわいい」をおしたのはわたしです。
kuroneko
2014/04/11 18:29
毒多様
ご紹介いただいた記事の地下道にあった壁のことですが、いつものように誤読している可能性が高いかもしれません。
メゾフォルテ
2014/04/11 19:51
映画の件ですが、あらすじからすると
正義が虚しい結末に、ということなんでしょうか?
婆さん流についつい深読みをしてしまいます。
絶望を配っておいてからその後に・・・・
あ、レベルの低いことで申し訳ございませんね。
メゾフォルテ
2014/04/11 20:07
毒多さん&愚樵さん

あら、『ドッグヴィル』借りちゃったんですか。
実は私『ドッグヴィル』は観てないんです。

ラース・フォン・トリアー監督の映画はわりと好きで結構映画館に足を運んでるんですけれども、ニコール・キッドマンって何かあんまりそそられないんですよ。韓国のパク・チャヌクが監督した『イノセント・ガーデン』でのバイプレーヤーとしての演技とかなかなか良かったものの、概してエロスを感じられないんですね。

まあトリアーは、キルスティン・ダンストとかエミリー・ワトソンとか私のタイプじゃない人ばかり起用する傾向があるんだけれども。

ていうか、これではメゾフォルテさんのコメントと大差ないですね。
平行連晶
2014/04/12 01:42
kuronekoさん

気持玉ありがとうございます。
久々の気持玉でしたので、嬉しかったです。しかもピンクでかわいい。

でもさ、でもさ、、この気持玉は、あのピンクでかわいい小保方のはるちゃんが押してくれたと妄想していたのに、、、
だってさ、だってさ、行為と結果がチグハグなのもはるちゃんと
いっしょだしさ、夢から覚めちゃった、爆!!

毒多
2014/04/12 05:36
メゾフォルテさん

あ、1.「運動初日」を読んで頂いたのですね、で、そちらの壁だったのですね。
おぉ、あい、しぃ。
でも、このコメントでは、やっぱりちょっと解りにくいです。
「別の意味」とは?なんだろう?

ちなみに、1のあと2.3.4と続きます。
そのうちブログからは削除して出版社に持ち込む予定ですので、
ロハで読めるのは今のうちですよ、笑

>マンダレイ
来週エントリーを挙げる予定です。
もし、時間に余裕があれば、是非映画を御覧ください。
べりー、インタレスティングです。

毒多
2014/04/12 05:38
平行連晶さん

マンダレイを観て、三部作ということを当然知っているでしょうに、ドッグヴィルを観ない、というのは逆に不思議です。
まあ、俳優が気に入らないというのは、理由になるのかもしれませんが、ワタシは今はあまり海外の俳優に思い入れがありませんので、すんなり映画を見ることができます。

>メゾフォルテさんのコメントと大差ないですね。
まあまあ、、、メゾフォルテさんにも言ってますが、自由に書いて下さい。

毒多
2014/04/12 05:38
毒多様
映画というものは莫大な製作費がかかるらしいのでスポンサーの意図に左右される?
そういうことはないものでしょうか。
メゾフォルテ
2014/04/12 07:18
>メゾフォルテさん

スポンサーの意図はもちろん、気象や役者のコンディションによっても極端に左右されるのが映画の面白いところです。予測不可能なことが起きるんですね。
『ロスト・イン・ラマンチャ』とか、面白いですよ。もともとは劇映画のメイキングとして撮られていたフィルムが、本編であるドラマ映画撮影が荒天・主演俳優の体調不良等のトラブル続出で撮影崩壊→製作途絶へと向かう姿を克明に記録した、稀有でかつ優れたドキュメンタリー映画になった。
ドラマ映画である本編は存在しないのに、メイキング映画だけが世に出た。
ロケ地の砂漠で突如洪水が発生し、大掛かりなセットや無数の機材がたぷんたぷん流れていくさまをポカーンと眺めるスタッフの姿とか、笑えますよ。

件のドラマ映画を監督していたテリー・ギリアムは、その後『Dr. パルナサスの鏡』を撮影中に主演のヒース・レジャーが頓死しちゃったんで、代わりに3人の主演俳優を立てて撮影を終えました。
予測不可能な事態を「面白い」ものにしてしまえるのが、人間の可能性というものかも知れませんね。「可能性に期待しすぎない」というのが、私の個人的な人生訓でもあるのだけれど。



これも面白い映画ですよ。


平行連晶
2014/04/12 13:01
>毒多さん

さすがに脱線しすぎなので話を戻すと、「他人のために始めた戦いが、いつの間にか自分の戦いになっていた」という経験は私にもありますよ。
戦いって、気分が昂揚しますし、没入も出来ますからね。ある種のエスケープになってしまう側面はあると思います。
何からエスケープしているのかというと、何ですかね? 退屈な日常とか、かくあるべしという理想とかけ離れた現状に対する鬱勃とした気分とか、でしょうか…。
平行連晶
2014/04/12 13:20
平行連晶様
映画製作って命がけなんですね。
っていうか話題作りには手段を選ばない?
っていうか平行さんは運び方がプロっぽいので勉強になります☆
メゾフォルテ
2014/04/12 23:20
メゾフォルテさん
>映画というものはスポンサーの意図に左右される?
ワタシには平行連晶さんのようにお応えすることができませんでした。平行連晶に感謝。
ワタシのイメージとしては、映画に対するスポンサーの意図というのはあまり感じたことありません(そんな映画ばかりを観ているからかもしれませんが、、、)。特にこの映画にはまったくそうしたものは感じられませんでした。
毒多
2014/04/13 09:18
平行連晶さん
『ロスト・イン・ラマンチャ』もまだ観てません。いずれ見たいと思います。ほんと、面白そうに紹介しますねぇ(笑)

>「他人のために始めた戦いが、いつの間にか自分の戦いになっていた」

戦いの部分が「◯◯支援」とか「ボランティア」さらには「サヨっちの主張ブログ」でも同じ構造のような気がします。表面的には他者のためを標榜していますが、いずれも他者のためではなく自分のためでしょう。他者のためという勘違いはちょくちょく有ります。
自分のためと認識すると、何故? となりますね。

>退屈な日常とか、かくあるべしという理想とかけ離れた現状に対する鬱勃とした気分

すべて思い当たります。追加するなら、

いいことしている自分に酔っている、、、でしょうか。

毒多
2014/04/13 09:19
毒多様
ひょっとして燃え尽き症候群的なあきらめ?
それとも鎮火する側とか。


メゾフォルテ
2014/04/13 16:30

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