毒多の戯れ言

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zoom RSS 「ノーベル賞受賞の人々」…真の幸せを仮定する

<<   作成日時 : 2008/10/09 09:44   >>

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4人の日本人がノーベル賞を受賞した、というニュースをみていた。
その価値ある受賞に皆が誉めたたえ、喜んでいる。
インタビューで受賞した人々は揃って、受賞なんてまったく考えてなかった、という。
嬉しそうではあるが、きっと周囲の感覚とは全く別物なんだろうな。
ワタシには誉めたたえるほどのリアリティはない。

テレビの解説が、大学に市場原理が導入されたことで予算がつけられない「基礎研究」の危機を言っていた。
今後のノーベル賞受賞のことを心配していた。
また「基礎研究」が金にならず疎かになるということは、それを商品化した産業の損失でもある、と言わんばかりである。
まるで、将来、金になる可能性があるから、金にならない「基礎研究」を保障しろ、と言っているように聞こえた。

結局は「金」なんだって。
なんだか笑える。
まるで自分を見ているようだ。あーやだやだ。
きっと、受賞した人たちはにそうした発想は全くなかっただろう。
金になるから何十万匹の……、
ノーベル賞目指して、家族総出でクラゲをとった、って?
だれがそんなギャグみたいなことするんだろう。
でもした。
そう、金も、受賞も、全く眼中になかったんだろうな。
眼中以前の問題。
だからできたのかもしれない。
それをしなければならないからした。
取り憑かれていたのか?
とにかくそれをせざる得なかった、のかもしれない。
してることが幸せだった。
それって、一体なんだろう。
それをさせる何かはあるのだろうか?

でもきっと、こんなことさえ意識することもなかったのだろう。
本当にしたいこと、それを「したい」という意識もないまま没頭できるのはやはり才能なのかな。
それはきっと幸せなことだろうな。
そういう幸せをこの世的な雑念によって、自ら殺しているワタシは哀しい、と4人の老人の顔を見ながら思った。

きっとこういう人々は、幸せを意識しないまま幸せなんだろう。
いや「幸せが善い」なんて自明に思われていることさえ置き去りにしているのかもしれない。
これが「生」なのかな?

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コメント(17件)

内 容 ニックネーム/日時
ご無沙汰しています。

お金自体は単なるものでしかない。
でも、それを媒体にして、人の財産や人生を奪う者がいる。
しかも法的に咎められる事も無く。

悲しい現実ですね…
すぺーすのいど
2008/10/09 12:38
物理学賞は、シロウトには、「解説」を見てもわけがわからん・・・

「実におもしろい」それの積み重ねが、いつ評価されるかわからない。
評価されるためにやってるんじゃない。

それでは金を出す大学が許さん。
(予算を出す国が許さん)

素粒子が何の役にたつか?
(それに類することは農学部でも言われたことがありますが。・・「役に立ちそうな研究」をしている研究室は多いですからね、農学部や医学部)
×第二迷信
2008/10/09 21:56
すぺーすのいど会長
お久しぶりです。
いま社会を行きていくには金は必要なんですが、欲で金が絡むと醜いなぁ、と思います。

ところで、プランモデルのエントリー停滞していてすみません。ひとつは自分で確認できてないことにあります。今迄は、会議とか市交渉とかにでていったときに書いてました。
一元化のその後の資料も手に入れたのですが、学童関係者によって書かれた「事業推進委員会」の議事録(風のもの)に「部外秘」とか書いてあり、とてもエントリーする気持も起きない状況にあります。
また、リアリティのもてる見聞をしたら挙げるつもりです。
dr.stonefly
2008/10/10 08:21
×第二迷信
大学で研究している人は、基本的に「人類の役に立つ」って前提でしているのでしょうね。
でも、なんとなく受賞している人なんかを見ていると「好きだから」やっている、って感じに見えてしまいます(笑)

哲学なんかを対象にしたノーベル賞はあるのでしょうか? なんだか哲学なんかだと、深めれば深めるほど苦しくなり、役に立つ? って表面的にはおもえます。きっとありゃ、やらずにいられない人がやってんだな、って思います(笑)
dr.stonefly
2008/10/10 08:25
>大学で研究している人は、基本的に「人類の役に立つ」って前提でしているのでしょうね。

dr stoneflyさん。これ、思い違いです!ほとんどの大学の先生方は(少なくとも理学部では)「人の役に立つ」という視点はなく研究している人の方が多いです。なので、長年研究させていただいた多くの生き物達が生きている泡瀬や辺野古が埋め立てられても、抗議の声ひとつあげないわけです。いなくなっちゃったなら次行くか、という精神です。うちの大学及び私が所属している学会がヘタレという面もありますが、でも他の大学や学会に訴えても助けがこないところを見ると・・・
さめ
2008/10/10 12:44
それに、賞というのも微妙で。
明らかなる「良い論文」と明らかなる「悪い論文」はあったりするのですが、多くの論文はグレーゾーンです。論文数という数ではかる考え方もあるけど、これも良い論文1本出す人とそこそこ良い論文を5本だす人を数でひとくくりにするのは???なので大学教員の採用にしても「どうしてあの人が?別の人の方がもっと良い研究をしているのに」と他の人達が思うことも多々あるわけです。
ノーベル賞にしても、私視線では、評価されてもらえて当然の方がたくさんいるけどなかなか、、、。どうしても審査員の主観が入るのは避けられないですしね。
さめ
2008/10/10 12:49
さめさん、
さすが現場を知っている方はシビアですね(笑)。
まあ、私が思う、ひとつの基準が「好きで仕方がないから、やらずにいられない」ってことにある気がしています。今回受賞した人たちもそんな感じはうけました。
さめさんが珊瑚が好きで仕方なくて研究している感じです。
で、人間が「好きで仕方がないから、やらずにいられない」ってのは、人類に悪いことはしないだろ、きっとどこかで善いことに繋がるんではないか、と思ったしだいです。
さめさんが言うヘタレっていうのは本物の研究者じゃない、ってことでどうでしょう。あと、結果的に人類に悪い研究ってのは、もともと「金目当て」だったりする研究、、、ってのは言い過ぎかな(爆)

まあ、「賞」ってのは選者の主観が入るってはのはそうでしょうね(笑)。
dr.stonefly
2008/10/10 16:11
>そう、金も、受賞も、全く眼中になかったんだろうな。
>眼中以前の問題。
>だからできたのかもしれない。

と、わたしも思います。

>まあ、「賞」ってのは選者の主観が入るってはのはそうでしょうね(笑)。

これも同感です。
何であんなのが教授なの?というのもいるから論文だったそうじゃないですか。
非戦
2008/10/10 17:39
私は此所に学童のエントリーだけを見に来ている訳ではないので、dr.stoneflyさんが謝る事は何もないですよ(^-^)
今後もご自由に書いて下さいね!
コメントしてない期間も楽しんで読ませてもらっていますから(^-^)v
すぺーすのいど
2008/10/10 18:04
否。
一杯のスープを作ることも「好きだから」であり「人類のため」となることですよ。
賞として評価されたものを評価する、というのでは、「金になる」というのと質的に差はないかと。

私達は皆やっているのです。「好き」であり「人のため」となる無数の仕事を、朝起きてから夜眠るまでずっと。
その先に未来がある。
人生アウト
2008/10/11 00:27
あと。
私達がよりよい未来を欲するなら。

自分以外の誰かがやっている仕事を、その人が「好き」でやっていて「人のため」になっているような仕事を。

私たち自身が、他人の仕事を、もっとほめなければいけない。
私達こそが、他人を真に評価する眼を持たなければ。
すばらしい他人をほめたくてほめたくて仕方ない衝動に襲われなければ。

未来はない、と思います。
自分が認められる仕事をする以上に、それは大事。
人生アウト
2008/10/11 00:40
人生アウトさんのコメント、素敵ですね!
「人のため」の「人」って「他人」じゃなくて「人類」なんですよね。
そこは重要なポイントでしょう。
そして人間関係で最も必要なのは「感謝」ですよね。決して「評価」ではなく「感謝」だと確信しています。
人生アウトさん、ありがとうございました!
すぺーすのいど
2008/10/11 06:47
人生アウト君
>私たち自身が、他人の仕事を、もっとほめなければいけない。
>私達こそが、他人を真に評価する眼を持たなければ。
そうですね。まだまだ未熟ものです。


すぺーすのいど会長
>人生アウトさんのコメント、素敵ですね!
ほんと、教えられることがいっぱいです。
感謝してます。
dr.stonefly
2008/10/11 17:12
「知らないことがわかること」これって、人類の本能的要求なんですよ。

好奇心あっての人類の進化。
(好奇心がDNAを変化させた、っていう解釈をされたらいけないけれど)

「実におもしろい」
シロウトに100億円積まれても、実証できんから、京大でも名大でも、「儲け」ぬきで「自分の替わり」に面白がって研究してくれるなら、文句いいません。

>私たち自身が、他人の仕事を、もっとほめなければいけない。
>私達こそが、他人を真に評価する眼を持たなければ。

まったく!!
×第二迷信
2008/10/13 13:06
>好奇心あっての人類の進化。
そうですね。でも、いわゆる進化ってのが破滅へと向かっているとも言えなくもないわけで、

好奇心あっての破滅

とも言えるかも、と考えてしまいます(爆)。
dr.stonefly
2008/10/13 14:39
 ノーベルは「安全な作業」のために自分が発明したダイナマイトが、人殺しの為に利用されるのにとても心を痛めたそうです(当時ニトログリセリンによる発破で、多くの事故が有った)。研究中の事故で最愛の弟さんもなくしていますし。会社を継ぐより、文学者になりたかったノーベルは、平和賞、文学賞、科学賞を作ったのだとか。あまり科学的なことで海外ではノーベル賞が持て囃されないのも、この辺の事情があるのかもしれません。でも、どうして今回まで物理分野での受賞に時間がかかったのかは、不思議ではありました(笑)。
 因みにノーベルはゲーテの詩が好きだったそうです。
アオネコ
2008/10/13 21:38
アオネコさん、おはようございます。
そうですね。ノーベル賞を創設するきっかけの話は、大昔聞いたことがありますが、こまかなことは聞いてませんでした。ありがとう。
今回受賞の方たちも、「いまのマークシート的教育を批判したり」「反戦の活動」をされたり、ということを知り、本当にすばらしい人たちと再認識しました(笑)。
dr.stonefly
2008/10/14 08:09

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