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結局500回記念総括は無理!! ということで、今回の「見せしめ逮捕」について個人的な思いを追記する。 この逮捕に対して、ネット上ではいろいろな評価、批判、解説、意見等が各ブログでもだされている。それぞれの立場、それぞれの経験、それぞれの価値観からの意見もあるだろう。 第一に権力の横暴を批判しながらも、ツアーのやり方についていろいろなベクトルから言及する意見も少なくない。確かに今回のツアーの脇が甘かったってこともあるだろう。やり方、方法、逮捕後の雨宮処凛の「歩いているだけ」という表現に至るまで、それらは「後に」総括されるべきことかもしれない。それについてワタシが今何かを言える立場にない。 ただ、ひとつだけは自戒のため書いておこうと思う。以前、一度書いたことがあるのだが、24時間で消してしまったアレである。 ワタシはかつて市民運動をしていた。逮捕されたことはないが、逮捕されるかもしれないと怯えていたことはある。で、実際に逮捕されたのは、同じグループの市民と他のグループの活動家数名。 警察権力は、一方的な事情で理不尽に牙を剥くことがある。まさに今回のように。 過去に豊富な経験をもつ活動家はリアリティをもって権力の横暴を予見している。しかし、ワタシたちのような良心と勇気を奮い立たせて行動する市民は、権力の横暴という話は聞いても、まさかそこまではしないだろう、と思っている。ワタシの場合もそうだったし、今回のツアーもそうではなかったのだろうか? 今回、見せしめに逮捕された三人がどういう立場の人か知らないが、ワタシが過去に行動をともした良心の市民がそうだったように、今回の三人も逮捕されたということで、個人として重い荷を背負う事になるかもしれない。精神的にも現実的に生活してかなければならない個としても。また今回、逮捕はされなかったものの救対として昼夜となく奔走している人々の苦悩を想像するに居たたまれない。過去ワタシ自身も救対の一人として「運動全体」と「個人の生活」の狭間に立ち、そのジレンマに苦しみ、現実にも立場としての人間関係に苦しみ、自分が権力の期待する「分断」に加担しているのではないかと苦しんだトラウマとして未だに残っている。あの時は、パクられるも地獄、残るも地獄だと感じた。ただパクられる地獄のほうがさらに辛いだろうと、今も確信している。 今回の事件を振り返ると、社会の構造とか、運動の方法とか、権力の横暴もあるが、個人の経験に重なる部分のウエイトも相当高いのだ。権力の横暴の糾弾もするが、逮捕された三人の今、今後、メンタリティのほうが何十倍も心配なのである。個人的トラウマから個人に目がいってしまうのだ。 関係者の誰かは、過去ワタシが言われたようにいろいろ言われるだろうか。 たしかに、「歩いているだけ」じゃなかったかもしれない。パクられる覚悟が有ったかどうかも解らない。訴えが中立の人に伝わるかどうかも解らない。 それら大人の批評に対して、ワタシは、パクられる覚悟がなければ行動できないのか、運動を知らなければ声をあげれないのか、そも、どんな形でも声をあげることが悪いわけないだろう、効果じゃなくて、効率じゃなくて、下手でも、無骨でも、ただ怒りを表現するだけでもいいじゃないか、とは言いたいが、ブログではいろいろな意見が出ているし、出るべきだし、それにより考えるべきというのも認める。 でもね、やっぱり留意したいことはある。この件につき、「見せしめ」の犠牲になっている三人の今、今後、メンタリティなんかを棚上げして、ワタシには、ああすればよかった、こうすればよかった、と書くことはできない。三人は駒ではない。そう運動の駒でなければ、評価のサンプルとしての駒でもない、と言いたい。たとえワタシが甘ちゃんと言われようと、たとえ全体が見えてないと言われようとも……、ね。 これは、この件につきだけじゃないかもしれないな。と、少し500回記念総括をする。 これまで挙げた500回のうちには、いろいろな事件、失政、政治家の失言等々について、相対的な立場で批判や批評したものや茶化したものも多い。性格上、茶化すことはやめられそうもないし、冷静にメタの位置に立って考えなければならないとも思っている。ただ、どんな問題にも実際の犠牲者がいること、その犠牲者が苦しんでいること、血を流し涙を流し歯を食いしばって耐えている生の人間がいることを忘れずにいたい。机上で書かれるブログのエントリー、それがたとえ正論であっても、するどい意見であっても、ただ犠牲者を追いつめるような冷酷なエントリーを挙げてはならないなと自戒する。いや、違う。書くことで常に誰かを傷つけているかもしれないという自覚が必要なのかもしれない。恐ろしきかな、ブログの力。 それにしても500本、正直、よくもこれだけ綴って来たと思う。これから、どこまで続くかは解らないし、頻度が落ちるかもしれない。書くことを恐れつつ、が、これからも書きたい事は書いていくんだろうな、と思っている。 |
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| タイトル (本文) | ブログ名/日時 |
|---|---|
日本は法治国家ではない ...
... から、慎重を期すべきだったと思うぞ。 ...続きを見る |
にぶろぐ 2008/10/30 23:06 |
「リアリティツァー」関連動画
2008年10月26日に東京渋谷で発生した「リアリティツァー」弾圧・不当逮捕事件に関する動画です。 ...続きを見る |
喜八ログ 2008/10/31 16:24 |
いじめる側をいじめられる側へ
反貧困運動への弾圧だけではなくて、表現の自由に対する挑戦でもある今回の事件について、もう少し述べてみたい。「麻生出てこい」救援会ブログに此の間の状況がまとまっているので、そこに紹介されているyoutubeの動画を手がかりに今回の事件を若干検証してみたい。渋谷... ...続きを見る |
再出発日記 2008/11/01 22:00 |
【日記】渋谷事件、ウィキペディア「年次改革要望書」項目の変更ラッシュ
ゆっくりしています。ブログを見ながら、「渋谷事件」っウイキペデイアにあるのかなあ、と検索したけど、歴史上の事件だけ。(でも、それも知りませんでした。) 警察のかたの正当性を書かれているブログも拝見しましたが、どうも。映像インパクトが強くて。 ...続きを見る |
散策 2008/11/01 22:31 |
「麻生邸リアリティ・ツアー逮捕事件」を外国語で海外に伝えよう
麻生邸リアリティ・ツアー逮捕事件についてのヤメ蚊弁護士さんの提唱に微力ですが協力します。 ...続きを見る |
村野瀬玲奈の秘書課広報室 2008/11/02 22:59 |
誑かされる
第13条 すべて国民は、個人として尊重される。生命、自由及び幸福追求に対する国民の権利については、公共の福祉に反しない限り、立法その他の国政の上で、最大の尊重を必要とする。 昨日のこれ↓の続き、 http://teagon.seesaa.net/article/109005175.html 我らがタモガミ.. ...続きを見る |
そいつは帽子だ! 2008/11/04 22:34 |
麻生邸リアリティツアーの不当逮捕に抗議する集会
3人は釈放されたようですが、以下の集会は予定通り開かれるということです。 ...続きを見る |
JCJ機関紙部ブログ 2008/11/06 17:17 |
| 内 容 | ニックネーム/日時 |
|---|---|
こんにちは。今日は有給です。「米流時評」のysbeeさんからタリバニスタンや米露ヘルシンキ軍事会談などのトラックバックをいただき、またシリアへの爆撃ニュースなど国際、軍事も動いているような気がしていて、もっと目を広げなければとも思いますが、時間的にも気持ちの上でもブレーキがかかります。個を見る(大切に思う)感想が、dr.stonefly様らしいと思いました。 |
散策 2008/10/30 15:46 |
この件ネットで眺めるばかりですが、植草さん、SOBAさん、ヘンリーオーツさんが、わかり易いです。(後から出たユーチューブ映像)支援サイトも貼っておきます。 |
散策 2008/10/30 15:47 |
散策さん、どうもお久しぶりです。 |
dr.stonefly 2008/10/31 08:24 |
dr.stonefly さん |
非戦 2008/11/04 15:13 |
非戦さん、どうもありがとう。 |
dr.stonefly 2008/11/04 17:50 |
釈放されたようですね。 |
JCJ機関紙部ブログ 2008/11/06 17:25 |
教えて頂き、ありがとうございます。 |
dr.stonefly 2008/11/07 08:33 |
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