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水伝が教育現場に導入された。 と、ここで「水伝」って何?、「教育現場に導入」って何? という方もみえるかもしれないので、引用元のエントリーをリンクします。 『教育現場に水のメッセージを』(『Hado』9月号)(ほたるいかの書きつけbyFMSさん) ようは、「水からの伝言」という著書を書いた江本勝という人が、埼玉の某校長会からの依頼で120人の校長のまえで講演をした。ということである。 やっぱり、その感想として書かれたものを引用させていただく。 ■以下引用■ 「『水は言葉の鏡』であり、私たちの言葉や心を、まるで鏡のように映し出してくれている」ということでしょう。 また、水だけではなく、ご飯に「ありがとう」と「ばかやろう」の言葉をかけ実験を続けてくださった山形県の小学校教諭、K先生(引用者注:原文では実名)のご紹介。さらに、小学校5年生の女の子の実験も紹介されました。 この女の子は、自分の行った実験によって得た結果について、素直に次のように表現しています。 「実験を終えて『言葉の力ってすごいんだな。言霊って本当にあるんだな』って、しみじみ感じています。 言葉は心の表れです。どんな心で生きているかが水を変え、水の変化がミカン、イチゴ、ヒヤシンス、朝顔、貝割れ大根の体を変えていったのだと思います。 良い心から良い言葉が生まれ、言葉が水を変え、世界を良い方向に変えることができるなら、私も、私にできることから、私なりの方法で世界をきれいにしていきたい。 お父さん、お母さん、弟たち、友だち、そして私の出会うすべての人に心のこもった『ありがとう・大好き』をたくさん言ってあげたい。 悪い言葉は、もう決して使わない。」 また、最近の実験から、韓国の大学病院産婦人科との共同研究として、妊婦さんの羊水に音楽や言葉を見せた結晶も紹介されました(46ページに関連記事)。(引用者注:同じ号に、羊水をホメオパシーにならって5万倍に薄めた水の結晶が紹介されている。下参照) そして、最後に、現在展開しております「EMOTO PEACE PROJECT」の説明が行われ、子どもたちに絵本を配布したいという小学校には、無料でご提供させていただくと申しあげました。 すると、後日、各小学校より続々と注文があり、すでに約7000冊の絵本が関東圏内の子どもたちの手元に届けられました。 オープンな心で、愛情と熱意をもって教育にあたっておられる、たくさんの女性の校長先生方を前に、明るい希望が感じられた、そんな一日でした。 ■以上引用終わり■ まず第一感で、ムカっ腹が立ち、これは遺憾と感じる。肌感覚である。 何故ムカっ腹が立つ!? 「水からの伝言」は科学と標榜しているが、科学的に嘘っぱちだからか? 公的教育機関が江本というペテン師の金儲けを援助しているからか? おそらく最初にムカッとしたのはそんなこともあるのかもしれない。 でもよく考えると、問題はそれほど単純ではなさそうだ。 もしかしたら、「水からの伝言」が非(似非)科学であること、江本がペテン師であることは、これが教育に用いられることとは違和感の本質を異するのかもしれないと、考え直す。 もし「水からの伝言」が科学を標榜せずに、もとよりファンタジーであると公表され、江本というのがペテン師ではなく童話作家で結果的に儲かり、「水からの伝言」が「良い」教材ならば、ムカっ腹が立ち、これは遺憾と感じなかったのか? 「水からの伝言」以外の訓話的ファンタジー(昔話とか)だったらどうなのだ? 教材としてのフィクションはどうなのだ? いちいち目くじら立てるのか? 「こぶとり爺さん」だったら? 「鶴の恩返し」だったら? とするとやはり単純そうにない。 とすると、違和感は、怒りはなんなのだろう? 再度読み直す。ん? あれあれ? >良い心から良い言葉が生まれ >『ありがとう・大好き』をたくさん言ってあげたい。 >悪い言葉は、もう決して使わない。 やはり、本質的な怒りはここだ。 そも「良い」「悪い」を自律的に考えることなく、他律的に押し付けること。しかも、それが仮に本当に「水が結晶をつくる」としても、「水の結晶」によって判断されること。それを教育として押し付けようとすること。である。 一体「良い心」とは何ですか? そも「良い言葉・悪い言葉」とはなんですか? それで「ありがとう、大好き」は良い言葉なのですか? それは、水の結晶によって決定されるんですか? 「善悪」は科学なのかよ!! (水伝がたとえ科学的正しかったとしても、善悪の判断はできないだろ) こんなバカバカしいことがまかり通るのか!! これが日本の教育の実態なのか!! と、ここなのだろう。 わけの解らぬ冊子が配られた関東あたりの7000人の親のみなさん、あなたはバカにされているのだよ。 怒りをもって抗議してはどうだろう!! もう少し言おう。ちょいと白状すると、上の「自律的・他律的」ってのは池田晶子の姐御のパクリである。 晶子の姐御は、「倫理」を自律的とし、「道徳」を他律的といった。曰く、道徳とは「べき」「せよ」「ねばならぬ」と命令や禁止や義務を外的強制によるもので、押し付けられるほうも強制と感じれる。強制されたものを自分自身を欺くとき、それを「偽善」と呼び、すなわち道徳こそ偽善を生む、とこき下ろす。 そも「善」は直感的、自律的に発動されるものでそれを「倫理」という、という。 120人の校長が、「水からの伝言」を教材にするというバカバカしい行為に疑問を持たなかった下地に、「道徳」により子どもたちを強制しようという思いが強烈にあるのではないかと邪推する。今の日本の教育は「べき」「せよ」「ねばならぬ」が大好きだからなぁ。「水からの伝言」を採用したのは、道徳という目的のため盲目的になり手段を選ばず、といったとこか? そんなこっちゃダメだろ。本質的になっちゃいないのだ。 水が結晶するから善い悪いではない!! ついでに、強欲だと瘤をつけられるから善い悪いでもない。約束を破ると鶴に戻り逃げるから善い悪いでもない。 やはり、いかに善い悪いを「倫理」的に気づいかせていくか、感じさせていくか、その感性を発露させるかを導くのが教育ではないか、と考える。 「水伝、教育現場に導入」(2)…怒りの矛先は何処? |
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| タイトル (本文) | ブログ名/日時 |
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大人になってもそうですから
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非国民通信 2008/09/25 23:06 |
「水からの伝言」 琵琶湖の水も・・・
納豆ダイエットは、「検証データ」を自ら捏造したことで、非難をあびて番組が打ち切られることになりました。 しかし、「検証しない」ものなら「ただの説」として放送するのは勝手。(らしい。本当はオカルトなど自主規制のはずだが) H木K子の「地獄に落ちるわよ... ...続きを見る |
ストップ !! 「第二迷信」 2008/09/26 23:22 |
| 内 容 | ニックネーム/日時 |
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私は水伝を知って数ヶ月経ちますが、これの嫌らしさは多岐にわたります。 |
alice URL 2008/09/26 22:11 |
(つづき) |
alice 2008/09/26 22:11 |
友達が盗んだ金を |
×第二迷信 URL 2008/09/26 23:22 |
「こぶとり爺さん」も「うさぎとカメ」も「みにくいアヒルの子」も、何を価値基準にしてるんだと、つっこみ処は多いですが、 |
×第二迷信 2008/09/26 23:30 |
×第二迷信さん |
dr.stonefly 2008/09/27 06:19 |
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dr.stonefly 2008/09/27 06:19 |
>「善悪」は科学なのかよ!! |
愚樵 URL 2008/09/27 18:58 |
(横レスです) |
naoko 2008/09/28 01:26 |
自立的道徳×→自律的道徳でした(汗)。 |
naoko 2008/09/28 02:12 |
先程kikulogを読んでいたんですけど、なんとなく総合学習で何をやるかというのが先生方のプレッシャーになっているのかもと思いました。小学校の先生は忙しいですからつい授業を作りやすい水伝のような話に飛びついてしまうのかもしれません。でも、水伝って批判的思考を身につけさせるには案外いい教材になるかもしれないと思ったり。ネットでやっているような議論を小学生にもやらせれば良いかも。先生は大変だろうけど。 |
akiko 2008/09/29 02:03 |
みなさん、おはようございます。 |
dr.stonefly 2008/09/29 08:33 |
引用なので解りにくいかもしれません。 |
dr.stonefly 2008/09/29 08:33 |
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dr.stonefly 2008/09/29 08:34 |
う〜ん、ちょっとわからくなってきました。dr.stoneflyさんは、何にお怒りになったので? |
愚樵 2008/09/29 10:46 |
もう一点。 |
愚樵 2008/09/29 10:47 |
げげげ、指摘されちまった。 |
dr.stonefly 2008/09/29 13:07 |
例えばこう考えます。 |
dr.stonefly 2008/09/29 13:08 |
但し、江原某が自律的な「悪」を感じているのならば、「水伝」というペテンも出来ない。自己否定に繋がるからです。江原某がもし「悪」と知っていてやっているとしても、所詮、社会規範や道徳的「悪」程度なのでしょうが……、おっと、また余分なことを書くと、「何故、悪とも呼べない偽物の悪に根源的怒りが湧くのだ? |
dr.stonefly 2008/09/29 13:08 |
「確信犯」というのは、 |
×第二迷信 2008/09/29 19:32 |
はじめまして。 |
R.frail 2008/09/30 12:30 |
R.frailさん、はじめまして。 |
dr.stonefly 2008/09/30 13:56 |
そのうちに、「友引の火葬場休業」みたいに、 |
×第二迷信 2008/09/30 20:57 |
こんばんは。ニケです。^^ |
ニケ URL 2008/10/01 08:20 |
家庭が行う子供へのしつけや道徳教育を、社会的な集団教育に依存してしまっていることに無意識的に気付かない。これは個々の親が悪いのではなく今現在と場合によると将来にわたってその方向付けがなされてしまっているから道徳教育などを他者に依存する考え方に違和感を持っていない。 |
ニケ 2008/10/01 08:23 |
「水伝を道徳教育に取り入れるのはけしからん!」との抗議には同意するものですが、自分の考えている道徳観を教えてくれというのも間違いであって、いろいろな親たちがいる集団教育で、あるひとつの道徳観のみが正しいというわけも無く、そもそも道徳など個々が持つものであり、各親たちで違うものと考えるなら公教育に道徳を導入することそのものが間違っているわけです。 |
ニケ 2008/10/01 08:24 |
ニケさん、実は初めましてですね。 |
dr.stonefly 2008/10/01 09:06 |
(つづき) |
dr.stonefly 2008/10/01 09:07 |
dr.stonefly さん |
ニケ 2008/10/01 18:16 |
さて、この水伝騒動は本当に罪深い。 |
ニケ 2008/10/01 18:16 |
2006.11はぷらさんの最後の「さよなら」のエントリーの直前のエントリーです。つまりぷらさんの最後のさよならのエントリーは2年ぶりのエントリーということでした(笑)。 |
dr.stonefly 2008/10/02 08:51 |
>2006.11はぷらさんの最後の「さよなら」のエントリーの直前のエントリーです。 |
ニケ 2008/10/02 13:02 |
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