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なんか昔も書いたことがあるような、ないようなタイトル。 昨夜「地球危機」というTV番組を観ていて、地球が終末をむかえそうなことになっていると映像で知った。ほとんどは「人為」ゆえの、または「金」ゆえの「自然破壊」だったけど、今回のエントリーはその番組にも少しでていた「自然のシカ」のこと。 番組をみる以前に、拙ブログでもコメントをいただけるLadybirdさんの「へんちょこ自然保護:アイデンティティ・クライシス」というエントリーを拝読していてまた嵌まってしまった。昨年から続いているシリーズで「野生のシカの増加とそれによる自然破壊と、自然保護」の問題である。要約ができないので、一部引用させていただこう。 >ところが山地の希少植物がシカに食べられるに及んで,空気が変ってきた.シカが増え過ぎているというのだ.シカによる被害は希少植物だけではない.シカは森林を草地に変え,さらに裸地にしてしまう.すると山の保水力は失われ,土砂崩れが起き易くなる.だから自然を保護するため,シカの数を「管理」せねばならない,というわけだ. 引用中の「管理」というのは、シカを殺して「自然にあるべき適性な数を管理」することである。 もっともシカそのものも野生のシカで自然そのものである。自然を抹殺して自然を管理? この矛盾に苦悩することになる。興味がある方は詳しく書かれた、Ladybirdさんのブログ「へんちょこ自然保護」に訪れて欲しい。 さて、考えれば考えるほど悩ましい問題である。 シカという「自然」が他の「自然」を破壊する。それが「自然」なのか? 自然のシカによりおきる希少植物という自然の消滅も土砂崩れという地形の変化も自然といえるのではないか? 人間がなんらかの手を打てば「不自然」であり、「不自然」な行為で管理した「自然」は「自然」と言えるのだろうか? いやいやそうじゃないんだ。もともとシカは何故増えた? 多々要因はあるだろうが、どこかで人間の営みに影響されて増えたのではないか? 人間の営みによって「不自然」に増えたシカを殺して「自然」をキープするのは、もともとの「自然」をキープすることで結果は「自然」なのだ。でもさ、でもさ、人間の営みってのは「自然」じゃないのか? その人間の営みが「自然」ならそれでシカが増えたことも「自然」だろ? じゃあほっといても「自然」じゃないのか? あのね、だからね、人間が「自然」だから、元の自然に戻そうとする行為も「自然」なの。え、ってことは「自然保護」をするのも自然だし、「自然保護」をしないのも自然ってことじゃないか? わけわかんねぇよ。 もう少し考えてみる。 じゃあ、「自然」「不自然」というときの人間はどこにいるのだ。 人間が、完全に「自然」のなかにいて「自然」そのものであれば、「自然」ってのがなにか見えないはずだ。人間は「自然」を「自然」の外から眺めているのだ。「自然」全体を見渡して「自然」をあれこれと考える人間ってのはなんなんだろう? 「自然」という箱庭で生息しながら、ときに箱庭全体を上から眺めながら、こうあるべきが「自然」だよな、っていうときの人間が「自然」とはいえないだろう。こうあるべきが「自然」だよなってのは「人間の都合」である。 いってみれば、「自然」についてどう考え「自然」をどうかしようとすることは「人間の都合」なのだ。 「自然」を破壊するのも人間の都合、保護するのも人間の都合。人間が「自然」という言葉を使い、思考しはじめた時点ですでに人間の都合になっている。 そう、「自然」を外から眺めて「自然」がどうのこの、と言えるのは「自然」という「言葉」にしちまったからだな。「自然」という言葉を獲得した時点で、つまり「自然」という概念を得た時点で「自然」の外にでちまった。 もう人間が「言葉」をもったときから、(人間にとっての)「自然」というのはないのかもしれない。人間が「自然」と表現する「言葉」と、「自然」そのものは一致しない。矛盾なのだ。 おお、人間とは矛盾に満ちた「自然」なのだ。 いや「不自然」なのだ。 どっちだ!!! 以上、おわり。 おいおい、終わりって何も結論が書いてないじゃないか、と言われるんだろうなぁ。 でもなぁ、わかんないんだもの。 結局、シカの問題はどうすんだ? なんて聞かれてもさ。 どうしようか? 不自然な人間のワタシが「自然」について手を加えることは「不自然」だから「自然保護」にはならないなぁ。でも、いいんだよ。「自然」なんてないんだから、「人為」なんだよ。「人間の都合」なのさ。シカを殺して人間の都合に合わせればいいんじゃない。そこでまた「人間の不都合」がおきれば、また「人間の都合」に合わせて手を加えるしかないんだよ。これまでもずっとそうしてやってきたわけだし、これからも、そうするしかない。 手を加えるも都合、加えないも都合。 人間ってのはご都合主義なのさ。 でもね、箱庭はいつまでも黙ってないぜ。やつは人間の都合でどうのこうのってレベルじゃないからね。 |
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フェミニズムなんて分からないけれど、「女性差別」はあると思う
違うネタを書こうと思っていたんだけど。 1年以上も前のエントリーにバラバラと降ってこられるのはウザイので、わかりやすいタイトルの新エントリーを上げてみる。 これに伴い、あちらのコメント欄は閉じさせていただきます。 何か言いたいことがあれば、こちらへどうぞ.... ...続きを見る |
かめ? 2008/01/05 15:18 |
電子投票は慎重に検討すべき。民主主義の不完全な今の日本での拙速な導入を強くいましめたい。
今国会で審議されている、そのわりには新聞であまり詳細な報道を見ない電子投票について考えるとき、大前提となる私の認識は、「日本では&... ...続きを見る |
村野瀬玲奈の秘書課広報室 2008/01/06 00:41 |
不正を生む可能性が少しでも残る投開票方法の拙速な導入は民主主義に仕掛けられた時限爆弾です (電子投票...
前回に続いて、選挙制度というか投開票方法を不正や誤りの入りやすいタイプの電子投票にしては絶対にいけない、というお話を続けます。投&... ...続きを見る |
村野瀬玲奈の秘書課広報室 2008/01/06 22:42 |
次期衆院選で、自公を敗北に追い込むには
年初の月曜日です。仕事も本格始動と言う方も多いでしょう。あらためて、あけましておめでとうございます。本年もよろしくお願いいたします。 さて、年頭に当たっての言葉は既に語りましたので、今日は、今年中盤に予想される衆院解散・総選挙に向けて、自公政権を敗北に.. ...続きを見る |
「猫の教室」 平和のために小さな声を集め... 2008/01/07 07:31 |
2008年ブログ初め
元日に初詣に行きましたらネ、お坊さんが二人、向こうから歩いて来て。 これがホントの、和尚がツー!って、もう大変なんすからァ。 カラダだけは大事にしてくださいよォ。 ...続きを見る |
BLOG BLUES 2008/01/07 17:35 |
靖国の矛盾
靖国の矛盾/高橋哲哉 ...続きを見る |
薫のハムニダ日記 2008/01/07 17:57 |
「サル特措法」やっぱり着々と
12/09に東京・目黒で2歳のお子さんがライフル銃で亡くなったショックも醒めないうちに、 12/14長崎・佐世保でショットガン(散弾銃)乱射によるで2名の犠牲が出た。 現場の阿鼻叫喚と御遺族の感情を想像するといたたまれなくなる。合掌。 政府はニッコニコだろう。年金と薬害C.. ...続きを見る |
Saudadeな日々 2008/01/10 07:06 |
岩国から世直しだ
本日1/10告示・1/27投開票の大阪府知事選。 1月8日、自民党本部は「2万%出馬はない」と言った直後に出馬した 橋下徹弁護士の推薦を見送り、府連推薦とした。 プヒャヒャヒャ、そりゃそうだろ。 総選挙の感触を占う府知事選だもの。 人を傷付けるような失言がやたら多く、.. ...続きを見る |
Saudadeな日々 2008/01/10 07:07 |
内部統制対応のアイデンティティ管理ソフトウェア最新版
カスタム・テクノロジーは、アイデンティティ管理ソフトウェア「SyncTrust Identity Manager」の最新版Version3.1を販売開始したと発表。「SyncTrust Identity Manager」は、日本の商習慣と内部統制(J-SOX法)に対応した純国産のアイデンティティ管理ソフトウェアであり、最新版Version3.1は、Windowsサーバ管理機能やExchange 2007対応などの機能強化が図られており、今回の機能拡張により「SyncTrust... ...続きを見る |
日本版SOX法(J-SOX法)と内部統制... 2008/01/12 13:36 |
クジラ最後に食べたのいつか思い出せる?
環境保護団体から調査船が『臨検』されるほど世界で孤立してる、捕鯨国・日本。 あらら、そんな中、また捕鯨船なんか新造してたのね。。。 →国際的に非難が高まる中、捕鯨母船の新造に数百億円?(くじラブ:071211) 「食の伝統文化を守る」のが正当化できるケースは、大ま.. ...続きを見る |
Saudadeな日々 2008/01/21 04:06 |
陶器をロンドンへ
ひき続き自然史ネタをもう一発. 英国の陶器というと,やはりナンバーワンはウェッジウッドでしょうか.陶器の町ストーク・オン・トレントには陶器博物館があって,世界の陶器が時代を追って展示されています.18世紀までは西洋の陶器は粗末なものばかりで,同時代の中... ...続きを見る |
高知に自然史博物館を 2008/01/22 12:04 |
日本の責任の取り方
外国のことだし、係争中だし、仕方がなかったんだ (関係ないよ、知らなかっただけなんだ、仕方がなかったんだ) ジュゴン巡る米連邦地裁命令、官房長官「コメントせず」 http://www.yomiuri.co.jp/politics/news/20080125-OYT1T00501.htm 町村官房長官は25日夕の記者会.. ...続きを見る |
そいつは帽子だ! 2008/01/27 08:20 |
| 内 容 | ニックネーム/日時 |
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にゃー。家畜は自然とはいえないきゃ。うむ。農村へ行って、「わー、自然がいっぱい」って、田んぼなんて単一植生を人間が押し付けている自然って変じゃないか、という話もあるんですが、とりあえず、漱石全集で「英文学にみる自然の観念」とかいう講演だか論評だかを読んだような…。あとで確かめてみます。 |
kuroneko 2008/01/05 14:37 |
「手つかずの自然」が幻想であるように「自然保護」も幻想でしかないのかもしれませんね。 |
gegenga 2008/01/05 15:16 |
鹿については問題は簡単です。 |
Chic Stone 2008/01/05 21:18 |
鹿も、増加限度を超えたら、自らの食料がなくなって全滅する。 |
×第二迷信 2008/01/05 23:51 |
kuroneko兄さん、兄さんはやはり漱石の猫でしたか? 前からそうじゃないかとは思っていたのですが……。「英文学にみる自然の観念」は知りません。捜してみようかな。とりあえずタイトルから思うのは、「観念」なんですね。 |
dr.stonefly 2008/01/06 09:24 |
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dr.stonefly 2008/01/06 09:25 |
gege師匠すみません。 |
dr.stonefly 2008/01/06 09:33 |
ご紹介ありがとうございます.本年もよろしくお願いします.シカ問題とその周辺のことについては今後も行方定めず細々と書き続けたいと思っています.いろいろご意見いただけると幸いです. |
Ladybird 2008/01/06 10:04 |
いま漱石全集の11巻「評論 雑篇」(昭和41年発行)をみたら、「英文学にみる自然の観念」類似の評論はないや。話を作っております。 |
kuroneko 2008/01/06 14:42 |
Ladybirdさん、勝手に引用してすみませんでした。 |
dr.stonefly 2008/01/07 08:17 |
ご訪問ありがとうございます.このブログでもいろいろ考えさせられるコメントを頂き,たいへん勉強になりました.今後もシカ問題ほか自然保護について,じっくり発言して行きたいと思います.またご意見等いただければ幸いです. |
Ladybird 2008/01/09 20:23 |
Ladybirdさん、コメントが遅れてすみません。 |
dr.stonefly 2008/01/11 13:51 |
杞憂も杞憂.まったく気にされることではありません.むしろ話題を発展展開していただくことで議論の幅が広がります.楽しく論争していただいたら,私もちょっと自己満足できてハッピーです. |
Ladybird 2008/01/22 12:01 |
Ladybirdさん、ありがとうございます。 |
dr.stonefly 2008/01/23 05:35 |
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