毒多の戯れ言

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zoom RSS 「亀田大毅親子の悲哀」…私たちも気をつけようね

<<   作成日時 : 2007/10/16 11:43   >>

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 実はこのブログの記事でアクセス数が一番多いのは 『「ワーキングプア」…イス取りゲーム負ければホームレス』という記事で12000アクセスあまり。これはちょっと嬉しいのだが、2番目が 『「亀田興毅」…八百長だけど粉飾チャンピオンに喜ぶ』(7862アクセス)で、これが何とも恥ずかしい。はやく3位の 『「日雇い派遣」……将来ホームレスになる可能性』(7416アクセス)が亀田を抜かしてくれるといいのだけど、などと過去記事のアクセス数で楽しんでいる。
 ではアクセス2位の「亀田興毅」の記事がいい記事だったかというと、完全なる駄作で、テレビでみていた試合の結果に憤慨し、速攻で感情にまかせ描き殴ったエントリーなのである。当時、でかい口を叩く亀田もまだ世間にも受入れられていたのだが、試合が八百長だったということで裏切られたと感じた人々が「亀田 八百長」で検索してアクセスしたのだろう。なんの分析もない感情で書いた記事を感情で読まれたというだけのこと。

 しかしながら今回も「内藤vs亀田」戦を試合をニュースでみて、即「ザマ見ろ、クソガキ!!」と感じてしまった。でも、その無思考な最初の感情を書くのを取り敢えず自重して、ついでに亀田について書くこと自体マスコミに釣られているのではないか? という疑問も棚上げして、ちょっとぐらい思考して書こうと思ったら今更というタイミングになってしまったわけだ。
 しかも、ワタシが思考し書こうとしたことは、既にワタシの思案よりも深く丁寧に 「かめ?」gege師匠、 「遠方からの手紙」かつさん、 「花・髪切と思考の浮遊空間」これおぷてらさんが書かれていて、さらにはワタシには考えもおよばなかった 「サブカル雑食手帳」の下等遊民さんには、やられた〜!! これがあったかっ!! って感じ、まさに脱帽である。

 ワタシは知らなかったが亀田一家がチャンピオン内藤をゴキブリ呼ばわりしたらしい。
 下等遊民さんの記事を読んで思ったが、そういえば、ゴキブリって何の説明も疑問もなく「負の存在」って前提になっているよな。だいたい亀田次兄のゴキブリ発言も、言われた内藤はじめほとんど者が「負の発言」として捉え、批判の対象になっている。ゴキブリが何故「負の存在」とされているかも考えないままにだね。
 というワタシもゴキブリを「負の存在」と捉えていた。というよりもゴキブリは苦手なのだが、ワタシとて何故苦手かを考えた事がない。結構「怖い」という感覚があるのかもしれないなぁ。家のなかでゴキブリをみかけるとまず身構える、思考よりさきにそっと新聞紙を筒状に丸め殺そうとしている。あたかもDNAに書き込まれたように殺意が走る。標的はそっと壁づたいに走り次の行動を思案している。つぎは天井にいくにちがいない。天井にいかれたら手が届かなくなり虐殺が困難になる。一撃で仕留めることができずに手負いのゴキブリにさせるのは、さらに苦悩である。腹部辺りから内臓を半分とびださせてのたうち回るゴキブリは見るに堪えない。そんなことにならないためにも、標的が思案しているあいだに息を殺しそっと近づき一撃で殺ろうと身構える。心拍数はたかまり、息づかいは荒くなる。手に汗をかき、ジッと間をとる。今だ!と、脳が振り上げた右手に命令した瞬間、ゴキブリは突然羽を広げ反撃にうってでる。捨て身の反撃である。あれ必ず殺戮者にむかって、しかも顔にむかって特攻をこころみるんだよね。
 「ぎゃぁぁぁぁぁぁあ!!!!!」
 殺戮者は己の深層心理をみることになる。実は恐ろしいのだ。怖くて怖くて仕方ないのだ。
 ぎゃああぁぁぁぁぁ〜!!!! と叫んだあとに、実は自分が小心者であったことを知ることになる。ゴキブリに小心者と教えられたことに腹をたて、恐怖の原因を追求することはないだろう。

 なんてね。素直に己の小心さを知ればいいんだけど、人間というのは、己が弱いとか小心者である場合なかなか認めたくない。今回の亀田次兄のそんな己が小心者、相手を恐れているという深層心理が「ゴキブリ」という発言に表れたのだ!! ってのはどうだろう。世間が納得すれば、ワタシもいっぱしの心理学者になれるかもしれないな。無理か(爆)。まあ「ゴキブリ」はともかく、今回も亀田一家はよく吠えていた。「弱い犬ほどよく吠える」という心理はやはりあるのだろう。
 ほんとの強さってのは「己が弱いこと」を知るところから始まる、って言説はなんとなく正しそうだね。まあもう一言突っ込めば「強い」って何? 「強い」ってことが「ゴキブリは負」という思い込みと同様に前提としての「価値」って考えていいの?ってこともいいたいのだが、ことボクシングというスポーツにおいては「ある種の強さ」を競うスポーツであるから「強い」を前提にしなければ、話にならないか(笑)。
 まあ「あの試合」については、「強い」「弱い」がはっきりしていても「強い」ことがマスコミ的価値として問われるなか、なんとしても「勝ち」にしがみつかなければならなかった一家、子ども(親もふくめて)が、暴走したということそれだけのことだね。それだけ亀田家には「マスコミ的価値」が重要だったわけだ。というか、それが全てだったのかもしれない。
 あの一家にとって、特にあのオヤジには「勝ち続けることのみ」が、すこしでも長くテレビで踊れる唯一の手段だってことは解っていたのだろう。TBSが潰しにまわった今、もう駄目だろうね。
 しかしね、亀田オヤジがマスコミで踊ったことに羨ましいと思ってた「親」多いじゃないのかなぁ。親のエゴを子どもに押し付けるのが流行ってるみたいだし。今回の国民的バッシングもマスコミで上手いこと踊った亀田一家へのやっかみの裏返しだったりして(笑)。

 多くの方が指摘するように、あのオヤジに育てられた子どもは可哀想である。亀田の子どもたちはあのオヤジから早く独立することをすすめる。ってのは、まあ正しいでしょう。
 さらに、もうひとつ言いたいのは、あのオヤジをみて自分を振り返ろうね、ってことである。
 巷では「早期英才教育」が親のエゴによって花盛りである。
 ほら、子どもに大金をかけて早期英才教育しているあなたのことですよ。
 おっと、私は違うわよ!!あんなオヤジと一緒にしないで!!! なんて怒っているあなた、目のつり上がり具合があのオヤジといい勝負になってませんか?

 





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タイトル (本文) ブログ名/日時
亀田一家と協栄ジムだけの責任ではない
↓産経新聞だけど、今日はまともな記事のご紹介(笑) ...続きを見る
かめ?
2007/10/16 12:50
あれは世界戦だったのか。
たまにはこんなネタもよろしいかと。けっこうの話題になっていますね。私はこんなふうにふりかえったのですが(coleoの日記10・12より引用)。====唸る。政治も劇ならば、格闘技はもちろん劇。これが実感。ボクシングを観にきた客は、ちがうものをみせつけられたというわけ。 ...続きを見る
花・髪切と思考の浮游空間
2007/10/16 15:51
ゴキブリ讃歌
先日のWBC世界タイトルマッチ、亀田vs内藤戦の前の記者 会見で、亀田大毅選手が内藤大助選手を「ゴキブリ呼ば わり」 したことは、内藤大助選手を冒涜する発言として世間の顰蹙 を買うのみならず、ゴキブリ界でも大きな波紋が広がっている そうである。 Web サイト「日常.. ...続きを見る
サブカル雑食手帳
2007/10/16 20:52
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 こんにちは。伊東です。 今日は昼間の記事制作となります。午前中に一つ記事を作り、午後に洗濯した後に夕勤のバイトに入るという段取りで今日一日を過ごす事になりそうです。今日は久しぶりに時事に関して触れていく事とします。 ボクシングの世界タイトル選手権。内... ...続きを見る
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9条下での武力行使
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私も挑戦、「ニュースにいちゃもん」(^^;
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村野瀬玲奈の秘書課広報室
2007/10/18 01:15
間違っていたらやり直す事が出来る! それが民主国家だ!人生だ!  【現野党による連立政権へ・・・】
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らんきーブログ
2007/10/18 22:57
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コメント(7件)

内 容 ニックネーム/日時
私にボクシングネタをふりましたね、長くなりますよ(笑)
エントリーではJBCの問題を熱く語ってしまったので、ここではちょっと違った視点から一言書かせていただきます。

亀田兄弟と一括りに語られがち、というか、私も語ってきたのですが
三男は知りませんが、長兄と次兄ではかなりボクシングセンスに差があるように感じています。
長兄・興毅はそれなりの素質があると思うのですが、次兄・大毅は・・・。
JBCもそのあたりを感じていて、長兄には甘め、次兄にはきつめの処分をくだしたのかなあ、などと邪推しています。
次兄はこれでダメになってもいいけど、長兄を失うのはもったいない、と。

次兄はこれをバネにもっと頑張るか、ボクシングだけが人生ではないので他の道を見つけてそこで頂点を目指すか。
どちらにしろ、まだ若い(ウチの子と1歳しか違わない。トホホ・・・)ので、やけくそにならずにマジメに生きていってほしいと思います。
gegenga
2007/10/16 12:47
おお、すごい。
やはり師匠のようなボクシングフリークからすると視点が違うんですね。私のボクシングへの興味はフォアマン、アリ、ケンノートンあたりがピークでした。日本では具志堅用高ですね。一番好きだったのは矢吹丈ですけど……。エントリー中、『実力がないヤツに限って大口を叩く』と書こうと思ったのですが、「ほら吹きクレイ」は実力があったなぁ、そしてあのほら吹きが好きだったことを思い出して、書くのをやめました。

確かに兄弟でくくるのは失礼かもしれませんね。特に末弟には。デビュー前から色眼鏡でみられてしまう末弟は可哀想ですね。逆に末弟は家族をセコンドにつけづに紳士に試合に臨めば、本来以上に好印象でもって受け止められるかもしれませんね(笑)
dr.stonefly
2007/10/16 15:36
今回の次兄の試合は1-4Rまで見て、テクニック的なこと、才能のことはわからないながら、初めてみる次兄に「なんじゃこりゃ」と思いましたね。亀の子のようにガードを固めてただ突進してくるだけという印象です。
長兄、次兄のそれぞれに周囲の思惑が働いているとは見抜けませんでした。ただ、この先ボクシングをつづけても、これからは本当の「実力」で勝たなければなんともならないでしょうね。口数を減らして地味な努力で「勝てば」世間も認めざるえないでしょう。その時「あの頃は若かった、恥ずかしい限りです」とか言えば、株をあがるというもんだ(笑)。
dr.stonefly
2007/10/16 15:36
 TB及び拙エントリーへの言及、ありがとうございました。

 >ゴキブリって何の説明も疑問もなく「負の存在」って前提になっているよな。(中略)ゴキブリが何故「負の存在」とされているかも考えないままにだね。

 まさに私がボンヤリと抱いていた想念を見事に敷衍してくれたなって感じがして嬉しくなりました。文明社会というのは人間以外の生物を人間にとって有益な存在であるか、無益あるいは有害な存在であるかによって色分けし序列化することを常とするうちにいつの間にかそれが人間の御都合主義に基づく共同幻想であることを忘れてしまい、万古不易の絶対的真理であるかのような錯覚に陥っているのではないか。実際ゴキブリがなぜ「負の存在」でしかありえないのかというのはなかなか厄介な問いであって、例えば鼠などは同じく病原菌の媒体と見なされながらもディズニーのメインキャラクターでもあるわけでして。ゴキブリの起源は3億年前というから、いくら天皇家が皇紀2600年などと威張ってみても、由緒正しさ(?)ではゴキブリの足元にも及ばないのに(爆)。 




下等遊民
2007/10/16 20:40
いやいやこちらこそ気づかせて頂き感謝です。
そういえば、ゴキブリは誰も「キャラクター化」しませんね。また他の嫌われている虫にくらべて物語にでてくることもほとんどない。
もしかしたらやはりゴキブリへの畏怖かもしれませんね。3億年の昔から息づいている者への畏怖、人類が、いやほ乳類が滅びてもゴキブリは滅びないだろうと言われるほどの生命力に対する畏怖。
本文中ゴキブリを恐れているってのは、あながち思いつきでもないような気がしてきました(笑)。
dr.stonefly
2007/10/17 08:33
ゴキブリ、特に好きではないけど、殺すのが可哀想で最近まで見つけたら「手で捕まえて散歩のときに近所に放しに行く」を実践していました。だってカブトムシとたいして変わらない見かけなのに不公平です!虫は殺せないよぉ。
今の家は出ないので大丈夫ですが、思えばご近所に大変迷惑な話であったという話も。
さめ@幼少の頃から虫愛ずる姫君。
さめ
2007/10/17 21:08
えっと、ワタシも虫ずきなんですよ。
でもね、ゴキブリは触れない。怖いんです。
殺せるんです。あと蚊は即殺です。
でもね、小2の息子は蚊とまちがえてショウジョウバエを叩き殺すと怒るんです。可哀想って。
蚊でも怒るんです、ムヒぬっときゃ直るって。
親に似ずにいい子でしょ。
dr.stonefly
2007/10/18 18:13

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