毒多の戯れ言

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zoom RSS 「辺野古はすでに戦争」…善良な市民が狂気と化すとき

<<   作成日時 : 2007/07/24 18:43   >>

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 辺野古の海で平良夏芽が殺されかけた。
 海中で羽交い締めにされ、酸素ボンベのブルブを締められるということは、窒息死につながるということは素人でもわかる。他にもハンマーで殴る、蹴る、マスクを引きはがす、など暴力行為が国家に雇われた作業員によって行われているようだ。
 この殺人未遂事件につきMLを転載して紹介したが、当該エントリーを読んで頂いたすぺーすのいどさんより、コメントをいただいた。抗議のFAXを出した防衛省から返事をもらったとのこと。
 以下、転載させていただきます。


防衛省 広報課です。 御指摘の件につきましては、当時の作業員から聞き取ったところ「酸素ボンベのバルブを閉めた」といった行為はなかったとの回答を受けており、那覇防衛施設局から海上保安庁にも報告しております。 =======================   Ministry of Defense Public Information Dev.       防衛省大臣官房広報課     Mail : infomod@mod.go.jp


 これまでのML及びブログの情報と矛盾する。
 考えられるのは平良がウソをついているか、または、防衛省が現場作業員に聞き取ったということは、作業員がウソをついているか、それとも防衛省が虚偽の広報をしているか……。
 当然のことながらワタシは平良がウソをついているとは微塵も考えていない。
 そんな茶番をデッチ挙げてもなんの得もないからだ。しかも平良ならそんな茶番をデッチあげようものならば即運動の崩壊に繋がることも知っているだろう。
 酸素ボンベのバルブが締められていたというのは物理的なことで、勘違いや認識の相違などではない。多くの証拠写真からも国家に雇われた作業員にボンベのバルブが締められたのは間違いないだろう。
 上の回答は、防衛省がダイバーを雇う業者に筋書きを押し付け口裏合わせをしているといったとこか。

 ワタシは国家が国民を殺さないなどという幻想は抱いてない。むしろ安易に殺すのではないか? ワタシには経験はないが、何かの反対運動をし、機動隊と交えれば殺人未遂など頻繁に繰り広げられる。実際に市民が殺されてきた。ただそれは機動隊や警察によってだ。
 今回は機動隊や警察ではない。国家に指名された業者に雇われたダイバーと聞いている。

 なぜただ雇われただけの作業員であるダイバーはそこまでしたのだろうか?

 はたして、このダイバーは人も恐れるような凶暴な性格の持ち主だろうか? ワタシにはそうは思えない。おそらく普通の善良な人のではないか? 沖縄の海と自然が好きでダイバーという仕事を選んだかもしれない。それがある日とつぜん基地をつくるという修羅場へかり出された。そこでわけもわからず平良たちと対峙しなければならなくなった。
 修羅場で過す時間とともにすでに何をしているのかさえ解らなくなってしまったのかもしれない。
 そして何をしているか解らないまま人を殺そうとした。
 このダイバーはのちに冷静になれば、自分が人を殺そうとしたことに恐れおののくかもしれない。もし平良が本当に死んでいたらこのダイバーは今後何を思って行き続けるのだろう。たとえ「国家」がバックにつき、裁判で無罪になろうとも、このダイバー自身に己が犯した真実を誤摩化すことはできはしない。その時ハッと目が覚めるのだろうか?
 辺野古の海で、何かが、このダイバーを狂気に導いたのだろう。

 ……戦争、
 聞いた事しかないが、赤紙で徴兵された普通の善良な市民を狂気に変える。
 ……戦争、
 国家によって徴収された人々が兵隊となり、人を殺す。

 善良な普通の市民が、善良な普通の市民を殺す……、
 操るのは「国家」……。
 すでに辺野古の作業員は戦時のメンタリティに犯されているのか

 平良は刑事訴訟も考えるといっているが、上の防衛省の返答で解るように国家はトカゲのシッポを切るだろう。平良対業者という構図にもっていくかもしれない。いや司法も国家の手中ということを考えれば平良対ダイバー個人になるのか?
 市民の分断である。
 
 以前平良が語った。 仲間を殺しかけた作業員を追いかけて話し合ったと。今回もバルブを締め自分を殺そうとしたダイバーと話をし、解り合うことができれば……、もし、そのダイバーが狂気から醒め国家が自分に何をさせようとしたかを知ることができれば……、もしそのダイバー過ちに気づき自ら語ることができたなら……、また目指すところに一歩近づくかもしれない。


 ……何の苦痛ももたずリアリティももてない男の、
     机上の戯れ言に過ぎないことは解っているのだが……



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コメント(14件)

内 容 ニックネーム/日時
dr.stoneflyさん
作業側のダイバーの全員を知っているわけではありませんし手を下した人が誰かまではわかりませんが、座り込みをしている方や各筋から聞くところによると、私の知人らも含まれているようです。彼らは元々凶悪な人間だったわけではなく一昨年まで机を並べて同じ大学に通っていた人、一緒に保護活動を行ったことのある人、そういった人たちが国側に雇われているのです。

>すでに辺野古の作業員は戦時のメンタ>リティに犯されているのか

自分たちがきちんと調査をすることによって辺野古の海は守られる、といった発言を繰り返しているようです。本気でそう思っているらしいというのがただの政治オンチなのかすでに洗脳されているのかわかりませんが。。。。
さめ
2007/07/24 20:54
防衛省への抗議と返信はFAXでなくメールでした。私の書き方が曖昧でスイマセン。那覇防衛施設局にはFAXで流しました。
すぺーすのいど
2007/07/25 06:26
さめさん、おはようございます。
コメントありがとうございます。事情を聞き結構ショックを受けてます。
ショックのあまり長くなりそうなので、新しいエントリーを挙げたいと思います。


すぺーすのいどさん、こちらこそ早とちりすみません。それときっこの日記ですね。さっそく覗いてみます。
dr.stonefly
2007/07/25 08:37
今回の第一報を聞いた人が、その友人、知人に知らせたら、「そんなひどいことを国がやるわけがないよ」と言った人が圧倒的に多かったそうで、私はそれにショックを受けました。でも、こうして証拠写真がでて、その写真を見ながら、平良さんの平和市民連絡会の出した声明文を読むと、ぴったり平良さんの証言と一致することがわかります。
それにしても、さめさんのお話には、ショックを受けました。作業員まで、沖縄在住の人だったり、平良さんたち市民の側ともつながりの合った人たちなのですか。よけい国のやり方が、許せません。報道もしません。私は、報道機関にはいつも記事をだしてと要望を出しますが、聞いてもらえたことがありません。でも、みんなでやるしかないですね。
非戦
2007/07/25 10:39
dr stoneflyさん 非戦さん
地元の座り込み部隊やそれに近い人の話を聞くと、昨日まで反対派だった人が政府からお金をもらって賛成派に(それも5,000万円とか1億円という額です)ということもしばしばあるそう。そういえば今、辺野古で船を出すと必ず監視船がついてくるのですが、監視船の船長はたいていこちらの船長の近所の人です。
アベ政権&化け物百合子の札束で頬をたたいての地元の人の分断はちゃくちゃくと進んでいると思います。
さめ
2007/07/25 15:29
こんにちは。昨日TBをいただいて、コメントを書きかけたのだが、どうにも空しくて、出せませんでした。いま上の「さめ」氏のコメントを読んで、きっと僕は、1億円で転ぶ人間だろうなと。切ないです。やり口が汚な過ぎる。大体元はと言えば、僕らの税金だぜ。そんな歳出は、絶対に許せん!
BLOG BLUES
2007/07/25 17:48
bluesの兄貴、さきに新しいエントリーあげちまったぜ。兄貴の言いたいことは解る。人間なんてそれほど強いもんじゃない。
俺にも転んだヤツを責めることはできない。
でも、無理だね。兄貴は金で転ぶことはできないぜ。
俺にはわかるね。絶対に無理だ。
何故なら兄貴はロッカーだからさ(笑)。
dr.stonefly
2007/07/25 18:48
YEAH BROTHER!1曲演るかァ。♪〜The answer,my friend,is blowin' in the wind.The answer is blowin' in the wind〜
BLOG BLUES
2007/07/25 19:43
「強制執行」のような事に際して国家権力が市民に暴力を振るうのは、昔も今も同じだろうと思いますので、「殺人未遂」とも言うべき事態だっただろうことは想像に難くありません。
 ただ、ひとつだけ教えていただきたい事があるのですが、あのビデオを撮影した人は、どうして「殺人ダイバー」の行動を止めようとしなかったのですか?
 三里塚のデモ隊を小川プロのカメラマンが撮影するのとは分けが違う緊急の瞬間のようですので、どうしてカメラマンが平良さんからダイバーを引き剥がすかわりにビデオ撮影をしていたのかが理解できません。きっと何か理由があると思うのですが、私には見当がつきませんでしたので、質問させていただきました。
kobanto
2007/07/25 22:18
bluesさん、本当に。そんなところで1億使う余裕があるならばもっと福祉とかまともな用途に使って欲しいですよ。

kobantoさん
撮影者と直接お話しましたが、上から見ていたときは何が何だかわからなかった上に、これは一瞬の出来事だったそうです。また異常を感じた他のメンバーがすぐに素もぐりで助けに行ったので彼女は上にいたままだったとか。彼女が見たのはQABに提供した動画よりももっと不鮮明なシーンでしたので。
さめ
2007/07/25 22:56

実のところは平良牧師も最初は自分が格闘し過ぎて酸素を早く消費し過ぎたためのエア切れだと思ったのだそうです。いくら何でもそんなに早く使うはずがないという他のメンバーの指摘でエア残量をチェックしビデオを10回ほど見てやっと「もしかして?」ということになったそうです。土曜夜の時点に関係者と会いましたがその時点では誰もきっこさんの裏日記(http://www5.diary.ne.jp/user/533673/)にあるような鮮明な写真がその動画から抽出できるとは思わず、これしか証拠がないのならば証拠不十分となるだけなので裁判などやめた方がいいという意見の方が多かったです。

dr stoneflyさん
新たなエントリーありがとうございます。本当に人間の弱いところを敵はついてきます・・・
さめ
2007/07/25 22:57
さめ様
ありがとうございました。事情がよく分かりました。

 また、例によってウルサくて申し訳ないのですが、私は彼を「殺人ダイバー」と呼ぶのはよくないと思います。
 いつかはご本人が「きっこの日記」を見ることもあるかもしれません。その時彼がどんな風に思うか、私には知りようはありませんけど、少なくとも将来平良さんたちの考えに共鳴して「こちら」の仲間になる可能性は減ると思います。
 ダイバー自身は権力者ではないし、判決の下った犯罪者でもないし、現時点では普通の「市民」のようです。そして「殺人」を意図しているのは、一市民ではなく権力者であるはずです。彼を「殺人ダイバー」と呼ぶことによって、権力者のほうを実行者からはずしてしまうことになる可能性もあると思います。
kobanto
2007/07/25 23:29
kobanto嬢、さめさん、おはようございます。
撮影の件については、やはりワタシも多少疑問がありました。
ただ、予期せぬ出来事にとっさに反応できないのも人間、でしょうね。
「殺人ダイバー」という物言いは、ほんとに拙いと思います。
長くなりそうなので、またコメントに頼って新しいエントリーを書きたいと思いますので、引用させていただきます。よろしく。
dr.stonefly
2007/07/26 08:16
 「水中で殴る蹴る」
 ここ笑う所?
 それはそうと、ちゃんと告訴したんでしょうね?事件から二年以上経ちましたが、続報が全く入ってきませんね。
 まあ作業員を殺しかけた犯罪を誤魔化すための捏造だったんでしょうけど。
KY
2009/11/06 16:28

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