毒多の戯れ言

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zoom RSS 「目指すは護憲じゃないよ」…9条さえいらない!!

<<   作成日時 : 2007/06/05 04:06   >>

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 YouTubeにクローズアップ現代の「9条を語れ憲法は今」がupしてあったので、「改憲を望むメンタリティ」の (1)(2)を書き、続きも書くつもりだった。ところが、「辺野古の問題」やら 「松岡農相の死」やら 「お化けワラビ」など、重大な問題にぶちあたったため中断してしまった。それで、今回(3)を書こうと思ったのだが、この番組について、YouTubeの方にNHKからクレームが入ったらしく公開が閉鎖されているため、再度検証することができなくなってしまったわけだ。
 では、(3)を書くのを止めるかというと、やはりそういう訳にはいかず、あと3年いろいろな形で書き続けなければならないだろう。
 で、今回は拙ブログの 『「白バラの祈り」…過去のドイツなの?今のニポンなの?』 というエントリーに「ニポン」などというふざけた表記は許さん!! と、お叱りのコメントを頂いた一日本人さんのコメントから考察してみたい。一日本人さんにはニポンという表記のやりとりからはじまり、ワタシの突然の「9条についてどう思うか」という質問にも丁寧に応えていただいた。感謝である。

 コメントのやりとりのなかでワタシが「ところで、唐突ですが、九条についてどうお考えですか?」と問うたのに対し一日本人さんは、こう答えてくれた。

>私は嘘、屁理屈、詭弁が嫌いです。憲法九条を読んで自衛隊の存在を合憲と考える人は日本語を母国語とする人間とは言えないでしょう。では、私が自衛隊を即解散すべきと考えているのかと言えばそうではありません。私は現実問題として自衛権を否定することは出来ないし、そのための戦力の保持は必要であると考えています。よって、九条の改正...というと揚げ足取られそうなので(dr.stoneflyさんが取るとは思っていません。しかしこういう揚げ足取りが多く見られ、議論を停滞させていると思いませんか?)九条の「変更」を支持します。
dr.stoneflyさんは2006/07/15のエントリーで侵略されて殺されてもしかたがないと言われていますが、私はそこまで達観できません。自分が襲われたときは当然、家族が殺されそうになればどんな手段を使っても(相手を殺しても)守ろうとするでしょう。


 既に検証は不可能になってしまったが、例の「クローズアップ現代」のなかでも改憲論者の小林節氏が同じようなことを言っていたような気がする。(番組での論点は「改憲側、護憲側ともに話し合うことが大切」だったのだが……)
 この小林節氏が、最近では「アベ壷の下での改憲は危険すぎて反対」という、至極全うな声明を出しているようだが、このエントリーではアベ壷の下の改憲にかかわらず、一日本人さんのコメントから考えたい。
 ただ最初に断るが、このエントリーはワタシが「嘘、屁理屈、詭弁」によって一日本人さんを批判したり、説き伏せようとするものではない。あくまでワタシの思索である。そしてワタシに思索のきっかけをくれた一日本人さんには感謝するものである。

 あらためて、一日本人さんのコメントを読む。ふーむ、一日本人さんのように考えている日本人は多いのかもしれないなぁ、と思う。
 こう言われてしまえば、納得しなければならないのかなぁ。とも思ってしまう。でもワタシには強烈な違和感があるのだ。
 最後に書かれているように、ワタシのように侵略されて殺されそうになったら逃げる、逃げ切れなければ殺される、という人は少ないだろう。特に家族や子どもが引き合いにだされれば闘うという人が多いだろう。正直にいって実際に殺されそうになったらワタシだってどういう行動をするかなんて解らない。以前は流れから仕方なくこう書いてしまったが、でもね、ワタシにとってこういう「追い込まれ方」をするのは本意ではないのだ。ワタシにとって、ここが思索の始まりではない。
 つまり、殺す・殺される、やる・やられる・やられる前にやる、侵略する・侵略される・侵略されるまえに叩く、この辺りが思索の原点であれば、確かに自衛隊という軍隊が必要で、その軍隊を所持するために憲法の理念としても、日本語としても整合性のない憲法9条を変えなければならない、という話になるのかもしれない。
 でも、本質的な出発点がそこではなく、もっともっと原点から考えなければならないのじゃないかと思うわけさ。
 実は、もっと、もっと原点から考えたとき、9条も必要ないことに気づく。9条どころか、憲法が必要なくなるわけ。そうした意味では、ワタシはけっして護憲派じゃなくて、言ってみれば「仕方なく護憲派」もしくは「なんちゃって護憲派」、いや「捨憲派」という立場かもしれない。

 アホらしいと言わずに聞いて欲しい。
 現実に多くの人は戦争も殺しも望んでいないし、実際にもしない。平和でありたいと思っていると思う。これは恐らく一日本人さんはじめ多くの人に同意してもらえると思うのだが、ここが原点だ。
 もともと戦争など自分から起こさない人間や人を殺さない人間にとって、ことさら戦争放棄やら平和など謳った「文」など全く必要がない。武器商人や武器商国やその利権にあやかる権力者、経済なんかも含めた侵略者、他人を殺してまで権利、利権を主張する人、または無意味に隣国、隣人を憎む人、でなければ戦争など起こそうと思っていないだろう。ただこの国の歴史では、侵略を行い、戦争を行い、平和を乱す人間がいたから、わざわざ憲法に「戦争はいけない、平和であろう」と明文化されているわけだ。あたりまえのことを、わざわざ明文化しなければならないということで、原点からするとマイナス1となった。
 そして、本来不必要な憲法、それにさえ背き、軍隊をもってしまった。マイナス2だな。
 軍隊を持ってしまっているから海外派兵してしまった。マイナス3だ。
 しかもアメリカと一緒に行動をして憎まれる。 マイナス4だ。
 憎まれるために防衛が必要と感じる。マイナス5だ。
 防衛が必要で軍隊が現実にあるから憲法さえ現状に合わせて変えてしまえば、マイナス6だ………。
 ……ふぅ、このまま、もともとの原点を忘れ去って、マイナスのベクトルに邁進していいのだろうか?
 もともとの原点では平和があたりまえで、「平和憲法」さえ不必要である人々が多数をしめているはずなのに、戦争にむかう一部の人間のエゴに一つずつ妥協して、一つずつマイナス方向に後退している。これが現状であり、現実だから仕方ないと自分を誤摩化して、迎合していく。
 一日本人さんの言葉を借りて悪いが、

  マイナスに進む言説、

   これこそが 「嘘、屁理屈、詭弁」ではないのだろうか!! 


 と強く言いたいのさ。
 マイナスである現状に妥協するのではなく、向かうべき、目指すべきはマイナスのベクトルではなく、原点に向かうベクトルだろう。そして到達すべきは原点だろう。現状がこうだから仕方ないではないのだ。
 あたりまえ過ぎて忘れているのか? 個々が原点は何か、本当は何を望んでいるのかを個々で確認して、個々がそこに向かうべきではないのか。 これは突拍子もないことか? 不可能と思われるから諦めるのか? 冗談じゃない!! 
 何故、平和という原点を望む多数が、ほんの少数の戦争に進む者のためのマイナス思考にあわせなければならないのだ!!!
 
 考えてみればすごいことだよね。本当は9条など必要ない人々が「9条堅守」と叫び、その人にとっては不必要な9条を守ろうとしている。もともと一部の戦争にむかう人間にしか必要のない9条。これって一体なんなのさ、と思ってしまう。でも9条は、「全ての人間」がそれを要らなくしなければならない。「多数にとって不必要」では意味をなさないんだ。
 だから9条自身が「全ての人間」が9条を不必要とすることを目指すプロセスだよね。今9条が必要ない人間の力でもって、全ての人が9条を捨てれるために、9条を守りさらに乗りこえていかなければならない。マイナスの流れを断ち切り、原点を目指そうよ。

 9条堅守などプロセスだ。護憲もプロセス。目指すは捨憲!!  

 がははははは、まいったかお花畑満開だぜぇぇ!!  イェイ!!!!
 
 
 

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コメント(35件)

内 容 ニックネーム/日時
stoneflyさん・・すごい!言ってることが深すぎる!!でも、言わんとすることは単純明快で、私にさえもよくわかります。理想を現実に合わせるのではなく、現実を理想に合わせる、後退ではなく進歩、昇華・止揚(これはちょっと?かな)ってことですよね。
私も全く同感です。
日本人の多くはわかってないのかもしれませんが、自分たちが侵略されるという「根拠のない」心配よりも、9条改悪に伴い、自分たちの国が「他国・他者」を侵略する可能性が大いにあるという「確実性のある」心配をまずするべきなんじゃないでしょうか。
私も韓国人の知り合いがだいぶいますから、彼らから見た「それなりに強大な軍事力・経済力を持った相対的な大国日本」に対する複雑な意識を感じることが多々あります。それは韓国のみではないでしょう。
日本の国民には、自分たちのことのみではなく、そうしたことも総合的に考えて賢明な選択・判断をしてほしいのです。
そまん
2007/06/05 19:05
いつも長くなってすみません。
杉並区の中学歴史教科書採択に不当介入して、「つくる会のトンでも教科書」を採択させるよう圧力をかけた壷三被告はじめ悪徳政治屋たちに対する損賠請求訴訟の補助参加人に私もならせてもらいました。去る2日の第3回口頭弁論時に、私の書いた意見陳述書が(他の書証とともに)東京地裁に提出され、受理されました。私もあの連中に言いたい事を目一杯書いたので、受理されたのはいいんですが・・・
何と、この口頭弁論で、松井英隆裁判長(あえて名前を書きます)が一方的に口頭弁論の終結を宣言し、原告の抗議にも拘わらず結審させるという暴挙に出ました。まだ審理は尽くされてないっちゅうに!
私も裁判原告経験者として、ピンと来ました。どこかから圧力がかかったなと。。まあどこからかは大体想像がつきますが。日本の司法って本当に・・・ですね。
ひらめ裁判官の皆さんには、良心を持ってほしい・・せめて自分の職責に対する最低の誇りは持ってほしいものです。
裁判官忌避の問題もありますが、取り敢えず判決は8月末とのことですが、果たしてどうなることか・・
そまん
2007/06/05 19:23
で引き続いて、教育基本法違憲確認訴訟がまず、愛媛(松山地裁)で始まりました。先月25日に提訴され、記者会見もあったようですが、例によってほとんどのマスコミがスルーしたようです。
続いて、近日中に東京でも提訴されます。私は双方の補助参加人にならせてもらいました。取り敢えず、費用のカンパをした位ですが、今後も推移を見守っていくつもりです。
皆さんもご支援よろしくお願いします。
本当は愛知や他の地域でも提訴できればいいんですが。愛知の動きがどうもよくわからないんです。
長くなって重ね重ねすみません。これは自分でブログでもつくった方が・・
(苦笑)
そまん
2007/06/05 19:35
そまんさんはそろそろご自分のブログを作られた方がよいカモ.(^^;)

ちなみに,ドイツ語では「ハポン」とは言わずに「ヤーパン」と言います.野蛮だからヤーパン,なんて高校の頃に駄洒落を言ってましたが(笑) < ドイツ語で入試受けたんで

「ワタシのように侵略されて殺されそうになったら逃げる」は正論だろうね.私はたまたま身体が弱かったから,祖父から剣道を習ってて,おかげで大学時代は右翼の街宣車を鉄棒入りの竹刀で叩き壊したら炎上して(恐らく右翼が自分で放火したんだろうな),警察で怒られた経験があるけど.
kaetzchen
2007/06/05 21:08
冗談はさておき,日本人って「法律」というものが機械的に運用されるものであるということを知ってるのかなって思うね.つまり,余りにも恣意的に,その場その場でテキトーにねじ曲げて運用している.前発言で公安の刑事と話していた時に,あたしを極左過激派だと認めさせたいが故の誘導尋問ばっかりで,おかしくて論理的に刑事の論法を一つ一つ潰していったら,結局2人交代したかな.最後の3人目の刑事とメシ食いながら,祖父の電話番号を書いて,ここに連絡してくれと言ったら,直立不動(笑) 元警察官僚のじいさんの権威にはさすがに無罪釈放となりました.ついでに警察署の風呂も借りて(笑)

よーするに,法というものが権威者による命令でしかまともに運用されてないという典型なんですね.あとでじーさんの所で暴露させられた時,じーさんは笑うばかりでした.
kaetzchen
2007/06/05 21:17
「日本語を母国語とする人間」もおかしいよね.まともな日本語なら「母語」だぜぇ(笑) 母国語というのは既に「死語」です.植民地主義によって作られた過去の遺物ですわな.

んで,最初の「法を遵守する」話に戻すと,もともと constitution という言葉が「憲法」と翻訳されたことに問題の出発点があるんじゃないでしょうかね.

つまり,constitution というのは constitution of a legal system つまり「法制度の制定」というのが元々の意味なんです.民法とか刑法とか刑事訴訟法などの様々な法律・法制度の根幹にあり,constitution を元にして民法などの諸法律を制定していく,というのが本来のあり方で,これはキリスト教の教会法やイスラム教のイスラーム法など,様々な類例があります.

kaetzchen
2007/06/05 21:28
また,長すぎると言われてしまった.biglobe は使い難いね.

逆に言うと日本の場合,配線によって戦前の法律が残ったままで,constitution だけを置いたから,これが「理想論」としてしか機能しなくなってしまった.現実に失業者が増え,バイト暮らし・ホームレス・ネット喫茶暮らしばかりが増える末期的な経済状況って,完全に第三章「国民の権利及び義務」に違反してるやないっすか.dr.stonefly さんの皮肉はそういう意味でげらげら笑えました.
kaetzchen
2007/06/05 21:30
 今までマイナスを積み重ねる前提だった(そう信じ込まされて来た)「国民の生命を守る」が、引っくり返って、「国を守る為には国民の犠牲もやむなし。だって有事だもん、当然っしょ?」になったので、更にマイナス1。
 こうなると、自分や自分の大事な人が、攻めて来る敵の前に日本に襲われて殺されかねなく思えます。
 どこまで武力放棄を、非暴力を貫けるか。その問いに防衛力の必要性を対峙させるなら、防衛力の原点が地図上のラインではなく、まず国民を守るものでなくてはならなかった筈です。

 また、憲法と矛盾する現状とは、自然に存在するもの・自然発生したものではなく、その全てが「原点」をなかった事にしたい者によって人為的に成立させられたもの。
 憲法の条文を更に遡り、原点に立ち返った位置からだと、それがより見易くなる様に思えます。
エクストラレポートルーム
2007/06/05 21:58
今晩は。何でも私のコメントから思索されたということなので、やはりコメントすべきですか?(笑)
dr.stoneflyさんの原点の考えは私も同感です。戦争や人殺しが生き甲斐という人は、そうはいないでしょうし、私はいないと信じてます。多分これを書くと猛反発されるでしょうが、あのブッシュですら戦争を楽しんではいないと思います。(ただ、彼は正義バカだからああなるんでしょうね...)ところで、私の思考のもう一つの出発点には自分を守るのは当然の権利、という考えがあります。ですから、九条に関しては、現状にそぐわないと考えているのは前にコメントした通りですが、それ以前に本質的におかしい条文であるとも思っています。
ところで、私はHNにしたように平凡な一日本人ですが、その一般大衆から老婆心ながら一言。dr.stoneflyさんがその考えを多くの人に理解してもらいたいとの思いで書かれているならば、あまりに飛躍した論理は逆効果だと思います。例えば護憲派によくある発言で、改憲支持=戦争大好き・侵略Go!的な主張は普通の人々を引かせるに十分すぎます。(と、改憲支持の私が言っても?ですね(笑)ご放念下さい。)
一日本人
2007/06/06 01:13
そまんさん、最初にコメントありがとう。
実は、いつまでも、ひとつのTBもTB返しもコメントも入らずドキドキしていたのです。
流石に今度ばかりは改憲派に相手にされないのはもとより、「護憲派」諸氏にも呆れられてしまったかと……(笑)。
イランの子どもに「お前の島から来た戦闘機に殺された」と言われた平良の言葉などを聞いていると、既に「侵略」していると考えたほうがいいのかもしれません。
 軍隊をもつ日本国民はそこを知るべきですね。
dr.stonefly
2007/06/06 12:49
  kaetzchenさん、数々の武勇伝すごいですね。お見それしやす。実はワタシのほうは、左足の靭帯破損の後遺症で逃げることもままならないんですが…、対峙したら殺されるのみ(爆)。
 法律が変えられずに憲法だけ変えられた矛盾を抱えている、ってのはなるほどなぁ、と思いました。まぁ、それ以前に権力のご都合主義的に場当たり的な適当な法律が、がんがん捏ち上げられている現状、憲法との関わりなど気にされてないと思います。
 biglobeのコメント欄が使い難いのは管理人のワタシも感じてます(爆)。すみませんでした。
dr.stonefly
2007/06/06 12:50
エクストラレポートルームさん、コメントありがとう。
>「国を守る為には国民の犠牲もやむなし。だって有事だもん、当然っしょ?」になったので、更にマイナス1
 まったく仰る通りだと思います。
今、考えているのは、守ろうとしている「国家」ってのは一体なんなんだ、ということです。「地図上のライン」なのか「そこに住む人」なのか、「土」なのか、「水」なのか……。実際の人間、土地、水、とちがって非常に観念的なものでしかない。その観念的なものを守るとは一体どういうことなのだろうか? この辺りを考え出すと分け解らなくなります。きっとこれをテーマにエントリーすると、さらに「引かれる」と思います(爆)。
 このエントリーの続編は、また書くつもりです。
dr.stonefly
2007/06/06 12:51
一日本人さん、まずは読んで頂いたことにお礼を申し上げます。ありがとうございます。
 だいぶ以前になりますが、おそらく一日本人さんのような思考をもつ方にコメントを頂いたことがありました。その方がえらく慇懃無礼で非礼な方でしたので、この温厚なワタシ(笑)もブチ切れて出入り禁止にしました。でもワタシは本当はいろいろ聞いてみたかったのです。大人である一日本人さんに出会えて良かったと思ってます。
 で、前回のコメントもそうですが、今回のコメントも非常にいろいろ考えさせてくれます。
 また、エントリーを上げたいと思いますので、このコメント欄では二つだけ。「戦争を嫌い、平和を望む」原点が一緒であることを確認できました。これはちゃんと確認しなければならないと思います。ありがとうございました。
dr.stonefly
2007/06/06 12:52
 もう一つは、ワタシは一般大衆にワタシの考えが解ってもらいたくてブログをかいているか? ということです。
 これは、そうであり、そうでもない、ということです。ワタシはなるべく多くの人に解って貰えるよう言葉を選んで書いているつもりですが、解らない人がいても仕方ないと思ってます。また自分を曲げて世間と迎合していこうとは思ってません。
 今回の記事も思って居ることをストレートに書きました。飛躍した理論と感じる人もいれば、共感していただける人もいます。もし、一人でも多くの人に「こう考えている人間もいる」と解ってもらえれば、ワタシはブログを書いている意味があると思ってます。
 次回エントリーも引用させて頂きますが、それにコメントをしていただくも、しないも、一日本人さんの自由です(笑)。
dr.stonefly
2007/06/06 12:52
 おはようございます。貴エントリーの主張するところの奥の深さに感動致しました。ただ一点、微妙な違和感を覚えましたのは>ワタシのように侵略されて殺されそうになったら逃げる、逃げ切れなければ殺される、

 という部分なのですが、例えばもう一つの選択肢(あくまで可能性にとどまりますが)として、「逃げずにすすんで捕虜になる」というのもアリではなかろうかと思います。勿論この場合は、こちとらに自国政府への忠誠心など一かけらもないことを証明するために、自国政府に対して罵倒の限りをつくすつもりですけれども。
 なお古いエントリーで恐縮ですが、私の大好きな作家セリーヌに関するエントリーをTBさせて頂きます。
下等遊民
2007/06/07 07:34
下等遊民さん
>こちとらに自国政府への忠誠心など一かけらもないことを証明するために、自国政府に対して罵倒の限りをつくすつもりですけれども。

相手がまっとうな軍隊で、こちらが民間人ならば、そんな必要ないんですけどね。捕虜として身柄を拘束されるいわれもないし。
まっとうな軍隊であれば、たとえ対戦国の国民だったとしても民間人は保護しないといけないはずなんで。

罵倒すべき相手は、敵味方を問わず、「堅気の衆に刃を向ける」ような軍隊です。
うちゃ
2007/06/07 12:36
「一日本人」さんの場合,やはり人生経験がものを言っていると思います.

実は私のブログに書き込んだりメールを下さる「改憲派」「理論右翼」の方々の平均年齢は70代以上なんです.つまり戦争を体験した人たちなんですよ.私は「共和制主義(つまり天皇制出てけ)」の「改憲派」なんですが(笑),彼らはそれも未来の選択の一つかもねと,若造の私の言い分を聞いてくれるのがうれしいです.若造のウヨの悪い所は「正解は1つしかない」と思い込んでいる所でしょう.同じことは学問にも言えて,柔軟性がまったくありません.優等生ほど頭ががちがちで使い物になりません(笑)
kaetzchen
2007/06/07 21:28
今回ほんとうに、ワタシの暴論とも思える言説に丁寧に答えてくれる、懐の深い一日本人さんには感謝しているんです。これが人生経験なら一日本人さんは素晴らしい人生を歩んでおられるのかもしれません。
若造のワタシからみても、年齢ばかり重ねて何してきたの?と思える方々も結構いますからね。なんて、余分なことを書くところが、ワタシの青いとこ(爆)
dr.stonefly
2007/06/08 06:09
>下等遊民さん、おはようございます。
新しいエントリーでちょっと触れましたが、「侵略されてどうしようか悩む場面」は、本当はあまり本意ではないんです。としたうえで、捕虜になるのが現実かな、と思えます。ほんと相手が旧日本軍でないことを信じて……。どうも旧日本軍の悪行がこびりついて、捕まったら虐殺されるという深層心理から解放されそうにもありません。
セリーヌさんのTBありがとうございました。
読もうとトライしたのですが、バタバタしたなかで読み切ることができませんでした。時間をとりゆったりしたなかで再び読みたいと思います。
dr.stonefly
2007/06/08 06:15
 確かに、「もし、侵略されたら」という仮定が権力にとっては有効な脅し(「○○=仮想敵国」論)として機能してきたことは事実ですが、一つの思考実験としてはちょっと興味あるテーマでもあります。微妙な違和感とは「逃げ切れなかったら殺されることを選ぶ」という選択肢につきまとう「死に対するある種の潔さ」みたいなものに対してかも知れません。

 >捕虜になるのが現実かな、と思えます。ほんと相手が旧日本軍でないことを信じて……。

 そうですね。侵略された暁には、せめて相手が旧日本軍でない事だけを祈りつつ、一緒に仲良く捕虜になりましょうや(笑)。
下等遊民
2007/06/08 12:56
えっと、自分のコメントを読んでいて笑えてきたのですが、本文で「殺されてもしかたない」と書きながら
「旧日本軍みたいな軍隊に虐殺される」のは、嫌がっている……(笑)。えっと、ちょっと補足しますと、捕まってから死ぬまでの拷問などの苦痛は絶対に嫌なんですが、「死」んでしまったあとのことは解らない、ということです。
「死」が解らないのに恐れても仕方ないかな? といった思考なんですが、現実はけっこう「死にたくない〜」などと叫んでいるかもしれません(爆)。
dr.stonefly
2007/06/08 13:22
dr.stoneflyさんが、これ書くと読者から思いっきり引かれるだろうなあと言われているような記事、「うん、わかるわかる」って読ませていただいています。コメントは失礼していますが・・・。私も、マイナスの論理につきあうのはなぜなんだろうってすごく不思議に思っていました。それだとドンドン後退するしかありませんよね。自信を持って、発想の転換をしないといけないと思っています。
さくら子
2007/06/09 22:35
さくら子さん、解っていただける方には解っていただけるんですよね。でも、そうした方々は、ワタシなんかが書かなくても解っていただける。
現実は違いますね。現状をあるものとして、そこからの発想しかない。これが現実です。いわゆる「現実的」というやつでしょうか?
(2)のコメントでも書きましたが、辺野古で命の蹂躙が再開されたいま、このエントリーが考えの基本にあり、本当は本意ではありませんが「現実的」な訴えをかかなければならないと思ってます。
dr.stonefly
2007/06/10 07:00
普通に考えて,一般国民に対して「侵略してくる」のは自国の軍隊だ,という歴史的事実を押さえないといけないのではないでしょうか.明治から敗戦までの日本しかり,文革末期の中国しかり,スターリン時代の旧ソ連しかり,南北戦争時代の米国しかり;みな,最初に銃を構えたのは「反体制の考えを持つと見なされた一般国民」だったのです.

これはイデオロギーでごちゃごちゃ言う問題ではなく,歴史的な事実であり,人間が動物であり限り持たされた宿命なのです.私は動物,特に人間を専攻しているため,インテリが何を言うかと皆さんに言われるかも知れませんが,所詮,軍隊というものは他国へ向けて作られたものではないということを,あえて申し上げておきます.
kaetzchen
2007/06/10 15:30
一言付け加えておきますと,高3の秋,貧しかった私はやむを得ず防衛医大を受験しました.そして,二次試験のある所沢へ向かう車中の中で,祖父の「軍医だけにはなるな!」という言葉を繰り返していました.結局,西武線を途中下車して,公衆電話から親父に謝りの電話を入れ,秋葉原と本郷で遊び,駒場を下見して帰りました.自衛隊に応募する中学生や高校生の全んどが北海道・北東北・南九州の貧しい地域出身ということも,皆さんに知って頂きたい.
kaetzchen
2007/06/10 15:38
手短に申し上げれば、護憲、9条を守れ、と言う運動は当然のものです。自分たちが血を流して苦労して稼いで正等に建てた家に、占有屋が住んでいて入れないから「使わせろ」という入り口の運動です。
「戦友屋」の方が正しいかな?
とにかく、入り口の論争を何十年もさせられるのは労力と人生の無駄使いで、憲法を守ったうえで楽しく活発に創造的に生きたいですね。
全然手短じゃなくなりました。
ヒトシ
2007/06/12 16:42
kaetzchenさん
>「侵略してくる」のは自国の軍隊だ,という歴史的事実
もうすでに隠すこともなく、アホの久間がどうどうとノタマッてますね。もっともこれだけされても、権力に擦り寄るネトウヨ系の子犬ちゃんはいっぱいいるみたいですけど……タメイキ
dr.stonefly
2007/06/12 17:48
ヒトシさん、はじめまして、かな?
>憲法を守ったうえで楽しく活発に創造的に生きたいですね
ほんとそうですね。そんな風に生きられれば、こんなしんどいエントリーも上げなくてすむんですが……。
dr.stonefly
2007/06/12 17:50
dr.stoneflyさま、ご挨拶が遅れました。ヒトシです。最近は気持ちが吹っ切れてあちこちで書き込みもしています。漢字間違えました。「正等に」じゃなく「正当に」でした。訂正します。
ヒトシ
2007/06/14 13:50
>dr.stonefly さん

>権力に擦り寄るネトウヨ系の子犬ちゃんはいっぱいいるみたいですけど……タメイキ

単純にお金が欲しいからじゃないでしょうか(笑) 秋に郵政民営化すれば,税金だの年金だのクレジットだのを集金しに来るのは,追放したはずの暴力団と失業中のネトウヨばっかりだったりしてね.これで失業対策になったと,堂々と失言する安倍坊ちゃまと密かにポスト安倍を狙う小泉の顔が浮かびます.ちなみに筑豊では麻生坊ちゃまを称えた「太郎ちゃんの暴れ・まがり明太子せんべい」なんてのが売られてます.あいにく小倉駅にはないようですが.(^^;)福岡県はナンバーの数(4つ)だけ組織暴力団がおるけん
kaetzchen
2007/06/14 21:46
ヒトシさん、気持ちが吹っ切れるのはいいことですね。ワタシも吹っ切れてみたい。


kaetzchenさん
お金が欲しいのでしょうか? 実はめちゃくちゃ不安なオノレの心を、いまだに権力にすりよることで安心したいという哀れのメンタリティではないのでしょうか?
もし、権力に擦り寄っとけば金になると思っているとするなら、相当幸せな人々ですね。失業対策になればいいのですが、ふたを開ければ、国営の偽装日雇ってとこじゃないですか?
dr.stonefly
2007/06/15 18:19
うーん,実際に彼らと接していると,「不安なオノレの心」⇔「権力に擦り寄る哀れなメンタリティ」⇔「その結果,ボスからもらえるお小遣い」という気がしますけどね.

先日も名古屋で組織暴力団組員の若者が暴走をくり返し,捕まっても「暴走族が暴走やって何が悪い」と開き直ったそうで.これって,もろに国営の偽装日雇いですよ(笑) 暴力を振るうのがカネになる,ネトウヨになるのがカネになる,それを見て見ぬふりするから,いつまでたっても上記の空回りが続くのでは?
kaetzchen
2007/06/15 23:12
⇔「その結果,ボスからもらえるお小遣い」の部分がワタシの認識不足なのかもしれません。
しかし、この⇔(両矢印)は笑えますね。笑っていてはいけないのですが、妙に的確に表現している気がします。
dr.stonefly
2007/06/16 05:14
こういうことを言うと怒る人もいるんですけど,現実にシャコタンの3ナンバー車で派手にぶつけて,エンジンが運転席にのめり込み(不正改造時に手抜きしたというのが警察の言い分),結局足首とかすねから先を失っても,障害者特権でもう片方の足もぐちゃぐちゃにして来る奴もいますからねぇ.あんまり個人情報出したくないけど(笑) んで,その高価な車と改造費はどっから出てるのか,にも興味があったりします.(^^;)

kaetzchen
2007/06/16 12:31
ついでに言うと,自分が障害者(あえて障碍者とは言わない.保護者の被害意識はどうでも宜しい)になって幾つか分かったこと.上記のように組織暴力団組員にはかなりの割合で障害者がいまして,それが社会福祉課の吏員との絡みの原因となってたりもします.生活保護などのカネを現金で渡してた頃は色々あったそうで.今でも公営ギャンブル行きのバス停の近くには ATM があったりしますが(笑)
 お金持ちの年金受給者が証券会社に騙されて中国株を買い漁っているようなもの.人生はみなギャンブル(笑)
kaetzchen
2007/06/16 12:40

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「目指すは護憲じゃないよ」…9条さえいらない!! 毒多の戯れ言/BIGLOBEウェブリブログ
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