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さて(2)で述べた「政治とは階段を昇ることだ」という主張は全く聞き入れられることなく、それが当たり前のように階段を下ることになる。お山の大将に君臨することしか頭にない権力は、「差別社会」を固定化し上下関係をより強固にするべく新しい差別を仕掛けてくる。フィクションでも他愛も無い側面でもいい、とにかく理由をつけて差別化をはかり、上下、優劣の捏造にやっきになる。こうしてフィクションで固められたとこの差別至上国家は、つまりフィクションである国家は階段を下っていく。大将及び周辺権力もすでに自分たちがフィクションに振り回されていることに気づかず、遺伝子に書く込まれているかのように、疑問という発想すらなく、ただ思考停止状態で転がり落ちて行く。 「人間」 「差異」 「区別」 「差別」 「差別社会」 「格差」 「美しい国」 「棄民」 …… 「戦争」 「破滅」 ぎゃー!! ずどーん!! 降りるおりる、ドンドン降りるぞ。加速度的に降りて行く。滑るように落ちてゆく。直滑降である。どん底である。新自由主義である。うぎゃー!! 必然的に差別社会こそが生きる道であるとしか考えられない大将だが、反面それを守ることに必死なのだ。権力はただ階段を降りようとはしない。やつらの深層心理は常に警戒する。絶対多数である非権力者=大衆は恐ろしいのだ。大衆をひとつにしてはいけない、と深層心理が訴える。大衆が連帯し、大将の座から引きずり落とそうとすることを何としても阻止しなければならないのだ。 権力は「哀しい人間の性(さが)」を知っている。他人より上に立ちたい、他人より優位でありたい、という人間の哀しい性を……。そこで、大衆をひとつにさせない為に「分断」を謀ろうとする。より細かく、より巧妙に。 それ競争だ!!「勝ち組、負け組」だぁ!! マスコミも御用学者も権力に媚びいて煽る。勝った奴にはご褒美だ。それそれぇ!! どんどん細かく分断するぞ。切ってきって引きちぎるぞぉ。 ……正社員の負け組、派遣の負け組。……それ、競争だ!! ……生産能力のある障害者、ない障害者。……ボーダーラインぎりぎりと生活保護者。……在宅の生活保護者と生活保護ホームレス。……小屋掛けと箱がけ。 分断したどの階層にも少しだけ甘い汁を吸わせる。ああ哀しい人間の性。「おいら確かに負け組だけど、隣のあいつよりはちょいばかりマシさ」「ボクへの差別は許されないけど、フェミが言ってることはおかしい」てな具合にまんまと罠に嵌まるわけだ。権力によって捏造された差別階層のなかのさらなる差別化。被差別者が他の被差別層への劣等感……。これで十分か? いやまだまだだ!! さらに権力はさらなる分断に躍起になる。 邪魔する法は取り払え!! それ、教育基本法に憲法……。抵抗する奴も取り払え!! それ個人情報保護法に共謀罪……。 権力は気づかれないよう、二重三重の罠をかける。いや気づかれてもかまうものか、今のうちに、数にものを言わせてやっちまえ。 いやいや、ちょっと強引すぎたかな。愚民大衆もやっと気づき始めたか。じゃあちょっと外に目を向けさせようか。 「小愚民、いや国民のみなさんいいですか。内ばかりに目を向けちゃいけません。時代はすでに愚弄ーバル、いやグローバルなんです。ここは『美しい国』ニポンなんですよ。差別も格差もありません。みんな天皇を長とする家族なんです。ニポンというお家の家族なんだよ。お家のなかでいがみ合っていては駄目だよ。外に目を向けないとね。そうそう、みんなひとつになれるよう国旗国歌も用意しようね。ほれ靖国も。ほらほらみんな英霊に守られたニポン国の一員なんだ……。こらそこ、みんな家族だって言ってるだろうが!! 国旗に礼だ!! 国歌を歌え!! 家族を大切にはあたりまえだろ!! 家長のいうことは黙って従え!! 喋るやつ、従わないやつは逮捕するぞ!! 植草みたいに逮捕する!! もう国内じゃないんだ。グローバルなんだ。国際競争なんだ。内じゃない、外をみやがれ!!! 危険な敵国がそこにいるだろ!!!!」 ということで「差別のグローバル化」が始まる。差別、上下関係の捏造が「世界規模」で繰り返される。 お山の大将アメリカは、武力を背景にフィクションでもって「国家差別」を捏造する。侵略、戦争、なんでもござれ。世界の差別化を計り、上下関係をより強固なものにしようと躍起になる。 ここではお山の大将になれないニポンもは、「先進国」ですよ〜、「勝ち組国家」ですよ〜、と『甘い汁』を舐めさせられ、世界規模差別で微妙な階層でじたばたさせられる。罠に嵌まり一段でも上を目指し、本質的な階段を直滑降で下ってゆく。 あーあ、繰り返しだ……。別に今にはじまったことではない。愚かな人間の果てしない繰り返しの歴史。え、歴史? 歴史に学ぶ? そうね歴史ね、権力の都合のいいように捏造しましょうね。まさに轢死。 くだらない。地球規模差別が飽和状態になったときお山の大将アメリカは言うのだろうか。地球は一家、人類は皆兄弟……敵は外にあり。やれ、バルタン星人だ、ガミラスだ、使徒だ、ケロン星人だ!! 「宇宙規模」差別を始めるのだろうか? 地球は「後進星」「危険思想星」「全体主義星」とどこぞの星から認定されるのだろうか? いくらフィクションで理由を捏造して戦争する大将でも、さすが宇宙人までは捏ち上げれないか? しょうがないから地球上で繰り返す、エンドレスで繰り返す差別の再生産。それ国家だ。それ国防だ。それ侵略だ。バッカじゃなかろうか……。 ほんとみんな、アホな権力にいいように踊らされてないで、そろそろ覚醒しようぜ。 ♪お国は階段くーだる〜、君はまるで、死ンdeleラ〜さ♪ (キーボードのdeleteをデレートと読んでしまうワタシって一体?) 「差別と国家」(1)…差別者と位置づけられて 「差別と国家」(2)…差別から区別、差異そして人間へ ※「量より質」といった新年の言葉が、1週間もしないうちに音をたてて崩れていくなぁ。まあしょうがないか(笑) |
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にっほん★#!◆*―――『だいにっほん、おんたこめいわく史』
「ニッポン」とくれば 「チャチャチャ」ですが 「にっほん」ときたら? ...続きを見る |
かめ? 2007/01/07 17:10 |
正月に「窮乏化理論」が頭をよぎるなんて…
昨日までは、今年の正月は天気にも恵まれ、嫌な事件もなく穏やかだねと言い合っていたところへ、東京で妹を切り刻んだ事件が報じられた。これから ...続きを見る |
ちょっと一言 2007/01/07 17:10 |
「オーストラリアの多文化共生社会を考える」フォーラム&シンポジウム
2007.1.7.17:00ころ 下記のイベントが開催されるそうです。 【フォー ...続きを見る |
多文化・多民族・多国籍社会で「人として」 2007/01/07 17:17 |
新年の挨拶
寒中お見舞い申し上げます ...続きを見る |
関係性 2007/01/07 20:40 |
新年の挨拶
寒中お見舞い申し上げます ...続きを見る |
関係性 2007/01/07 21:19 |
牡猫ムルの人生相談・1――総理大臣の巻
都の東北を縄張りとするボス猫のムルが、みなさまの悩みに(勝手に)答えます。 【質問】支持率が下がって不愉快かつ不安なのですが。 ある国の総理大臣です。総理になったばかりの時は内心自分でも驚くほど支持率が高かったのに、ここへ来て下がりっぱなし。側近は「支持率なんていい加減なもんだから、気にすることありまへんで」と笑い飛ばすんですが、私としてはそう楽観もしておれず……。苦労知らずのボンボンだの、歴史も国語もまともに勉強していないだろうだのと噂されていることもあって、何となく気分の悪い日々 ...続きを見る |
華氏451度 2007/01/08 09:21 |
自民党とか、社会保険庁の改革とか
自民党の英語名はLiberal Democratic Party(LDP)です。 ああ、驚いた。 リベラル・デモクラティック・パーティ。 うそだあ! 看板に偽りありだあ!! とわめいてみたい。 強行採決はデモクラティックで& ...続きを見る |
とむ丸の夢 2007/01/08 17:32 |
危うい我らの「憲法」=1
「障害者自立支援法」のその後を書いているのですが、あれもこれもと考えて・・・文章が長くなるばかりで整理が付きません。 「障害者自立支援法」関連記事は、整理が付き次第、数回に分けて掲載して行くことにしました。 今日は、「現憲法」が極めて深刻な危機的状況下に置.. ...続きを見る |
競艇場から見た風景 2007/01/09 11:11 |
玉川大学問題の本質/人の多様性に合わせた社会デザインを
2007.1.19.05:00ころ 先週末から仕事でコンピュータ画面とにらめっこ ...続きを見る |
多文化・多民族・多国籍社会で「人として」 2007/01/19 05:30 |
「差別と国家」(2)…差別から区別、差異そして人間へ
前記事で、いきなり「差別者を強いられる社会」などと書いてしまったが、もしかしたら分からない人には分からないかもしれないなぁ。もう少し丁寧に話を進めなければならなかったと反省する。と、いうことでちょっとバックして。そもそも「差別」って何だ?ってことを確認したいと思う。 やっぱりとりあえずは辞書を引いてみようか。 ...続きを見る |
dr.stoneflyの戯れ言 2007/01/29 18:47 |
| 内 容 | ニックネーム/日時 |
|---|---|
あぁ、何故だかこの一連のエントリーを読んで思い出してしまった古いものを2つもトラックバックしちゃいました。 |
gegenga 2007/01/07 17:13 |
「悪魔の強制階段」(勝手に私が名ずけただけ。ごめんなさい)は、分かりやすいですね。決して上る事は許されない下りだけの階段ですね。階段の入り口に、「美しい国へ」とでも書いてあるのでしょうか。 |
非戦 2007/01/07 18:08 |
はじめまして。 |
haruto 2007/01/07 21:34 |
(続き)階段を上ってもう1段上がったと思ったら、そこは一番底であった。エッシャーのだまし絵の階段のようになっている。「存在」は「破滅」「カタストロフ」で、アウシュヴィッツの強制収容所の焼却炉に残った「灰」はそうした「破滅=存在」の「痕跡」「残ることなくして残ったもの」です。そして、今、強制収容所は至る所に遍在している。気がつかないうちに収容は進んでいる。「監視カメラ」は「収容施設」に存在するものでもあります。 |
haruto 2007/01/07 21:35 |
dr.stoneflyさん |
morichan 2007/01/07 21:56 |
gege師匠、TBありがとうございます。 |
dr.stonefly 2007/01/08 10:50 |
非戦さん、命名ありがと。 |
dr.stonefly 2007/01/08 10:52 |
harutoさんはじめまして、ようこそいらっしゃいませ。 |
dr.stonefly 2007/01/08 10:52 |
morichanさん、こんにちは。 |
dr.stonefly 2007/01/08 10:52 |
>dr.stonefly |
haruto 2007/01/10 18:59 |
>dr.stoneflyさま |
haruto 2007/01/10 19:01 |
harutoさん、おはようございます。 |
dr.stonefly 2007/01/11 09:17 |
>dr.stoneflyさま |
haruto 2007/01/11 14:03 |
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