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つまりほれ、例のあの本、あれを読んだわけ。藤原紀香の出馬の噂が一夜かぎりの悪夢だったその晩、偶然みた「太田総理」にへぇ〜と感心し、太田光を見直したので「憲法九条を世界遺産に」を読みましょう、と書いてから随分時間が立ったが、ようやく読む事ができた。 まず三言で言おう、よかったよ。勉強になりました。お薦めです。 だいたいワタシのように「肌感覚」だけでものを言ってる人は、解りやすく論理的に説明してある文章にあうと「ふむふむ、なるほど」と単純に感心してしまう。そんな箇所が10もあれば、完璧に「いい本」になってしまうのだ。で、この本も10箇所ぐらいは納得したり感心したりした記述があったと思うからワタシにとって「いい本」ということになる。 例えば、ワタシが前回書いた「じゃ、日本をでていけば〜」といふお方の……という記事なんかを考えるヒントも実は載っている。ここの部分は太田光ではなく、共著(対談相手)の中沢新一が言っているのだが、 そもそも共同体ってのは、違う意識や思考をもったものの集まりで、誤解やずれ(ディスコミュニケーション)で溢れている、というのだな。すぅーと、読み流しそうになるが「みんなちがう」ということはもう一度確認しておいたほうがよさそうだ。で、意識の違いや思考の違い、誤解やずれ(ディスコミュニケーション)があるからこそ「この世界の豊さはつくれられている」という。そうそう、そうなんだよ。それなんだよ、と妙に納得する。ツレなんかとも「あーでもない、こーでもない」と飲みながら話をするとみんな違うことがよくわかる、でも話していて楽しいよな、みんな同じじゃ飲み屋の会話さえつまらんだろ、などと思い浮かべながら読みすすむ。 すると中沢新一は、そうした関係もどこかで破綻するという。それが「宗教、国歌、法という、現実を離れた幻想が関わってくるとき」だと。そんな「幻想」にとっては、誤解やズレを微妙に譲り合ったり、納得したり、納得できなかったり、寛容したり、反目したり、でもなんとなくやっぱりツレのままでいたり、とそんな不安定なこと自体を危険だと判断するわけだ、と言っている。で、ちょいと本文をそのまま書かせてもらうと、 「国家も法も、単一の価値を立てようとします。宗教は、いっそう単一な価値を立てて、そこに人格全体を巻き込んだ意味づけをしようとする。/そうなると国家、宗教、法が作動している世界とディスコミュニケーションを命として、豊かな世界を剥ぐんで居る世界との間に大きな齟齬が生じてきます。この食い違いが次第に大きくなり、国家的な規模の政策の中に人間が巻き込まれていくときに、ディスコミュニケーションが、危険なマイナス要因に変貌して行きます。」(憲法九条を世界遺産にp32から引用) おお、そうなのか、実はワタシもそう思っていたんだ。こうして知識人に理路整然といわれるとワタシの肌感覚もあながち間違ってないだと、ちょっぴり嬉しい。 構図としては、「ディスコミュニケーションを寛容する『豊かな世界』vs唯一の価値を強要す『?な世界』」となるわけだな。「?」の部分は、それぞれが本を読んで思考してもらえばよくて、「豊か」に対して「貧相」(もちろん物質的なことではなく精神的に貧相という意味)でもいいのだが、ワタシは敢えて「つまらない」と言いたい。 「みんなちがっていてそれでいい」という寛容は豊かさに繋がる。もっとお気楽に言えば、それぞれの「人生のたのしさ」に繋がるのではないか。その「たのしさ」を知っている人は「みんな同じじゃないといけない」という「つまらなさ」も解っている。いやそれが「つまらない」と予感し確信している。だからこそ声をあげ「つまらない」を宿命的に背負っている「国家」を注視していて、「つまらない」に傾倒していく社会に「NO!!」と言うのだろう。やっぱり「たのしい」を強奪され「つまらない」を強要されたくはないからな。だから「国旗、国歌」しかりなのだ。「つまらない」を押し付けることに抗議する。たとえそれが自分に直接強要されたのではなく、「つまらない」を拒否し「たのしい」を奪われようとしている都立の教師のような人を助けようとする。それは、決して人のためだけではなく自分のためということも解っている。みんなが、楽しければ、己も「もっとたのしい」ことも知っているから……。 しかし、不思議なことに「国家」ではなく個であるのに「つまらない」を強要する人々もいるのだ。そういふ方たちは「一体なんなんだろう」と考えてしまう。まさか、「たのしい」が解らない自分の苛立ちや、「たのしい」を知っている人々に対する嫉妬で「つまらない」を押し付けてくるわけではないよな。 「我こそが国家」などと妄想を抱き、権力をもつことを喜びとするアベやイシハラのような者でなく、おなじ地平に立つだろう市民(庶民?)で「日本をでていけば〜」などと「つまらない」を強要してくる人々は、実は「たのしい」「つまらない」という感覚もないのかもしれない。弱ったなぁ。どう対応すればいいんだろう……。そこが悩むとこなのだ。 きっと「国旗、国歌の強要をすすめる」市民(庶民?)は「私は『たのしく』生活してますよ」なんて、コメントしてくるんだろうなぁ。と、一応牽制しておこう。もっと考えようね(笑)。 「「じゃあ、日本をでていけば〜」…といふ方のメンタリティ」などという記事を書いてしまった後味の悪さを自らフォローするつもりだったのに、結果的に追い打ちをかけてしまった気もしている。さらにそのうえ、肝心の「憲法九条」まで辿り着けなかった(爆)。ということで、いい本だったので「憲法九条を世界遺産に」(2)も書くことにしよう。また読んでね。よろしく哀愁。 |
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希望という名のあなたをたずねて−「希望の兆し」 by ミクロネシアの小さな島・ヤップより
こんばんわ〜、今回も駆け込み乗車でございます。 前回の投稿からもう1ヵ月近くになるのですねぇ。その間、ついにアカンボウが産まれ出ちゃうし、この「あんだー・だ・さん」にお集まりの方々におかれましては、わたくしも含めて、希望もへったくれもないような重苦しい雰囲気が漂います(と勝手に想像しておりますが)今日このごろ、みなさん、いかがお過ごしですか(笑) ...続きを見る |
Under the Sun -HOME... 2006/10/05 21:21 |
宮沢賢治が好きにはならなかったけれど―――『憲法九条を世界遺産に』
爆チュー問題の、ぴかりが好きだ。 ...続きを見る |
かめ? 2006/10/05 22:55 |
なんだあ、この水の色?
9月後半から一昨日まで、ほんとうによく雨が降った。 その量は思ったよりすごかったようで、自宅の前の土が今日になってもまだ乾ききらない。海の中では水温が1度くらい下がったし、透明度も低い。そして... ...続きを見る |
ミクロネシアの小さな島・ヤップより 2006/10/06 00:26 |
「利潤なき経済社会」における市場と競争
「近代経済システム」を支えている基礎は、私的所有権・市場原理・競争原理であろう。 ...続きを見る |
晴耕雨読 2006/10/06 15:19 |
やっぱり日本だった!
ただいま韓国は旧盆につき、連休モードに入らせていただきます。 ...続きを見る |
薫のハムニダ日記 2006/10/06 16:27 |
安倍晋三と「爆笑問題」太田光の落差
憲法9条というのは、国家というものを一つの生命体にたとえた場合、「日本という国家は、その機構の最深部分で、自ら免疫機構を解除しようと思う」、と語っているのと同じである。中沢新一は、憲法9条を世界遺産にと提唱するいわば根拠をこう説いている。つまり、日本という国家は中沢の言葉を借りれば尋常でないというわけだ。「爆笑問題」太田光との対談でこのあたりのことが縦横無尽に語られている。対談が学問的かそうでないかに関係なく、二人の対談を日常の生活にてらすとはわれわれ国民を強くひきつけ、言葉の一つひとつが響 ...続きを見る |
花・髪切と思考の浮游空間 2006/10/20 08:55 |
憲法九条を世界遺産に
同志の方々 憲法九条教と共通する主張を繰り広げていらっしゃる同志の方々をご紹介いたします。(注)彼らがこちらを同志と考えているとは限りません。 理論というよりも、信じる者は救われるという信念に基づく立論を中心とされておられる点で、わが九条教と相通じる啓蒙.. ...続きを見る |
憲法九条教 2006/11/29 10:10 |
自公政権打倒のために
《案内》『自公政権打倒のための勉強会』 ■ 日時 2007年1月28日(日)午後1: 30分〜4: 00 ■ 場所 愛知県豊橋市東部地区市民・飯村分館 ■ テーマ ‘今年は選挙の年・争点を考える’ ( ...続きを見る |
自公政権打倒のために集まろう 2007/01/17 11:09 |
| 内 容 | ニックネーム/日時 |
|---|---|
おぉ、なんと!! |
gegenga 2006/10/05 13:27 |
こんにちは。いろいろ「勉強」になります。発信者の皆さんに感謝します。 |
ダメオヤジ 2006/10/05 15:05 |
dr.stoneflyさん、こんにちは。 |
愚樵 2006/10/05 15:34 |
例えば右が国旗国歌を強要してくるように左は感じます。現象としては国旗国歌に敬意を表するかどうかという単純なことですので、右の体系の奥にあるものが見えなければ、それは単に強要されたとしか映りません。逆に右から左を見れば、右には左の体系の奥が見えていないから、単に拒否するだけと映る。そして各々の体系の内部(共同体)では、プラスのディスコミュニケーションはちゃんと機能しているのです。 |
愚樵 2006/10/05 15:35 |
gegengaさん、いらっしゃい。 |
dr.stonefly 2006/10/05 20:57 |
ダメオヤジさん、うーん痛いとこをつかれた。そく襲われる実生活の「つまらない」とこに目をつぶって、なんとなく抽象的な「国家」を責めていることは否定できません。町内会、PTAそして学童保育所でさえ「つまらない」現実に我慢してます。いいですか、「初さん」のコメントに対して「しんどいから応えない」と言ったこのワタシの心理。これがまさに一番身近な「しんどさ」から逃げているのと同じものです。わかってます。 |
dr.stonefly 2006/10/05 21:11 |
愚樵さん、コメントありがとうございます。 |
dr.stonefly 2006/10/05 21:31 |
おはようございます。 |
ダメオヤジ 2006/10/06 05:46 |
こんにちは、 |
una 2006/10/06 13:35 |
ダメオヤジさん、おはようございます。 |
dr.stonefly 2006/10/07 06:04 |
unaさん、再来訪ありがとう。 |
dr.stonefly 2006/10/07 06:18 |
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