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だいたい、どこまで横湯さんの言葉でどこからが「戯れ言」なのか分からん、というクレームがでそうだが、ワタシのなかに入った横湯さんの言葉が消化されたり未消化だったりして吐き出されるので、もうどこまでが横湯さんの言葉なのか、それともワタシが咀嚼したり噛まずに飲み込んだ言葉なのか、ワタシにも分からない。実際ほとんど「戯れ言」になってしまい横湯さんの言いたかったことから離れているかもしれない。申し訳ない。と言うお断りを入れて、続きを吐き続けよう。 横湯さんは2つのイジメの具体例をささやいた。 その一つは自殺まで考えた被害者、中3のA君の話である。 〔A君の場合〕 A君は数人のイジメグループにイジメられていたが、給食にプリンがでる日は酷いという。給食後にプリンの空いた容器をもってトイレへ連れていかれ、それに小便を入れさせ「飲ませる」という。拒否すると徹底的に殴られる。これがずっと続くのだが、やがてエスカレートし小便を飲まさせるだけでなく、大便器のなかに顔を沈められるようになった。ここでも《孤立化》《無力化》《透明化》のプロセスが踏まれていた。 教師は「お宅のお子さんが『弱い」のでだめ」と言い、父親は「男だからもっと強く……」と言ったらしい。 追いつめられたA君は自殺しようとした。給食にプリンがでる日を待って自殺しようとした。でも自殺をしなかった。 A君は「こいつらのために自殺をしたら『負け』だ」と思ったという。現実には自分との闘いだったのだろう。 まったく、怒りにはらわたが煮えくり返るような実際の話だ。イジメの域を超えて「殺意」を感じられる。《孤立化》《透明化》し周囲からなんの助けもなく、ここまで尊厳も踏みにじられれば、A君が「生きていても仕方が無い」と思っても仕方ないのではないか。これでA君が「自殺」していても誰が何かを言えよう。誰が「本人にも悪いとこがある」なんて言えるのか!! さらには「頑張らなくていい」とか「逃げればいい」という呼びかけも全てが「無力化」する気さえする。 (1)で述べた大人に言う(チクる)のは卑怯という洗脳と《透明化》によって、実際どのようにイジメられているかは周囲には分からなかったのだろうか? 《透明化》される、という心理を知り、意識して見る事が教師には求められるだろうが、「お宅のお子さんが『弱い」のでだめ」というようなレベルではお話にならないな。被害者を責めてどうする。父親の科白さえイジメに加担していると言えるだろう。他人のことばかり言ってられない、ワタシ自身も下手するとイジメに加担しているかもしれないと反省する。 《透明化》に関しては最近の自殺の例をみていると、学校、教師が自らいじめを隠匿して意識して《透明化》に加担しているように思える。意識してでも《透明化》したい心理は、やがて無意識の《透明化》に変化するのだろう。 結局A君は、給食にプリンの出る日に自殺することを決意する。これが復讐の心理だな。このケースを聞いてもやはり「自殺をしても復讐はできない」と確信する。A君が自殺したとこで、おそらくこの殺意に満ちたイジメグループは、何もなかったように次の《標的》を探し、同じ事を繰り返すだろう。 ところが、後になってA君は横湯さんに話した。 「便器の中に顔を押さえつけられながら考えていたこと、『こいつらのために自殺をしたら『負け』だ」と。 講演では、A君のプリンが出る日に「自殺をする」から「自殺をしたら負けだ」に変わった「きっかけ」は話されなかった(横湯さんは、ささやいたが、聞こえなかったのかもしれない)。そこが、知りたいとこではある。が、すべてに理由を求めてどうなるものでもない。A君にとって何かきっかけがあったとして、それはA君の「きっかけ」であって他に当てはまるとは限らない。 それこそ、ワタシたちのような周囲にとって、それを思索することが課題なのかもしれない。 (第41回学童全国研究集会,名古屋・横湯園子基調講演/10月28日)より 「横湯園子はささやいた」(1)…いじめのレシピといじめへの加担 「横湯園子はささやいた」(2)…いじめの実際・便器に顔づけ 「横湯園子はささやいた」(3)…いじめの実際・教師の一言 |
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数日前に「自分探しと自己実現を嫌悪する」という記事を書いた(この日はエントリが2つあり、同記事は下の方)。この記事に対して、何人もの方からご意見を戴いた。中には、「異論」を述べてくださった方もあり、その異論がまたまた私を考え込ませた。私は賛成意見を戴くのと同じぐらい、異論も大歓迎である。むろんヒトを馬鹿にしたような口調で「わかってないんだよ、てめぇは。○○に決まってるだろ」的に決めつけるコメントや、単なる揚げ足取りなどは不愉快だが、「こんな考え方も出来るのではないか」「この部分は納得できな ...続きを見る |
華氏451度 2006/10/31 23:19 |
“広島の恥”が市長選出馬表明
自民党の柏村武昭参議院議員が広島市長選挙に出馬する意向を明らかにしました。 ...続きを見る |
薫のハムニダ日記 2006/11/01 22:49 |
通常兵器と核兵器の区別と関連ー中川昭一・麻生太郎自民党衆院議員を罷免せよー
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未来を信じ、未来に生きる。 2006/11/07 14:41 |
| 内 容 | ニックネーム/日時 |
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おはようございます.この(1)と(2)の二つの記事ともとても考えさせられる記事です.一番いえることは「一人で立ち向かわせないこと」だと思うのですね.でも透明化現象や被害者の隠蔽などで見過ごしてしまう,それをいかに発見するか,難しいのは確かです. |
アルバイシンの丘 2006/10/31 10:29 |
こんばんは、コメントありがとうございます。 |
dr.stonefly 2006/10/31 17:06 |
当記事を読んでいて、フランクルの『夜と霧』を思い出しました。この本も読むのが大変辛いものですが、それでも「これは狂気が支配していた時代のこと」と逃げをうてますが、平和なはずの今の日本でこのようなことが起こっているとは! |
愚樵 2006/10/31 20:08 |
ではどうすれば「絶対的な強さ」を獲得できるのか。 |
愚樵 2006/10/31 20:19 |
なるほど、本当に自殺を踏みとどませるのは、確かに「絶対的な強さ」があると思います。それが「周囲からの愛」によるもので、特にそこに至るまでの親の力が大きかもしれません。 |
dr.stonefly 2006/11/01 08:40 |
「絶対的な強さ」に行き着く愛情の蓄積のことですが、多分そうなのでしょう・・でも、”ウチは、愛情たっぷりだから大丈夫”と、自信を持って言える親がどれ程居るかしら・・ |
una 2006/11/01 14:03 |
ぷらさんの「強さ」。彼女のケースを見ると私の意見はおかしいように見えますね。 |
愚樵 2006/11/02 05:20 |
unaさん、コメントありがとう。 |
dr.stonefly 2006/11/02 11:57 |
愚樵さん、そうそう、愚樵さんの記事と華氏さんの記事は話題が別なのに妙にリンクしているように感じました。実はまだそれぞれの記事を読みなおして考えているのです。華氏さんにしても幼少期から「ただ存在するだけ」とは思ってなかったでしょう。このイジメ問題のように小学生のころの「自己実現」以前の「自己形成期」を思索するうえで、お二方のエントリーは、なにかしらリンクしているよなぁ、と考えながら記事を書いてました。 |
dr.stonefly 2006/11/02 11:57 |
usaさんへ追記 |
dr.stonefly 2006/11/02 12:55 |
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