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zoom RSS 「保育園民営化の実態」(2)…ややこしいから事前説明は無しだ!?

<<   作成日時 : 2006/09/20 09:15   >>

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 拙ブログ9/9の記事「 『保育園民営化の実態』…これは酷い、やはり利権か?」で、お子さんが通われる保育園が民営化されるsaraさんのコメントを紹介させて頂いた。続報がコメントとして届いたので、また引用させていただき新しい記事を書くことにする。

saraさんのコメント

 本日富山県射水市東部保育園民営化引受法人決定後の保護者参加の「初」の説明会があった。もっとも引き受け法人の選考にあたり、保護者があつまってニーズをまとめた会議は一度も開催なしである。
 引受法人は特別保育(病後児、延長、2ヶ月から保育、休日)のうち保護者のニーズ一番の病後児保育なしの法人。しかし、他の2法人は特別保育全て満たしていたという。不思議である。しかも市長に推薦する前の最後の会合時に
「話がごちゃごちゃになるから保護会開催での最終確認はやめろ」と市からいわれていた。そして、他法人名・選考基準議事録・選考委員名・具体的な選考基準に照らし合わせた表などは一切公表せず。昨年夏に民営化が必要だとの説明も民営化が議会で決議後はじめて保護者にしらされた。そして今回も9月15日に決議後今回の説明会開催。市のやり方に会場では保護者からの怒りが絶えなかった。さらに時間が遅くなると質疑応答は後日書面で提出ということに。
 法人決定後は市から法人へ保護者の意見をもとに指導するというが、これまで民営化にむけて保護者のニーズを集約もせず意見をきく体制の整っていない市が今後保護者の意見を聞き指導していく資格があるのか。
他の市町村の民営化も今回の射水市のように情報が非公開だらけで後手に保護者からの苦情批判を謝罪もせず言い訳を並べているのであろうか。不思議である。私たちには他にとる方法はあるのだろうか。


 前の記事では、利権か?云々と書いたが、今回のコメントでもそこまではわからない。というよりも、「情報が提出されない」のでどんな判断もされない、というのが現実のようだ。その根本の態度が「話がごちゃごちゃになるから保護会開催での最終確認はやめろ」ということなのだろう。この科白が本当ならば、怒って当然、民営化依然にその体質自体をとことん追及すべきだと思う。多くの自治体でも、この科白は本音としてあるのだろが、それでも「とりあえずであっても事前説明会」を行っているようだ。当然である。いくら平行線になろうとも、ここから始まるのではないか? もっともワタシは「そこから」でも遅いと思っていて、自分に火の粉が降り掛かってない保育園の親も、決して対岸の火事ではないのだ。さらには個々の保育園の問題ではなく、社会で子どもを育てる「大人の責任」と繰り返し言いたい。さらには、今、民営化で怒りをあらわにされている方の中にも、マスコミにのせられ「無思考」にコイズミを支持した人はいないのだろうか? という疑問さえある。アベもコイズミ路線をさらに押し進めようとしていることを言っておこう。
 もしかしたらsaraさんの保育園でも「火の粉が降り掛かってから」怒りが噴出したのかもしれないが、もし仮にそうであっても、ワタシはそれを非難したりしない。気がついたものが手を取りあっていかなければ、と思っている。ワタシたちに必要なのは「分断」ではなく「団結」なのだ。(偉そうにすみません。偉そうにと思ってるぐらいなら書くなよ、と言われそうだが、やっぱり「連帯」「団結」しなければ大きな運動にならないと、思うので書きます)

 saraさんのコメントに戻る。
 コメントからでは細かな状況が分からないうえに、ワタシはアドバイザーでも専門家でもないので、個人的な(でも真剣な)「戯れ言」と思って聞いていただければと思う。
 ワタシがsaraさんの保育園の親であれば、行政側に集められた親の集まりではなく、能動的な「親の会」で多くのことを確認し、行動しなければならないと感じる。(恐らく、もうされているだろうから、ワタシがその親の会に参加していたらの発言として受け取っていただければ……)
 全てが「子どもにとって」と「親にとって」良い保育園をめざすことを前提として考える、ことを確認した上において、
 「まず、保育園民営化そのもの関しての親の意見の確認」
 「今回の行政の態度が決して一般的ではないことの確認、と、何が問題なのかの確認」
 「そんな行政に対し何を求めていくのか」
 「民営化が決定した今から何ができるのか、撤回が可能か、民営化を許容するのであれば「何」が問題なのかの確認」
 「全国の民営化された保育園の情報収集と共有、親の意見の確認」
 「運動の展開の方法と可能性」……

 などと、書いてみたが、実際に運動を展開されているHP・ブログの方がずっと参考になると思うのでやめておく。
 ただ、一点だけ、
 親の希望である「特別保育(病後児、延長、2ヶ月から保育、休日)」を全て実施できるまたは、今回決定した(?)園のように3項目については実施できる「保育園」というはsaraさんの自治区では普通なのだろうか? 今迄の公立園では実施されていたのだろうか? ワタシの住む名古屋では、それらの「特別保育」を勝ち取るために何年もかかり、いまだに「勝ち取った」と言える状況にはほど遠い。つまり、それほどコストが掛かり「公」でもニーズに合う迄引き上げるのが困難なのだ(別に行政の言い訳を真に受けているわけではない)。それをコストを押さえるための「民営化」で、できるのだろうか?という疑問である(ワタシが無知なだけかもしれないが……)。ワタシは「病後児、延長、2ヶ月から保育、休日」なんか全てできる「民間園」を知っているが、ビルの一室でおこない、ちょくちょく子どもが死ぬ○○っ○園という奴だ。……「特別保育」の名目だけではなく、その「保育の質」をしっかり確認する必要があるのではないだろうか?
 
 既にこのブログでも何度も言っているのだが、ワタシの子どもは今春、「社会福祉法人」運営の保育園を卒園している。つまりワタシの子ども自身は「民営化」とは「直接」関係ないといえる。しかし、在園中に直に聞いた、名古屋市立「則武保育園」の親の怒りと哀しみの叫びは耳から離れず、子どものことを考えない「行政のやり方」に許せないものを感じたから、ブログ(しかも弱小ブログ)という、どれだけ力があるかわからない媒体でも、やはり訴えたいと思っている。またそれが「大人の責任」とも感じている。
 ところがである、これまた何度も言っているのだが、記事を「肌感覚」で書いているワタシにとって、自分で訴えていることが「正しい」のかどうか分からない。さらに書きながら迷いが生じたり、分からなくなってしまったりすることが多々有る。保育園民営化の問題においても「現実に現場で闘っておられる親のみなさん」からすると、違和感を感じたり、「所詮は机上の訴え」と感じられる方も多いかもしれない。このさい謝っておこう。申し訳有りません。そうした場合は、コメント頂けたら幸いです。
 子どもが直接関係なくなった親でも、関心をもっていること、また声援を送っている者もいる程度で捉えてくれればと思う。それでも、saraさんのような呼びかけや、静岡県函南町立東部保育園 父母の会会長さんの「講演者を探しています」のような掲示には、できるだけ応えていきたいと思っているし、こんなブログでも利用していただけるのは大変、嬉しく思っている。

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