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「認定こども園」など幼保一元化の法制化にともない、その規制が変わってくる。そもそも幼稚園は文部科学省の、保育園は厚生労働省の管轄にあり目的も違うため、規制がちがうのだ。しかし、幼保一元化の総合園では幼保のうち甘い基準に合わせる規制緩和の方向に向かう事になる。これまでの規制で保育園の調理室は「児童福祉施設最低基準」として設置が義務づけられていた。そこには「栄養管理」であったり、「食育」であったり、また「アレルギーの対応食」であったりを子どもの健全な育ちのためにするという理由がある。これが規制緩和によって「給食室設置の義務がなくなる」ときいている。 そもそも幼保一元化は、私企業へ保育を売る伏線で、この規制緩和は保育園運営をする私企業に対する、経費負担を押さえ利潤追求を計るための配慮である、と聞く。つまり給食を作るための人件費をなくし、「外部業務依託」で経費節減ということになる。 ちょっと前になるが保育情勢の勉強会の「子どもの側に子どものための給食室を」という分科会で、「実際に幼稚園に配食しいてる仕出し屋の従業員Aさん」から給食外部委託についての告発があった。その時のメモがでてきたのでupしときます。 Aさんの告発から職場の会話が想像される。 社 長「わてが市内某有名幼稚園に給食を運んでいる仕出し屋の社長だす。いわゆる給食の外部搬入事業社ってやつで、今後、幼保の『総合施設化』にともない忙しくなりまっせ。さあみんなさぼってないで、せっせと某有名幼稚園むけの配給弁当つくりや〜」 Aさん「社長、この給食、栄養のバランスが考えられていませんね」 社 長「そんなもん要求されてへんで、しかもうちは仕出し屋やねん。栄養のバランスより味の濃さと見た目で勝負やねん」 Aさん「社長!この具材、他の弁当で余った残り物つかうんですか?」 社 長「あのなー、時代はエコでリサイクルを求めとんねん。残り物使ってなにが悪いねん。しかも経済的やろ」 Aさん「他の材料も腐りかけの安いもの仕入れてますね」 社 長「アホか、食いもんは腐りかけが一番旨いねん。しかも今日は腐ってないやろ、明日はわからへんけどな…」 Aさん「しかし、このキュウリの水切りネット、これ社長と奥さんの『下着』洗ってたやつのお古じゃないですか?」 社 長「グワハハハハハ、まあ、いわゆる『隠し味』てやつやね。これぞまさしく当店の『秘伝の味』ってやつでっか、ガハハハハ」 Aさん「…お閑をいただきます」 (文中「Aさん」のセリフが告発の内容。「社長」のセリフはdr.stoneflyの幻聴である。※関西弁に意味はありません。本当すみません) どちらにしても、幼保一元化→「認定こども園」→給食室撤廃→給食外部事業化→開けてビックリ弁当箱の図式だ。 もちろん、全てがこんな会社だとはいわない。しかし、節約を運命的に背負わされている認定こども園は、人件費の節約である外部発注の弁当にさえ経費を掛けない事が予想される。これが私企業に売り渡された総合園ならなおのことがだ。利潤追求が私企業の命題なのだから。引き受けた仕出し屋も私企業であり利潤追及しなければならない。Aさんの告発による仕出し屋はひどいと思うが、経費節減を目的とする総合園との契約仕事であれば、まあ似たり寄ったりかなとも想像できる。 幼保一元化は進行してます。 幼保一元化「認定こども園」の法案が提出され http://www.gks.co.jp/2006/gov/data/06030301.html 全国保育団体連絡会から声明が出された http://www.hoiku-zenhoren.org/kenkai/20060313.html |
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